コールセンターの電話対応に課題を感じていませんか?課題解決のカギを握るのが、CTIシステムです。CTIシステムを導入することで、業務の自動化や効率化、コスト削減、従業員や顧客の満足度向上、テレワーク対応などさまざまなメリットが期待できます。
しかし、CTIシステムはサービスによって機能や特長、料金体系が同じではありません。自社に最適なシステムを選ぶには、目的にあわせて比較検討する必要があります。
そこで本記事では、CTIシステムを選ぶ際の比較ポイントや、インバウンド・アウトバウンド・両用型のタイプ別のおすすめシステムを紹介します。加えて、導入時の注意点や、導入事例もまとめました。
電話対応の効率化や顧客満足度の向上を目指す方は、ぜひ最後までご一読ください。
CTIシステムの導入をお考えの方におすすめなのが、コミュニケーションプラットフォームのカイクラです。もともと、CTIシステムとして生まれたカイクラですが、今ではSMS連携や通話録音、音声テキスト化など多岐にわたる機能を搭載しており、電話対応の効率化に貢献します。カイクラの詳細は、お気軽に以下よりご確認ください。
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CTIシステムとは?基本機能を紹介
CTI(Computer Telephony Integration)システムとは、コンピューターと電話の機能を統合させる技術、またはその技術を使ったシステムのことです。
CTIシステムには以下のような基本機能が備わっています。
- 着信時に顧客情報と過去の通話履歴を画面に表示する(=ポップアップ表示)
- 通話内容を録音する(=通話録音)
- 電話を自動でオペレーターへ振り分ける(=着信振り分け)
これらの機能を導入することで、以下のような効果があります。
業務の効率化はもちろんのこと、顧客満足度の向上にもつながるので、電話対応業務が必要なすべての企業に必須のツールです。
CTIシステムにはどのような機能があるのか詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
CTIシステムを導入する5つのメリット
CTIシステムは非常に便利なシステムですが、導入するとどのようなメリットがあるでしょうか?
具体的なメリットとして以下の5つがあげられます。
- 業務の効率化を図れる
- コストを削減できる
- 従業員満足度アップが期待できる
- 顧客満足度アップが期待できる
- テレワークに対応できる
それぞれ詳しく説明します。
【メリット1】業務の効率化を図れる
CTIを導入すると、顧客情報がわかりやすくなるので対応にかかる時間が削減され効率化につながります。
たとえば以下の機能が業務効率化につながります。
- ポップアップ機能⇒着信時に誰からの電話かわかるので担当者が出られ、取り次ぎの手間がなくなる
- 顧客履歴⇒これまでのやり取りがわかるから毎回同じことを聞かなくてよくなり、電話の時間を短縮できる
とくにポップアップ機能は「顧客から名前や電話番号を確認する」「顧客情報を探す」といった手間が省け、電話業務の効率化に貢献します。
実際に、CTIシステムを搭載している「カイクラ」を導入する企業様からは、以下のような声が届きました。
「メモ機能によって、部署内の人数が多くても情報共有できる部分がとても便利だと感じます。
例えば、私が最初の電話を取ったお客様で、その後に他の社員が対応してくれた場合、通常であればその社員からの報告がないと対応済みかどうかは把握できませんよね。しかし、『カイクラ』があれば対応した電話の履歴がみられるので、案件の進捗状況がすぐに把握できます。
社員間の情報の行き違いでお客様に何度も電話してしまうミスが減って、部署の誰が電話を取っても対応できるようになりました。時間のロスが減り、仕事の効率が上がったと感じています」
引用:カイクラ事例
以下の記事では、CTIシステムを導入するとできることを紹介しています。興味のある方はぜひご一読ください。
【メリット2】コストを削減できる
CTIシステムを導入すると電話対応にかかる工数が削減できるため、残業代を削減できます。加えて、電話対応の人員を減らして人件費を削減できるケースもあります。
コールセンターなどの電話対応を専門とする部署であれば、大幅なコストカットが可能です。
また、電話対応を専門とする部署ではなかったとしても、電話対応の効率が向上することで他のコア業務に集中してもらえるメリットがあります。
【メリット3】従業員満足度アップが期待できる
CTIシステムの中には、以下のような機能があるため電話に対応しやすくなります。
- 受電時に顧客情報が表示される
- 過去の応対時のやりとりがわかる
- タグ付けでクレーム対応中の顧客なのか判別可能
電話対応の難しいところは、電話に出るまで誰からかかってきているかわからず、出てから適切な対応を考えないといけない点です。
CTIシステムを導入すれば、着信と同時に顧客情報がポップアップで表示されるため「誰からかかってきているかわからない課題」を解決できます。その結果、従業員が対応しやすくなり、従業員満足度のアップにつながります。
【メリット4】顧客満足度アップが期待できる
CTIシステムを活用することで以下のような対応ができるようになり、顧客満足度のアップも期待できます。
- 電話を取って一言目に「〇〇様いつもご利用ありがとうございます。」と伝えられる
- 事前に担当者が誰なのか確認できるため、非担当者から担当者へ引き継ぐ工程を削減できる
- 過去のやりとりを受電時に確認できるため、顧客を待たせず電話対応できる
些細なことに感じられるかもしれませんが、顧客一人ひとりにあわせた対応やスムーズな対応は、顧客から良い印象をもってもらいやすくなります。
【メリット5】テレワークに対応できる
CTIシステムの中には、クラウドPBXを利用してテレワークに対応しているものもあります。
2020年以降、急速にテレワークの導入が増えましたが、電話への対応を理由に導入できない企業や部署もあります。会社にかかってくる電話対応が自宅からではできなければ、出社しなければなりません。
CTIシステムとクラウドPBXなどを組み合わせることで、会社にかかってきた電話を指定の電話へ転送できるため、自宅でも顧客からの電話を受け取ることが可能です。そのため、自宅でも会社と同じようにシステムが利用でき、電話対応が必要な従業員のテレワークを推進できます。
CTIシステムを選ぶ際の比較ポイント4つ
CTIシステムにはさまざまな種類があり、サービスによって機能やコストも大きく異なります。そのため、「種類が多すぎてどんなCTIシステムを選べば良いかわからない」と悩む方も少なくありません。
CTIシステムを選ぶときに比較すべきポイントは以下の4点です。
- 利用目的で選ぶ(インバウンド・アウトバウンド)
- システムの種類で選ぶ(クラウド・オンプレミス)
- 料金形態で選ぶ
- 業務効率を上げる追加機能で選ぶ
1つずつ詳しくみていきましょう。
【ポイント1】利用目的で選ぶ(インバウンド・アウトバウンド)
CTIシステムは「インバウンド型」と「アウトバウンド型」に分けられます。CTIシステムを選ぶ際には、まず自社の業務形態がインバウンド型なのかアウトバウンド型なのかを明確にしましょう。
インバウンドとアウトバウンドで、求められる対応や強みになる機能の具体例を表にまとめました。
インバウンド(コールセンターなど) | アウトバウンド(電話営業など) | |
求められる対応 |
|
|
強みになる機能の具体例 |
|
|
まずは自社にとって「どんな機能が必要なのか」「どんな効果を得たいのか」などの、導入目的を明確にすることが大切なポイントです。
【ポイント2】システムの種類で選ぶ(クラウド・オンプレミス)
CTIシステムの提供形態は「クラウド型」と「オンプレミス型」に分けられます。両者は主に費用や導入期間などのコストの観点で大きく異なります。
それぞれのメリット・デメリットを表にまとめたので、違いを詳しくみていきましょう。
オンプレミス | クラウド | |
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
クラウド型とオンプレミス型では費用面、時間面ともに導入コストが大きく異なります。あらかじめ自社のリソースや予算、実装したい機能などを明確にしておくのがおすすめです。
【ポイント3】料金形態で選ぶ
料金形態はクラウド型かオンプレミス型かによって異なります。月額数千円から利用可能なシステムもあれば、初期費用で数十万円かかる場合もあります。システムごとに料金形態が大きく異なるので、事前確認は欠かせません。
クラウド型の場合、基本的に初期費用 + 月額費用(1席あたり)の料金がかかります。サービスによっては初期費用がかからないケースもあり、月額費用も数千円〜十数万円と幅があります。手頃な価格で利用できるため、中小企業で導入されているケースが多いです。
オンプレミス型の場合、初期費用 + 保守費用がかかります。初期費用は小規模のものでも数十万円〜数百万円と高額です。また、オンプレミス型は買い切りのため月額費用はかかりませんが、年間で初期費用の5%〜20%ほどの保守費用がかかります。全体的に高額となるため、大手企業などで導入される傾向にあります。
クラウド型とオンプレミス型どちらにも共通して言えるのは、導入する席数や連携機能によって料金が大幅に変動するということ。利用前に必ず各サービスへ見積り依頼をしましょう。
クラウド型システムの導入をお考えの方は、以下からお問い合わせください。
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【ポイント4】業務効率を上げる追加機能で選ぶ
「自社にとって必要な追加機能があるかどうか」も大切なポイントです。CTIシステムはサービスによって追加機能が異なるので、自社の課題や悩みを解決するための追加機能を選びましょう。
たとえば「カイクラ」には、以下の追加機能があります。
機能 | メリット |
---|---|
レポート・分析 | 曜日・時間帯別の電話料をグラフで確認でき、発信や着信の多いベスト10がわかる |
スマホアプリ | スマートフォンで外出先からオフィスの着信履歴を確認できる スマートフォンの電話帳に顧客情報が入っていなくても、カイクラの顧客情報を使って発信が可能 |
システム連携 | ご利用中の顧客管理システム(CTM・SFA・名刺管理システム)と連携可能 ワンクリックで連携先のシステム画面を開ける |
追加機能によって、期待できる効果は下記のとおりです。
CTIシステムを使うことで会社全体の業務効率が上がるのはもちろん、質の高い顧客体験を提供し、利益最大化を図ることも可能です。
おすすめのCTIシステム16選をタイプ別に紹介
ここからは、これまでの内容を踏まえたうえでおすすめCTIシステムを以下のタイプ別に紹介します。
- インバウンド型
- アウトバウンド型
- 両用型
それぞれ詳しく紹介します。
おすすめのCTIシステム|インバウンド型比較8選
ここでは、インバウンド型のおすすめを8つ紹介します。
- 顧客管理システム『カイクラ』
- コールセンターサービス『Zendesk』
- コールセンターシステム『TramOneCloud ACCS』
- コールセンターシステム『BIZTEL コールセンター』
- コールセンターシステム『MediaCalls』
- テレアポ管理システム『コールセンターシステムSakura』SakuraCTIプラン
- クラウド型PBX/CTIサービス『COLLABOS PHONE』
- クラウドCTIサービス『TIS CTI Cloud』
それぞれ、みていきましょう。
1.顧客管理システム『カイクラ』
カイクラは、CTIシステムの機能を搭載したコミュニケーションプラットフォームです。
もともとはCTIシステムとして生まれたカイクラですが、今ではSMS連絡・通話録音・音声テキスト化など多岐にわたる機能を搭載しています。通話録音だけではなく、電話業務の品質向上や効率化につながる機能も搭載しています。
たとえば、着信時に顧客情報を表示し、顧客に合わせた電話対応を実現可能です。
顧客情報には、過去の電話やメール、SMS、LINEなどの履歴も含まれるため、とくにやり取りが多いお客様の電話対応効率が上がります。また、担当者が不在でも、着信時にこれまでの履歴を確認しながらスムーズな対応ができるようになります。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド | スタンダード (1ライセンス=1拠点) |
199,100円〜 ※人数に限らず、1拠点(店舗)あたり |
34,100円〜 ※人数に限らず、1拠点(店舗)あたり |
詳しい機能や導入事例は以下よりご確認いただけます。
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2.コールセンターサービス『Zendesk』
Zendeskは、ニーズにあわせてカスタマイズできるサービスです。1,200種類以上のアプリと連携ができることも特徴です。
AIが搭載されており、たとえばチャット上でのAIの自動対応や、AIによる電話の予測やレポートの作成に対応しています。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド | Suite Team | – | $55 ※各1ライセンスあたり |
3.コールセンターシステム『TramOneCloud ACCS』
TramOneCloud ACCSは、クラウドとオンプレミスが選べるシステムです。AWSをプラットフォームに採用し、在宅勤務のスタッフや他拠点のコールセンター業務をスムーズにします。
コールセンター業務に必要なCTI機能をはじめ、IVR(自動音声対応)やACD(自動振り分け)を搭載しています。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド/オンプレミス | – | – | 1オペレーターライセンス¥12,000/月 1SVライセンス¥18,000/月 AWS利用料¥20,000/月 |
4.コールセンターシステム『BIZTEL コールセンター』
BIZTEL コールセンターは、本格的なコールセンターをスピーディーに構築できます。オペレーターの在宅勤務にも対応可能です。
各種CRM(顧客関係管理)・SFA(営業支援システム)・MA(マーケティング自動化)と連携でき、顧客情報の一元管理と業務効率化を実現します。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド/オンプレミス | 座席課金 | 50,000円/席 | 15,000円/席 |
5.コールセンターシステム『MediaCalls』
MediaCallsは、コールセンターの業務効率化を低価格で実現させるシステムです。大手企業から中小ベンチャーなど、業種業界を問わず利用されています。
IP-PBX・CTI・ACD・レポート・通話録音といった機能を標準搭載していることに加え、オペレーターごとに対応可能なスキルを登録することで、顧客が求めるスキルをもつオペレーターに直接つなげる「スキルルーティング」といった機能が搭載されていることが特徴です。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド | – | – | 50,000円/サーバーライセンス 1,500円/ライセンス |
6.テレアポ管理システム『コールセンターシステムSakura』SakuraCTIプラン
コールセンターシステムSakuraのSakuraCTIプランは、クラウド型テレアポ管理システムのインバウンド特化プランです。基本的なCTI機能は標準搭載されており、必要に応じてシステムを拡張できます。
最短1週間から、1席2,500円で手軽に導入できるので、まずは試してみたい企業におすすめです。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド | SakuraCTI | 50,000円 | 2,500円/内線 |
7.クラウド型PBX/CTIサービス『COLLABOS PHONE』
COLLABOS PHONEは、シンプルなUIで管理者からオペレーターまでが使いやすいデザイン設計が特徴のシステムです。コールセンターで必要な機能は標準搭載されています。
トークスクリプトや通話録音、リアルタイムで通話音声を確認する通話モニタリング機能などをオールインワンで提供しています。導入に際してはExcelファイルに必要情報を記載するだけで最短3週間での運用が可能です。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド | – | 200,000円 | 4,800円/ch |
8.クラウドCTIサービス『TIS CTI Cloud』
TIS CTI Cloudは、オフィスの電話を進化させるクラウド型CTIです。電話対応業務に必要なACD(自動振り分け)、IVR(自動音声対応)、通話録音といったCTI機能をオールインワンで備えています。
場所や電話設備を自由に選択できるので、携帯電話でシステムを利用するなどの自由度が高いことも特徴です。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド | – | 500,000円~ ※1テナントごと |
6,000円 ※各1ライセンスあたり |
おすすめのCTIシステム|アウトバウンド型比較4選
ここでは、アウトバウンド型のおすすめを4つ紹介します。
- コールセンターシステム『UNIVOICE BCCS』
- コールセンターシステム『MiiTel』
- テレアポ管理システム『コールセンターシステムSakura』Sakuraアウトバウンドプラン
- CTIシステム『INNOVERA』
それぞれ、詳しくみていきましょう。
1.コールセンターシステム『UNIVOICE BCCS』
UNIVOICE BCCSは、通話品質が高いbrekekeをベースとしたCTIシステムです。独自のCRM機能を搭載しており、顧客情報やトークスクリプトをポップアップ表示しながら電話ができます。
また、プログレッシブ発信(オペレータ数に応じた自動架電)や、プレディクティブ発信など、アウトバウンドに必要な機能がそろっています。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド/オンプレミス | – | – | 1オペレーターライセンス¥15,000/月 1SVライセンス¥18,000/月 |
2.コールセンターシステム『MiiTel』
MiiTelは、電話対応を「トーク解析AI」が採点してくれるCTIシステムです。トーク改善により、アポ率や成約率、顧客満足度の向上に貢献します。
加えて、会話速度やラリー回数を元にスコアを算出する「スコアリング」や「定量評価」といった教育・セルフコーチング機能も備えています。会話の品質がデータとして可視化されるため、改善点を洗い出しやすい点が強みです。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド | – | 0円 | 5,980円/ID |
3.テレアポ管理システム『コールセンターシステムSakura』Sakuraアウトバウンドプラン
コールセンターシステムSakuraのSakuraアウトバウンドプランは、操作が簡単で使いやすいのが特徴です。クラウド型のため、利用状況にあわせて導入席数の増減が可能です。
テレアポリストを一元管理できるため、コール数アップやオペレーターのスキル向上、適切なKPI設定と効果的なマネジメントなどの効果が期待できます。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド | Sakuraアウトバウンド | 300,000円 | 5,000円/内線 |
4.CTIシステム『INNOVERA』
INNOVERAは、場所を問わず固定電話の機能がスマートフォンやPCで電話を利用できるシステムです。転送・保留・グループ着信はもちろん、ワンクリックコール機能や、不在時に自動で次のリストへ架電するオートコール機能が充実しています。
独自のIP電話回線「IP-Line」を取り入れているので、工事や機器等の設置、そして電話番号の変更などが必要ありません。在宅勤務や外出中の場合にも、転送サービスを使わずに代表電話に対応できます。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド | – | – | 要問い合わせ |
おすすめのCTIシステム|両用型比較4選
ここでは、両用型のおすすめを4つ紹介します。
- コールセンターシステム『CT-e1/SaaS』
- コールセンターシステム『AmeyoJ』
- コールセンターシステム『BlueBean365』
- ブラウザ電話システム『CallConnect』
それぞれ、詳しくみていきましょう。
1.コールセンターシステム『CT-e1/SaaS』
CT-e1/SaaSは、コールセンター向けのクラウド型のCTIシステムです。数席の小規模電話窓口から100席以上の大規模コールセンターまで、あらゆるニーズに対応しています。
基本のCTI機能をはじめ、音声認識や会話解析、CRMをはじめとしたさまざまなシステムと連携できます。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド | – | 300,000円~ | 5,000円 ※各1ライセンスあたり |
2.コールセンターシステム『AmeyoJ』
AmeyoJは、通信キャリアが運営するコールセンターシステムです。電話番号の発行から、CRMの課題までワンストップで対応しています。
インバウンド業務では、CTI(顧客情報の自動表示)をはじめ、ACD(自動振り分け)、IVR(自動音声対応)などの基本機能を搭載しています。アウトバウンド業務では、プレディクティブ発信やDNC(発信禁止リスト)も備えており、電話対応の効率化が可能です。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド | – | 1,258,853円 ※30席の場合 |
616,453円 ※30席の場合 |
3.コールセンターシステム『BlueBean365』
BlueBean365は、1契約で複数窓口を管理できるコールセンターシステムです。場所を選ばないため、在宅勤務やテレワークでの電話対応業務も可能です。
基本的な機能をはじめ、外部システムとの連携が充実しているのが特徴です。具体的には、Salesforce・Kintone・楽テル・働くDB・Zoho・たまごリピート・Googleスプレッドシート・Microsoft Access・Microsoft Excel等との連携に対応しています。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド | – | 5,000円 | 5,000円/ライセンス |
4.ブラウザ電話システム『CallConnect』
CallConnectは、最短即日で始められるCTIシステムです。回線工事や設置作業は必要なく、インターネットとパソコン、ヘッドセットがあれば利用を始められます。
手軽でありながら、一般的なCTIシステムと機能に遜色はありません。CRMなどさまざまなクラウドサービスとの連携もでき、生産性の向上を図れます。
種類 | プラン | 初期費用 | 月額利用料 |
---|---|---|---|
クラウド | Starter | 0円 | 2,400円/ライセンス |
CTIシステムを導入する際の2つの注意点
ここまでさまざまなCTIシステムを紹介しましたが、実際に導入する前に知っておくべき注意点が2つあります。
導入するCTIシステムによってコストの差がある
すでに導入しているシステムと連携が取れない場合がある
それぞれ詳しく説明します。
【注意点1】導入するCTIシステムによってコストの差がある
1つ目の注意点は、導入するCTIシステムによってコスト差が大きいことです。
たとえばオンプレミス型の場合、社内にCTIシステムを運用するためのサーバーが必要になるため、初期費用がかかってしまいます。加えてソフトウェアやOSのアップデートに伴う対応などの費用もかかるため、コストを抑えてシステム導入・運用することが難しくなってしまいます。
一方でクラウド型の場合は、サーバーを設置する必要がないため導入コストを抑えることが可能です。
導入するシステムによってコスト差が大きいため、どのシステムを導入するのか慎重に検討しなければいけません。
【注意点2】すでに導入しているシステムと連携が取れない場合がある
2つ目の注意点は、すでに導入しているシステムと連携が取れない場合があることです。
CTIシステムのなかには、他システムとの連携に対応していないことがあります。既存のシステムと連携が取れないと業務効率が上がるどころか下がってしまう可能性もあります。
連携できるシステムは公式サイトやサービス資料で紹介されているので、導入前に必ず確認しておきましょう。
また、他のシステムとどのように連携できるかも確認しておくことがおすすめです。
たとえば、カイクラではワンクリックで連携先のシステムに遷移できるため、ムダな作業が発生しません。
カイクラを導入して効率化に成功した事例
ここからは、コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」を導入して、電話業務の効率化に成功した事例を2つ紹介します。
- 電話番のための出勤がなくなり、週休2日体制を実現
- アナログな電話取り次ぎを脱却し、効率化を実現
1つずつみていきましょう。
【事例1】電話番のための出勤がなくなり、週休2日体制を実現
あおやまメディカル株式会社様は介護に必要な「道具」と、介護に最適な「住環境」に関する事業を展開しています。
シンカのスマートフォンアプリ「カイクラforオフィスリンク」を導入されました。「カイクラforオフィスリンク」を使うと、複数のスマホ端末が同時に着信通知を受け取れるようになります。
これまでは、土曜日も電話対応があるため、隔週で土曜出勤が発生していたことが課題でした。「オフィスリンク」と「カイクラforオフィスリンク」で、会社あての電話を社用スマホでも出られるようになったため、電話番出勤しなくても良い、リモートワーク可能な環境を作ることができたそうです。その結果、これまでの週休1日体制から、週休2日体制を取れるようになりました。
導入事例:あおやまメディカル株式会社様
【事例2】アナログな電話取り次ぎを脱却し、効率化を実現
トヨタカローラ苫小牧株式会社様は、自動車の販売やメンテナンスサービスなどを行うトヨタの正規カーディーラーです。
2階が本社業務・1階が店舗となっており、どちらも同じ代表番号を使用してるため、代表電話への入電は2階の本社部門で対応していたそうです。しかし、入電の8割は店舗宛の電話のため、1階に電話取り次ぎの伝言で往復しなければなりません。1日に20往復する日もあり、通常業務を圧迫していました。
「カイクラ」を導入すると、メモ機能によって誰宛の電話か、どんな要件だったかを残して社内で共有でき、電話取り次ぎ業務がスムーズになりました。
業務効率のアップに加え、お客様を待たせない対応につながっています。
導入事例:トヨタカローラ苫小牧株式会社様
まとめ:CTIを取り入れるならカイクラがおすすめ
業務効率化や顧客満足度を向上させるためには、自社にあった最適なCTIシステムを選ぶことが大切です。
利用目的や予算などを明確にした上で、システムを選定しましょう。
多くの企業に選ばれているコミュニケーションプラットフォームのカイクラなら、一般的なCTIシステムの機能に加え、顧客情報の一元管理ができます。SMSやLINEなどの履歴も確認しながら、顧客に合わせたきめ細かい電話対応が可能です。
カイクラの詳細を知りたい方は、以下よりお気軽にご確認ください。
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