ビジネスの大切な会話を録音できる通話録音機能。通話録音機能をオフィス環境に導入する方法のひとつとして、法人向けの通話録音サービスを契約するという方法があります。ネットワークを活用して、通話録音・データ保存が可能になります。ただ通話録音サービスを利用するためには、データを受け取るシステムが必要です。
通話録音システムを提供する企業は多くありますが、その中からNEXTGENをピックアップしました。NEXTGENの通話録音システムは、ソフトバンク株式会社の通話録音サービスに対応しています。
今回は、NEXTGENの「通話録音サービス」対応 通話録音システムについて解説していきます。合わせて活用できる通話録音に役立つ機器も紹介していくため、通話録音環境の構築の参考にしてみてくださいね。
ソフトバンク株式会社の「通話録音サービス」とは
NEXTGENの「通話録音サービス」対応 通話録音システムは、ソフトバンク株式会社の「通話録音サービス」に対応したシステムです。そのため、NEXTGENの通話録音システムを紹介する前に、ソフトバンク株式会社の「通話録音サービス」についておさえる必要があります。「通話録音サービス」の仕組みや特徴を見ていきましょう。
ソフトバンク株式会社「通話録音サービス」の仕組み
ソフトバンク株式会社「通話録音サービス」は、SmartVPNというネットワークを利用して、通話録音データの受け渡しを可能にします。
流れとしては、まず通話相手と契約者の携帯電話の通話を録音します。次にSmartVPNを介して、契約者のサーバに音声データを送信することで、通話録音データを保存・管理することができます。音声データを受け取るサーバが別途必要になり、NEXTGENの通話録音システムが保存場所として利用されるのです。
「通話録音サービス」では、音声データの送信方法を、ファイル送信型、音声送信型のどちらかになっています。ただ、NEXTGENの通話録音システムは、ファイル送信型対応です。音声送信型は、リアルタイムで音声データが送信されます。ファイル送信型は、音声ファイルとして保存されるため、リアルタイムでの音声活用は不得意です。音声データの運用方法をもとに、検討する必要がります。
ソフトバンク株式会社「通話録音サービス」を利用するためには
「通話録音サービス」に対応しているNEXTGENの通話録音システムの準備と合わせて、ソフトバンク株式会社のサービスの契約が必要です。
必要な契約は、通話録音サービスと、SmartVPN回線サービスの2つとなっています。通話録音サービスは、携帯電話回線ごとに月400円、SmartVPN回線サービスは登録料10,000円、利用料SmartVPN回線ごとに月10,000円です。比較的少ない費用で利用できるため、オフィスのコスト節約にもお得になっています。
その他には、通話録音サービスに利用するソフトバンクケータイ、iPhone、スマートフォンも必要です。通話録音サービスの契約、サーバ・携帯電話の用意ができて、「通話録音サービス」を利用できるようになります。
ソフトバンク株式会社「通話録音サービス」を導入するメリット
ソフトバンク株式会社「通話録音サービス」を導入するメリットも把握しておきましょう。NEXTGENの「通話録音サービス」対応 通話録音システムを十分に活用するために、メリットの理解は大切です。メリットそれぞれについて、詳しく見ていきます。
携帯電話の通話を録音できる
「通話録音サービス」を利用することで、携帯電話の通話を録音できます。オフィス内のビジネスホンに通話録音機能を付与している場合、携帯電話で会社の電話番号を使えるサービスなどを利用していないと、携帯電話の通話は録音できません。
ビジネスでは、固定電話だけでなく、営業先や取引先での発着信にも大切なやりとりがあるはずです。社内だけでなく、社外の携帯電話も通話することで、聞き逃しを防ぐことができます。顧客の注文内容や社内への引き継ぎ事項などを保存・活用できるようになります。
利用中の携帯電話をそのまま利用できる
携帯電話の通話録音サービスの種類によっては、通話録音サービスに対応したプランを契約する必要があります。KDDIの「通話録音機能」では、オフィスケータイパックやauオフィスナンバーへの加入が必要です。
ソフトバンク株式会社「通話録音サービス」は、利用中の携帯電話をそのまま「通話録音サービス」で利用できます。すぐに通話録音機能を付与でき、経費の面でも節約効果があります。
NEXT GEN「通話録音サービス」対応 通話録音システムとは
NEXTGENの「通話録音サービス」対応 通話録音システムは、ソフトバンク株式会社の「通話録音サービス」に対応しています。「通話録音サービス」で録音した音声データを受け取るために、欠かせない設備です。
NEXTGENは、「通話録音サービス」対応 通話録音システム以外にも、多くの通話録音システムや音声認識装置を開発・販売しています。別途機器を導入することで、携帯電話以外の回線も通話録音できるようになります。
NEXT GEN 「通話録音サービス」対応 通話録音装置 Neparrot-Box
NEXTGENには、「通話録音サービス」に対応した通話録音装置もあります。Neparrot-Boxという通話録音装置で、通話録音システムと連携することで、ISDN回線といったデジタル回線やレガシー回線など各種回線に対応することができます。携帯電話以外にも、通話録音ができるようになるため、オフィスの通話録音環境の構築にぜひ活用したい装置と言えます。
安心・堅牢・省電力を実現
Neparrot-Boxは、安心・堅牢・省電力が特徴に挙げられます。ファンなどの駆動する部品を使用していないため、部品の故障が起きにくくなっています。また万が一故障した際にも、通話に影響を与えない設計を採用し、業務が滞ることはありません。RおHSという有害物質に関する環境規格を満たし、省電力であるため、環境にも優しいです。
2つのモデルから選ぶことができる
Neparrot-Boxには、アプリケーション添付モデルと音声管理装置接続モデルの2つがあります。アプリケーション添付モデルは、PCにアプリケーションをインストールすることで、利用できます。別途装置が必要ないため、比較的低コストで運用可能です。
音声管理装置接続モデルは、機器との接続が必要になりますが、音声管理装置によって音声データの検索・再生が可能になります。さらにPBX対応ソフトウェアを導入すれば、内線の通話録音もできます。
NEXT GENの音声認識ソリューションもチェック
NEXTGENの「通話録音サービス」対応 通話録音システムと合わせて、音声認識ソリューションも導入するのがおすすめです。音声認識ソリューションを導入することで、通話録音データのテキスト化などができるようになります。より詳細な通話録音によって、ビジネスの電話をしっかり保存・管理・活用できます。3つの音声認識ソリューションをそれぞれ見ていきましょう。
Uキューブ コグニ
Uキューブ コグニは、通話相手の音声をテキスト化するサービスです。通話音声や録音音声をテキスト化し、連携システムによって、テキストを業務に活用できるようになります。感情解析やFAQ、テキストマイニングなどと連携して、業務の効率化や電話対応の質向上などに役立てることができます。
Uキューブ コグニは、装置ではなく、サービスであるため、設備投資を最小限におさえられます。月額料金で利用でき。低コストでテキスト化システムを導入可能です。より詳細な録音データの管理・活用を目指す場合は、通話録音システムと合わせて、導入を検討してみましょう。
VOTEX-BOX
NEXTGENのVOTEXシリーズは、音声認識装置です。VOTEX-BOXは、通話録音データをテキスト化することができます。音声認識の精度は、テキスト辞書の登録によって、認識率を高められます。音声データなしで登録できるため、導入後の手間がおさえられます。会話内容での音声データ検索やテキストデータでの保存ができます。
またVOTEX-MEETINGという音声認識装置もあります。携帯電話での通話とは離れますが、ミーティングなどの複数会話で、発言者それぞれの言葉をテキスト化することができます。音声管理やテキスト編集も1台でこなすため、社内設備の充実の一環として、導入を検討してみましょう。
NEXT GENの通話録音装置も要チェック
NEXTGENには、通話録音装置も充実しています。「通話録音サービス」対応 通話録音システムと合わせて、社内の通話録音環境の構築も進めましょう。LA-6000とVP-500という2つの通話録音システムをそれぞれ紹介していきます。
LA-6000
LA-6000は、通話の録音だけでなく、VolSplusというボイスストレージと連携することで音声データの管理・蓄積ができる通話録音装置です。主な機能には、通話録音や録音データ出力があり、さまざまな通信事業者の回線・PBXの内線にも対応が進められています。
LA-6000専用のアナログ回線対応通話録音アダプターもあります。アナログ回線の通話の録音が可能になり、通話録音の幅が広がります。携帯電話の対応と合わせて、必要に応じて、アナログ回線通話録音も整備しておきましょう。
VP-500
VP-500は、電話機と接続するだけで、通話を録音できる装置です。電話機ごとに通話録音機能を付与したい場合に力を発揮します。通話録音は自動で行われます。通話データは、装置にセットしたSDカードに保存されます。古い通話から順に削除されるよう設定できるため、容量がいっぱいになって利用できなくなる心配はいりません。
録音したデータは、すぐに再生できます。再生スピードの調整や巻き戻り・スキップ、私語のカットなど機能も多彩です。機器での再生だけでなく、SDカードを使ってパソコンで再生することもできます。
大規模な通話録音環境の構築には向きませんが、外出先や出張先での電話が多く、オフィス内の通話録音は最小限でよいという場合には最適な装置です。
まとめ
NEXTGENの通話録音システムは、ソフトバンク株式会社の「通話録音サービス」に対応しています。SmartVPNを通じて、音声ファイルを受信する役割があります。携帯電話の通話録音が可能になるため、社外の通話もしっかり管理できるようになります。
NEXTGENには、通話録音装置や音声認識ソリューションもあるため、携帯電話の通話録音と合わせて、他回線の通話録音も、オフィスの電話環境の整備に効果的です。システムの特徴などを参考に、NEXTGENの「通話録音サービス」対応 通話録音システムの導入を検討してみましょう。
PR:「シンカの通話録音クラウドシステム」とは
通話録音拠点数がなんと約100社、120拠点、そして月次の解約率は驚異の約0.7%という安定的な実績を持つ通話録音システム。それが、「シンカの通話録音クラウドシステム」です。
詳しくは後半ご紹介しますが、簡単に特徴をお伝えすると以下の点に強みがあります。
- 強み1. 電話機器の入替不要で、今の電話のまま録音ができる。
- 強み2. 様々な業種・業態のシーンで活用いただいている。
- 強み3. オフィスにかかってきた電話を全通話録音しテキスト化。検索できる。
- 強み4. クラウドだから複数拠点の録音データも一元管理できる。
- 強み5. 社員の電話受付ストレス軽減、クレーム客対策になる。
こうした強みを活かしながら、貴社をサポートする通話録音サービス。
それが、「シンカの通話録音クラウドシステム」です。
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「シンカの通話録音クラウドシステム」が利用されている業種と業態は?
「シンカの通話録音クラウドシステム」は以下のような多彩な業種、業態で利用されています。
1. 不動産業界
認識相違のクレーム報告は属人的で、問題ないという報告案件もきちんと原状回復ができていないため悪化する事案などがあったが、録音された会話を確認することでそれを未然に防ぐことができるようになりました。 また、経営会議の場でその月の大きなクレームの洗い出しにも使え、対応策の検討や質の向上が行えました。
2. 24時間レスキューセンター
スタッフが薄い深夜帯の出動時、事務局スタッフ対応の出動要請も通話録音で確認、事前に顧客の緊急度・温度感を把握し現場到着時の一言目の対応が準備もしやすく顧客満足度にも繋げられました。
3. 士業
事務局のコールセンタースタッフが受け取った弁護相談内容で解釈に専門知識が必要な場合に、内容を理解しないまま弁護士に伝えていたことがあったが、通話録音の導入で専門知識がないスタッフが対応してもきちんと用件を弁護士が把握できるようになりました。
4. 葬儀
近しい方がなくなった場合に精神動揺が大きく、対応には特別な配慮が必要だが、その精神状態を通話録音のトーンで把握。 また、緊急の対応や聞き漏らしの内容把握にも活用できています。
5. 自動車業界
中古車販売の場合、電話でのクロージングが多いので、車両のスペックに関して言った言わないの揉め事につながることがよくあったが、通話録音の内容をエビデンスとして利用することでその心配を解消。 また、車検、点検などある程度内容は決まっているサービス内容について、知識の標準化のための顧客対応教育としても活用できています。
6. 建設業
電話での建材などの注文量、納品・納期の話をすることが多い業界なので、通話録音を利用することで、エビデンスとして残すことができ、また、聞き間違えなどケアレスミスを防ぐことができました。
以上6業種の活用方法をご紹介しました。 それぞれの業種に合わせてしっかりと活躍するのが「シンカの通話録音クラウド」です。
「シンカの通話録音クラウドシステム」の機能詳細
では、シンカの通話録音機能にはどのようなものがあるでしょうか。 ここでは、機能についてご紹介します。
機能1. 会話の自動録音
発信電話も着信電話もすべての電話を自動録音。聞き洩らしの心配が無くなります。 また、スイッチを押す必要がないので、録音漏れの心配がありません。 電話機ごとの機器の設置も必要ありません。
機能2. いつでもどこでもスマートデバイスで録音を聞ける
クラウド上に録音データが保管されているから、どこにいてもスマートフォンなどのデバイスから確認。外回り中の営業でも外出先から確認できます。音声データは音声ファイル形式でダウンロード・保存が可能です。
機能3. テキスト化・検索ができる
AIエンジンで音声を分析しテキスト化。重要な部分をAIがピックアップし会話データを検索、確認ができる。
※本機能は現在開発中の為、ご提供準備が整い次第の提供となります。提供時期についてはお問合せください。
さらに、CTI機能もついており、電話に出れない人にもショートメッセージ(SMS)が送れる機能もあり、DMも送ることができます!!
参考:ビジネスホン通話録音システム比較30選~シンカの通話録音クラウドサービスなどをご紹介
「シンカの通話録音クラウドシステム」を導入するメリット
ここまで、「シンカの通話録音クラウドシステム」の機能についてご紹介してきました。 では実際に導入後どのようなメリットがあるのでしょうか? ここでは利用者にとっては一番きになる、導入メリットをご紹介します。
メリット1. 営業の成約率が変わる
営業同士の新規案件の情報参照・共有に
見込み客からの要求を聞き漏らさず対応
優秀な営業マンの顧客対応の共有で社内教育に
メリット2. カスタマーサポート(CS)・保守質向上
対応情報共有で生産性アップ。人不足の解消に
マニュアル対応を録音しノウハウ共有に
対応内容の記録保存し、言った言わないのやり取りがなくなる
メリット3. 新人を教育して即戦力に
上司が新人の音声をレビューして早期に即戦力に採用者への連絡情報の保存に
先輩の録音されたトークを聞いてスキルアップ
メリット4. 電話受付のストレスが減る
電話に慣れていない若い世代にも録音があることで安心
メリット5. 社内引き継ぎや情報共有が早い
シフト制の顧客対応で今日休みの人が昨日何を話 したかや顧客対応の引き継ぎをスムースに行える。
メリット6. クレーム客への対策ができる
録音を事前に伝えることでクレーム抑止になる
何に対してお怒りなのか録音を聞いて分析できる
メリット7. 顧客対応の質が上がる
自分が分からなくても録音している事で担当者にすぐ確認ができる
電話に出た人が対応完了するので何度も電話してもらう必要が無い
メリット8. 電話のやり取りがテキスト化される
過去の電話対応をテキスト化する事で通話分析ができる
音声よりもテキストは履歴を一覧で見やすく、検索もできる
「シンカの通話録音クラウドシステム」の連携機能
シンカの通話録音クラウドシステムと連携できるのは以下のようなサービスです。
Sales force、Kintone,sansan,SYNALIO,anirece cloud,神対応,Stamps!,HotProfile etc・・・

これらのシステムと連携すれば、どのようなメリットがあるのでしょうか?
例えばsansanとシンカの通話録音クラウドシステムを連携した場合。
登録した名刺データと連携して名前で検索することができます。
また、電話番号登録の手間を大幅に減らすことができます。
「シンカの通話録音クラウドシステム」導入の流れ
シンカの通話録音クラウドシステムを導入する流れは以下のとおりです。
- お申し込みは、メールや電話などからご連絡ください。
- 電話回線や社内ネットワーク環境などをヒアリングします。
- 導入する環境に合わせて、必要な機器を手配します。
- 実際の導入現場にて、弊社の技術者が設置を行います。
まとめ「シンカの通話録音クラウドシステム」とは
最後にもう一度強みをまとめます。
- 強み1. 電話機器の入替不要で、今の電話のまま録音ができる。
- 強み2. 様々な業種・業態のシーンで活用いただいている。
- 強み3. オフィスにかかってきた電話を全通話録音しテキスト化。検索できる。
- 強み4. クラウドだから複数拠点の録音データも一元管理できる。
- 強み5. 社員の電話受付ストレス軽減、クレーム客対策になる。
こうした強みを活かしながら、貴社をサポートする通話録音サービス。
それが、「シンカの通話録音クラウドシステム」です。
ぜひご導入をご検討ください。
その他のお役立ち情報
通話録音の基礎知識からよくある質問まで
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秘密録音の違法性とは?通話録音を秘密で行うことの是非
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iPhoneで通話録音する方法
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