iPhoneを通話録音して業務効率化!おすすめサービス・アプリ15選を紹介

「iPhoneの通話を録音したい」
「iPhoneで交わした大事な会話を記録しておきたいけど、よい方法はないだろうか?」

と思うことはありませんか?

商談や交渉をiPhoneの通話で行った際に、記録を残しておくと取引を円滑にするために役立ちます。

しかしながら、iPhoneに通話録音機能は搭載されておらず、サードパーティ(第三事業者)のアプリを使用しても、作動しないことも少なくありません。

そこで、この記事ではiPhoneの通話を録音したい方のために、役立つ録音方法と注意点を解説します。

ビジネスユーザーにおすすめの通話録音サービスも紹介していますので、ぜひ最後までご一読ください。

なお、仕事でのやりとりを録音したい場合は、通話録音サービス「カイクラ」がおすすめです。

カイクラは通話録音機能だけではなく、「顧客対応に役立つ機能」や「従業員の生産性を向上させる機能」を多く搭載しています。

業務負担を軽減したい方は、ぜひ以下から詳細をご確認ください。

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目次

iPhoneに通話録音機能がない事情と代替策

まず、iPhoneはAndroidに比べて通話録音がしにくい事情があります。

iPhoneを製造するアップル社の本拠地、アメリカでは同意を得ない通話録音が違法とされている州もあるからです。

そのため、iPhoneには通話録音ができる機能が標準搭載されていません。

日本では通話録音が違法ではありませんが、このような事情によりiPhoneでの録音はしにくいのが実状です。

一方、日本のスマートフォン市場ではiPhone端末が10年以上連続でトップを独占するほど人気があり、ビジネスユースの場合も少なくありません。

ビジネスでは明確な意思表示や交渉事の証拠にもなることから、通話録音ニーズは高いと言えるでしょう。

iPhoneの通話を録音する方法7つ

録音がしにくい側面はあるものの、iPhoneの通話録音方法は調べると多くみつかります。

しかし情報が古く、実際に使用すると録音できないこともあり、悩ましいものです。

そこで実際に7つの方法を試し、iPhoneで通話録音ができるのか検証してみました。検証した結果は、以下の通りです。

録音方法 録音 可/不可 補足
1.iPhoneのボイスメモ機能 ・通話中のiPhoneでは、ボイスメモアプリの利用ができない
・通話端末以外の場合は、自分の声のみ録音可能
2.iPhoneの画面収録機能 × ・iOS17.2.1では、SNS通話を含む全ての録音ができない
・旧バージョンのiOSにて通話録音できる
3.電話・コミュニケーションツールの通話録音機能 ・iPhone、Android、固定電話に関わらず全ての通話を録音できる
・テキスト化や要約機能があるツールもある
4.大手携帯キャリア(通信会社)の通話録音サービス ・携帯キャリアが提供するサービスで、別途契約が必要になる
・法人契約向けのサービスが多い
5.iPhoneに対応の通話録音アプリ × ・無料・課金制(有料)で利用できる
・外部の開発者によるアプリのため、課金後に利用できないこともある
6.ICレコーダー × ・iPhoneをスピーカーモードにして録音する
・テレフォンピックアップをICレコーダーのマイク入力に挿入し、録音する
7.パソコンのボイスレコーダー(サウンドレコーダー) ・iPhoneをスピーカーモードにし、パソコンで通話を拾って録音できる
・録音はできるが、周囲の雑音が入りやすい

※2024年1月時点の情報です。

上記を実際に試したところ、通話録音向きとそうではない方法がありました。

そこで、ここでは通話録音ができた方法と、できなかった方法をそれぞれ紹介します。

【方法1】iPhoneのボイスメモ機能

iPhoneのボイスメモ機能は、文字通り声でメモを取るためのアプリです。

そのため基本的に録音できるのは自分の声のみで、相手側の声を記録することはできませんでした。

ただし端末が複数ある場合は、録音用の端末と通話用の端末をそれぞれ用意することで、相手の声も録音することが可能です。

具体的には、以下の流れで別の端末からボイスメモアプリを起動して録音します。

▼ボイスメモアプリで録音する手順

  • 通話しているiPhoneはスピーカーモードに変更
  • 別の端末でボイスメモアプリを起動し、録音
  • 通話が終わったら、ボイスメモアプリを終了

ただし、ボイスメモ機能ではスピーカーフォンになるため雑音が入りやすく、端末も2台必要です。

それらのことから手軽とは言えない手段ではあります。続いて、他の方法もみてみましょう。

【方法2】iPhoneの画面収録機能

2つ目の方法として画面収録機能があります。

こちらは以前のiOSであれば、通話録音ができましたが、最新バージョンのiOS17.2.1(2024年1月時点)では、画面収録機能での通話録音は不可となっています。

また、LINEなどのSNSを介した通話も、音声録音はできませんでした。

これらのことから、旧バージョンのiOSを使用している場合に限り、画面収録機能で録音が可能になります。

【方法3】電話・コミュニケーションツールの通話録音機能

ボイスメモや画面収録などのiPhoneに標準搭載の機能に対して、3つ目は外部ツールを利用して通話を録音する方法です。

電話・コミュニケーションツールなどの外部ツールの場合、iPhone端末の性能にとらわれずに通話を録音できます。

また携帯電話だけではなく、固定電話もまとめて管理し、簡単に通話を録音できるツールもあります。

たとえば「カイクラ」の場合、電話での会話の食い違いや、トラブルの防止を目的に自動録音が可能です。

加えて、固定電話と携帯電話で話した内容をテキスト化したり要約したりして、やりとり履歴をわかりやすく記録することもできます。

もちろん、iPhone端末が持つ性能に縛られることはありません。

iPhoneの通話録音が簡単になるカイクラに関しては、以下より詳細をご確認ください。

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【方法4】大手携帯キャリア(通信会社)の通話録音サービス

4つ目は、大手携帯キャリア(通信会社)の通話録音サービスを契約する方法です。

iPhoneに限らず通話録音ニーズに対応し、通話録音サービスは以下の企業より提供されています。

1.ドコモ「通話録音サービス」
2.KDDI「通話録音機能」
3.ソフトバンク「通話録音サービス」
4.楽天コミュニケーションズ「モバイル通話録音サービス」

ちなみにドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社によるサービスは、法人ユーザー対象です。それぞれの詳細は後半で紹介します。

気になる方は、契約中の通信キャリアのサービスをクリックしてご確認ください。

【方法5】iPhoneに対応の通話録音アプリ

5つ目の方法は、iPhone対応の通話録音アプリをインストールして利用することです。

有料の外部サービスを別途契約せずとも手軽に利用できますが、アップル社純正ではないため、実際は作動しないアプリもあります。

またiPhoneの通話録音アプリは、以前使用できたものでもiOSのアップデートにより通話録音できないものが増加してきました。

実際にApp Storeで通話録音アプリをみてみると、「新しいバージョンで使えなくなった」などのコメントも見受けられます。

そのため、アプリを利用する際にはトライアルなどで試してみることが大切です。

【方法6】ICレコーダー

6つ目の方法は、ICレコーダーで通話録音することです。

ICレコーダーとは、会議や商談、講義や取材などの幅広いシーンで音声の記録に役立つ録音デバイスで、iPhoneの通話録音を可能にします。

ICレコーダーでのiPhoneの通話録音方法は大きく2つあります。

  1. iPhoneの通話をスピーカーモードにし、ICレコーダーで録音する
  2. テレフォンピックアップをICレコーダーのマイク入力に挿入し、録音する

まず、通話をスピーカーモードにすることで、物理的に音を拾うことが可能です。

またテレフォンピックアップとは、イヤホンの外側にマイクがついたもので、ICレコーダーにつなぐと、簡単に通話録音ができるようになります。

【方法7】パソコンのボイスレコーダー(サウンドレコーダー)

7つ目として、パソコンのボイスレコーダーを利用する方法があります。これはパソコンのそばで電話をすることが多い方におすすめです。

たとえばWindowsの場合は、「ボイスレコーダー(サウンドレコーダー)」が最初から入っており、以下の手順で録音できます。

▼Windowsのボイスレコーダーを使った録音手順

    • iPhoneの通話をスピーカーモードに変更
    • ボイスレコーダーで録音開始
    • 通話が終わったら、ボイスレコーダーの録音を終了

    録音方法も、左下にある赤い録音ボタンを押すだけでとても手軽です。

    ただし、大量の録音データを業務で使用する場合、管理が追い付かずに収拾がつかなくなることもあります。

    そのようなことにならないよう、管理方法を決めておくことが重要です。

    ビジネス向け! iPhoneの通話録音に役立つツール選びのポイント3つ

    前章ではiPhoneの通話録音の方法を紹介しましたが、実際にiPhoneの通話録音方法を決めるにあたって、押さえるべきことがあります。

    ここでは、通話録音に役立つツール選びのポイントを3つ紹介します。

    1. 録音の品質
    2. 付加機能と拡張性
    3. 費用と操作感

    それでは、詳しくみていきましょう。

    【ポイント1】録音の品質

    まずは、録音の品質を確認することが大切です。

    iPhoneの通話録音ができても、雑音などにより内容を聞き取れなければ、録音をする意味がなくなってしまいます。

    音が取れても騒音が入っていたり、音が小さ過ぎたりすると、録音データを後から聞き返しても内容を理解できません。

    音質を担保するには、以下の点を押さえることが大切です。

    • 静かな環境で通話すること
    • 録音ツールの収音精度

    とくにiPhoneをスピーカーモードにして録音する場合、この2つが音質をとても左右するため、ぜひ参考にしてください。

    【ポイント2】付加機能と拡張性

    次に、付加的な機能や拡張性も押さえておきたいポイントです。

    たとえばビジネスユースの場合、録音する目的が商談や会議などでのトラブル防止や証拠の確保のこともよくあります。

    その際に、通話を記録した録音データだけではなく、文字起こし機能や通話の要約機能があると、後からすばやく状況把握しやすくなります。

    実際に30分の通話があった場合に、後から音声を聞きながらメモをとるよりも、あわせてテキスト化されたデータや要約文を参考に要点をまとめたほうがスムーズです。

    ただし、これらの便利機能や拡張性を兼ね備えている方法は、有料のサービスに多いのも事実です。

    そこで通話録音の目的をふまえ、業務の効率化や利便性も追求したい方は検討するとよいでしょう。

    【ポイント3】費用と操作感

    最後のポイントは、費用とツールの操作感を検討することです。

    ツールには完全無料のサービスもありますが、月額利用料などのランニングコストがかかる場合もあります。

    そこで、気になるツールの費用を比較し、予算にあった適切なサービスを選ぶことをおすすめします。

    ただし、前述のとおりiPhoneには通話録音がしにくい事情があり、そのなかでも使用感や機能性に優れたツールは、有料(課金あり)となる場合がほとんどです。

    その一方で「いきなり有料サービスを契約するのは負担」と感じる方もいるでしょう。そこで無料トライアルがある有料サービスを試してみることをおすすめします。

    ここまでiPhoneの通話録音ツール選びのポイントを3つ紹介してきました。

    音質を確保しながら付加機能や拡張性も考慮することが、ビジネスユースの通話録音を便利かつ確実にする秘訣です。

    一方で、実際にどんなサービスがあるのか知りたい方もいるのではないでしょうか?

    そこで次に、通話録音サービスの詳細をみていきましょう。

    【iPhone対応】ビジネス向けの通話録音サービス6選

    通話録音に役立つツール選びのポイントを押さえたうえで、iPhoneの使用状況や業務にあわせて通話録音をしたい方のために、ここでは、法人向けの通話録音サービスを6つ紹介します。

    サービス名 特徴・費用
    1.株式会社シンカ「カイクラ」 ・初期費用:5,000円~
    ・月額料金:5,500円~(5台分、以降1台ごとに500円)
    2.ネオ・コールマスター ・初期費用:5,000円(税抜)
    ・月額料金:8,800円(税抜)
    3.VoIS(ヴォイス) 要問い合わせ
    4.見えTEL君Multi 要問い合わせ
    5.自由放題ビジネスフォン ・初期費用:無料
    ・月額料金:要問い合わせ
    6.123ROBO ・初期費用:無料
    ・月額料金:5,000円

    気になるサービスがある方は、サービス名をクリックして参照することもできます。ぜひご活用ください。

    【サービス1】株式会社シンカ「カイクラ」

    株式会社シンカの提供するサービス「カイクラ」は、通話録音機能はもちろんのこと、顧客対応に役立つ機能が多く備わっています。

    2,700社以上に導入されており、月次の継続率は驚異の99.6%で安定的な実績を持つ通話録音システムです。

    カイクラには、以下の機能や強みがあります。

    • 自動録音機能:社員の電話対応のストレス軽減、クレーム対策になる
    • 音声のテキスト機能:電話を録音するだけではなく、テキスト化して検索もできる
    • 情報の一元化:クラウドにデータを保存しているため、録音データを共有しやすい
    • 導入ハードルが低い:電話機器の入替不要で録音機能が利用できるため、導入しやすい
    • 顧客情報を表示:受電時に顧客の情報を画面に表示できるため、誰でも担当者と同様の対応ができる

    このように電話対応時はもちろんのこと、顧客データなどを一元管理することで従業員間の共有漏れ防止にもなり、業務の効率化にもつながります。

    また、カイクラには30日間の無料お試しもあるため、操作性と音質を十分に確認してから契約することもできます

    気になった方はぜひ以下より詳細をご確認ください。

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    【サービス2】ネオ・コールマスター

    ネオ・コールマスターは顧客情報の管理と電話機能が連携できる通話録音サービスです。

    顧客との通話を全て録音するだけではなく、フリーコールの番号や音声応答電話を導入することも可能です。

    もちろん、iPhoneをはじめとした携帯電話にかかってきた電話の転送も可能で、自動で録音してくれます。

    電話の形態に関わらず、さまざまな通話録音ニーズに対応しているため、高機能のオフィス電話システムを導入したい企業におすすめです。

    【サービス3】VoIS(ヴォイス)

    VoIS(ヴォイス)は、大手通信キャリアが提供する通話録音サービスに対応した、法人向けの録音管理システムです。

    以下4社のサービスに別途加入することで、iPhoneの通話録音をサポートします。

    • NTTドコモ:通話録音サービス
    • KDDI:法人向け音声サービス
    • ソフトバンク:通話録音サービス
    • 楽天コミュニケーションズ:モバイル通話録音サービス

    会社で契約しているスマートフォンの通話内容を音声データとして録音し、その録音データを自社サーバーに保管する仕組みです。

    VoISは録音データを蓄積するサーバーを自社内に設置するオンプレミス型のため、膨大な通話録音とそのデータを自社で確実に管理したい企業におすすめです。そのことから、大手証券会社などの金融機関でも導入実績があります。

    また、オンプレミス型のシステム構築には初期費用がかかるのが一般的ですが、VoISの導入はパッケージ化されておりコストの削減も期待できます。

    【サービス4】見えTEL君Multi

    出典元:見えTel君

    見えTEL君Multiは、4回線~最大60回線までに対応した法人向けの通話録音サービスです。

    発着信した電話を全て自動的に音声ファイルに録音できるため、操作不要で確実に録音できます。

    さらに、通話ごとに相手の電話番号や通話履歴などが記録され、顧客のデータベースと連携することもできます。

    ただし、見えTEL君Multiは携帯電話の通話録音に特化したサービスではありません。そのため、電話の形態に限らず通話録音を行いたい方におすすめします。

    【サービス5】自由放題ビジネスフォン

    自由放題ビジネスフォンは、法人向けのクラウド型IP電話システムです。

    社員のスマートフォンを連携することでIP電話の端末として機能させ、全ての通話の録音を自動化できます。

    そのため、社員が契約しているキャリアがバラバラでも一括で導入可能で、スムーズな通話録音システムを構築できます。クラウド型のため初期費用無料で始められるのも強みです。

    【サービス6】123ROBO

    123ROBOは、ビジネスコミュニケーションでのトラブル防止のための録音、スタッフ研修のための録音に最適な通話録音サービスです。

    設備の工事不要で導入でき、インターネットにつながるパソコン、スマホ、タブレットから録音結果を聞くことができます。

    基本料金は月5,000円とわかりやすく、通話量と録音時間にあわせて料金が発生します。

    また従量制で利用できるため、普段は通話録音が不要でも、単発的に重要な通話を録音する方にとってコストをおさえられるメリットがあります。

    携帯キャリア(通信会社)の通話録音サービス4選

    ここまでビジネス向けの通話録音サービスをみてきましたが、その多くが携帯電話だけではなく電話の通話録音に対応していることがわかりました。

    そこで、携帯電話だけ録音したい方のために、本章では大手携帯キャリアが提供する通話録音サービスを紹介します。

    サービス名 特徴・費用
    1.ドコモ「通話録音サービス」 ・ドコモの携帯電話の通話を録音できる
    ・初期費用:5,500円(税込)~
    ・月額料金:1,650円(税込)~
    ※ほか、携帯電話料金あり
    2.KDDI「通話録音機能」 ・au、KDDIの固定電話の受発信を録音できる
    ・初期費用:3,300円(税込)/1契約
    ・月額料金:550円/番号ごと
    ※他、auオフィスナンバー、オフィスケータイパックなど固定電話と携帯電話のプランあり
    3.ソフトバンク「通話録音サービス」 ・ソフトバンクの携帯電話の通話を録音できる
    ・初期費用:登録料 10,000円/1接続
    ・月額料金:利用料 400円/1回線
    ・ネットワーク利用料 10,000円/1接続
    ※他、モバイルプラン利用料、Smart VPN回線利用料あり
    4.楽天コミュニケーションズ「モバイル通話録音サービス」 ・楽天モバイル、ドコモ、au、ソフトバンクなどの通話録音ができる
    ・初期費用:500円(税込)/1契約
    ・月額料金:500円(税込)/1契約
    ※他、音声ファイル保管サーバー費用あり

    それでは詳しくみていきます。

    【サービス1】ドコモ「通話録音サービス」

    ドコモの通話録音サービスは、ビジネスプラス契約のドコモの携帯電話での通話を自動録音します。

    1回線から利用できるため手軽な価格で始めやすく、iPhoneやAndroidに関わらず手持ちのドコモの携帯電話の通話がそのまま録音できます。

    ドコモの端末は問題なく通話録音できます。

    通話録音サービスで録音された音声データは、受信サーバーに保存され、必要に応じてサーバーにアクセスすることで簡単に音声データをチェックできるため、とても手軽です。

    録音は自動的に行われるので、電話をする件数が多い企業でも扱いやすいサービスです。

    通話料金とは別に1回線につき1,650円で利用できます。

    なお、ドコモの携帯電話の録音は、以下の記事で詳しく紹介していますのであわせてご参照ください。

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    ドコモで通話録音は可能?具体的な方法やメリットをやさしく解説 「ドコモで通話録音ってどうやるの?」 「ドコモで通話録音して業務に役立てたい」 と思うことはありませんか。 仕事やプライベートで、通話録音が必要な場面はさまざま...

    【サービス2】KDDI「通話録音機能」

    KDDIの通話録音機能は、auのスマートフォンやKDDI光ダイレクトの固定電話で行われる発着信の通話録音ができる法人向けサービスです。

    着信時には全て自動で録音されますが、発信するときは6桁の番号を付けて電話をかける必要があります。

    参考までに、auの携帯の場合は「0077-26」で、固定電話の場合は「0077-27」を相手先の電話番号の前につけます。

    録音された音声は音声ファイル化されて、サーバーに送信・保管された後、KDDIの設備から削除されるため、通話データを外部に残すことはありません。そのためセキュリティ面でも安心です。

    KDDIの通話録音機能はauの携帯電話に限らず、KDDI関連サービスで幅広く使えるのが特徴で、トラブルがあった際の対処をKDDIが一括対応できるため便利です。

    【サービス3】ソフトバンク「通話録音サービス」

    ソフトバンクの通話録音サービスは、ソフトバンクのスマホ、携帯電話の音声を自動で録音します。

    端末の種類に関係なく、ソフトバンクで契約しているiPhoneやスマホ、携帯電話すべての通話が対象のため、使用中の電話での通話を録音することができます。

    通話録音サービスで記録された音声は、ソフトバンクのSmartVPNを介して契約者側のサーバーへ保管され、必要に応じて音声データを引き出して確認できます。

    通話録音サービスを利用するには、Smart VPN回線の契約とソフトバンク認定のサーバーを用意しなければなりませんが、ソフトバンク端末はそのまま使用できます。

    ソフトバンクを利用中の方で、法人向けの通話録音サービスを詳しく解説した以下の記事もご一読ください。

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    【サービス4】楽天コミュニケーションズ「モバイル通話録音サービス」

    楽天コミュニケーションズのモバイル通話録音サービスは、楽天モバイル(MNO)のほか、ドコモ、au、ソフトバンクなどの通話録音に対応しています。

    モバイルユーザーのために、幅広い回線契約に対応しているのが特徴です。

    端末から発信するときに相手の電話番号の前に「0037-690」をつけることで自動録音が可能で、受電時は通常通り電話に出るだけで録音できます。

    さらに、オプションの固定電話録音セットを加えると、オフィスの固定電話の音声も録音し、スマホや携帯電話の録音データと一括管理もできます。

    音声ファイル保管サーバーを用意する必要はありますが、モバイル通話録音サービスの初期費用は1回線あたり500円で済むためリーズナブルと言えるでしょう。

    なお、楽天モバイルを使用中の方には、ほかにも通話録音の選択肢がありますので、以下の記事もあわせてご一読ください。

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    ビジネス向け!iPhone対応の通話録音アプリ3選

    通話録音サービスをみてきましたが、なるべく無料や低価格で通話録音をしたい方もいるのではないでしょうか?

    その場合の選択肢となるのがiPhone対応の通話録音アプリです。

    ここでは、iPhone対応の通話録音アプリの中から、実際に録音ができたアプリを3つ紹介します。

    アプリ名 特徴・料金
    1.TapeACall ・2.4点獲得
    ・3つの中で無料お試し期間が長く料金も安い
    2.iPhone用の通話録音とボイスレコーダー ・4.3点獲得
    ・音質が良い
    3.コールレコーダーiCall ・4.0点獲得
    ・録音方法の説明動画がわかりやすい

    気になるアプリがある方は、ぜひ実際に試してみてください。

    【アプリ1】TapeACall

    アプリ名 TapeACall
    レビュー 2.4★
    最終更新 2023年12月
    無料 ○(7日間・その後自動で有料に移行)
    有料
    1ヶ月 450円〜
    1年間 3,400円〜

    「TapeACall」は、電話中にアプリを操作すると録音ができるアプリです。そのため、記録しておきたい通話だけを選んで録音することができます。

    これまでに、300万人以上の累計ユーザーがおり、3,200万件の通話録音が行われてきた定評のあるアプリです。

    TapeACallでは、携帯キャリアのグループ通話機能を使って通話を録音するため、グループ通話に非対応の場合、通話録音ができません。

    また幅広い機能を確認するには課金が必要になるため、年間契約につく無料トライアル期間を利用することをおすすめします。

    【アプリ2】iPhone用の通話録音とボイスレコーダー

    アプリ名 iPhone用の通話録音とボイスレコーダー
    レビュー 4.3★
    最終更新 2023年12月
    無料 ○ (3日間・その後自動に有料に移行)
    有料
    1週間 650円〜
    1ヶ月 1,080円〜
    1年間 6,400円〜

    「iPhone用の通話録音とボイスレコーダー」は、iPhoneでの通話を含めた録音と編集、管理ができるアプリです。わかりやすいUIで使いやすく、通話録音だけではなく文字起こしなどにも対応と機能性にも優れています。

    利用は最初の3日間のみ無料で、その後有料となります。ただし契約プランは1週間、1か月月、1年と選べるため、都合にあわせてプランを選べることが魅力です。

    また、録音データを検索して探しやすく、管理性にも優れています。

    【アプリ3】コールレコーダーiCall

    アプリ名 コールレコーダーiCall
    レビュー 4★
    最終更新 2023年12月
    無料 ○ (3日間・その後自動に有料に移行)
    有料
    1週間 680円〜
    1ヶ月 1,000円〜
    1年間 5,300円〜

    「コールレコーダー」は、数回タップするだけで簡単に通話録音を始められるアプリです。また録音したデータは管理され、必要に応じて検索することができます。

    さらに、メールやFacebookなどのSNSを介したデータ共有も可能なため、録音データの活用がしやすいのがメリットです。

    ただし、このアプリも携帯キャリアのグループ通話機能で録音する仕組みのため、お使いの会社によっては正常に稼働しない可能性があります。

    そこで、稼働状況を確認するために3日間のトライアル付きの1週間契約などを試すとよいでしょう。

    ここまで、iPhoneの通話録音ができるサービスを13件紹介してきました。

    有料サービスのなかには、事業者によるビジネス向けのサービスもあれば、携帯キャリアによるサービスもありました。

    また、iPhoneで作動する通話録音アプリもあります。iPhoneの使用状況や目的にあわせて選ぶことが大切です。

    しかし、通話録音することや録音方法に関して、疑問を持つ人も少なくありません。続いて、通話録音するときよく聞かれる質問をみていきましょう。

    iPhoneで通話録音するときよくある4つの質問と回答

    スマホで通話録音するときに、よく寄せられる質問を4つに絞って回答します。

    1. 通話内容は録音しても違法性はないもの?
    2. 通話録音したことは相手には伝わらない?
    3. LINEの通話は録音することができるの?その方法は?
    4. iphoneの通話録音をする裏ワザは?

    それではひとつずつみていきましょう。

    【質問1】通話内容は録音しても違法性はないもの?

    結論から言うと、通話録音をするだけでは違法性はありません。なぜなら、通話録音を処罰するような法律がないからです。

    違法性が高そうな言葉に「盗聴」もありますが、盗聴も違法性はありません。しかし、盗聴前後の行為によっては違法になり罪に問われる可能性があります。

    通話録音に関する違法性は、別の記事で詳しくまとめています。詳細は、以下をご一読ください!

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    通話録音は違法?コールセンターで通話録音をする3つの効果を解説! 「電話時に通話内容を録音するメッセージが流れたけど、違法にならないの?」「仕事で通話内容を許可なく録音した場合、違法になる?」 と思うことはありませんか。 少...

    【質問2】通話録音したことは相手には伝わらない?

    Zoomなどのテレビ会議では、録音時にメッセージが流れます。

    しかしスマホで通話録音する場合は、相手にメッセージが伝わることはありませんのでご安心ください!

    【質問3】LINEの通話は録音することができるの?その方法は?

    LINEで通話録音するときは、残念ながらこれまで紹介した方法で録音できないこともあります。

    • LINEの電話を録音する方法
    • LINEの電話を録音する手順

    などは以下の記事で詳しくまとめていますので、ぜひご一読ください!

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    LINEで通話録音する方法をデバイス別に紹介!録音の違法性も解説 「LINEの電話をするとき、通話を録音できないかな……」 と思うことはありませんか? とくにスマホで利用することが多いLINE通話では「会話した内容を録音してメモ代わり...

    【質問4】iphoneの通話録音をする裏ワザは?

    通話録音サービスの契約や、アプリの課金はしたくない場合は、裏ワザとして録音するデバイスを強化する方法があります。

    たとえば、ボイスレコーダーによる録音の場合、スピーカーモードにしなければなりませんが、ボイスレコーダーにテレフォンピックアップを接続すると相手側の音が拾えるため、録音しやすくなります。

    また、iPhoneとデバイスをBluetoothでつないで録音するStickPhoneなどのデバイスを使用すると、音声を取り込めるため録音がしやすくなります。

    もちろんこれらの場合、事前に機器の購入が必要です。

    しかしサービスの契約が不要で、料金のかからない方法として検討する価値はあるでしょう。

    まとめ:業務でiPhoneの通話録音をする場合は多機能型のツールを選ぼう

    iPhoneで通話を録音するには、それぞれ目的にあわせた方法を選ぶことが大切です。

    たとえば、携帯電話に限らず広く通話履歴や内容を記録しておきたい場合は、iPhoneの通話録音アプリや携帯キャリアが提供する通話録音サービスよりも、ビジネス向けの通話録音サービスで自動録音をしたほうが確実でしょう。

    一方で「通話録音を業務に活かしたいけど、結局どの方法がよいのかわからない」と思った方におすすめなのがコミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」です。

    自動の通話録音に加えて文字起こしや通話内容の要約機能もあるため、議事録や報告書の作成にも役立てることができます。

    気になった方は、30日間の無料お試しを利用してどの機能を活用できるのか体験してみてはいかがでしょうか?

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    通話録音機能の活用でクレーム数を激減!

    カイクラを導入すれば、電話業務の効率化から顧客対応の品質改善まで一気通貫で行えます。

    • 通話の自動録音
    • 通話内容の自動文字起こし
    • 顧客情報の管理
    • 顧客対応内容の可視化
    • SMSのリマインド送信

    これらを、電話番号を変えずに固定電話でも社用携帯でも実現できるのは「カイクラ」だけ!

    カイクラを使えば、自動で通話録音ができます。クレーム対策や営業のトーク改善にご活用いただけます。

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    カイクラ編集部です。カイクラ.magは、株式会社シンカが運営するオウンドメディアです。 「音声を記録し、会話を企業価値に」をモットーに、「会話」に関する様々なテクノロジーや最新情報、企業の業務効率化や社内コミュニケーションの活性化事例など、すべての企業にとってお役に立てる情報を幅広く発信します。

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