株式会社タカコムの通話録音装置を徹底解説!サーバや集中管理システムも紹介

オフィスのビジネスホンの機能として、便利な通話録音機能。通話を録音することで、ビジネスの大切な電話を聞き逃さないことや電話対応の質向上などに活用することができます。ビジネスホンに通話録音機能を付与するためには、通話録音総理などの設備が必要になります。

数多くの通話録音装置を提供している企業のひとつが株式会社タカコムです。

通常の通話録音装置だけでなく、音声認識機能付きの装置やサーバーなども扱っています。本記事では、タカコムの通話録音装置について、たっぷりと解説していきます。

株式会社タカコムとは

株式会社タカコムは、通話録音装置などをはじめとした機器の提供を通して、働き方改革を支える企業です。通話録音・音声認識を組み合わせて、業務の効率化や負担軽減を実現し、生産性の向上・労働力不足の解消を目指しています。

主な事業内容としては、
・通話録音装置
・留守番電話装置
・音声応答転送装置
・緊急情報伝達装置
・日課放送機器
・時刻補正装置
・通信線路用機器

などの開発・製造・販売です。特に通話録音機器のラインナップは豊富で、さまざまな通話録音装置から、自社に合った通話録音装置を導入することができます。

株式会社タカコムの通話録音装置

 

 

さまざまな通話録音製品の中から、まず通話録音装置について解説していきます。基本的な通話録音装置であるため、オフィスへの導入でまず検討したい通話録音装置です。製品それぞれの特徴に注目して見ていきましょう。

 

【多回線・長時間録音】VR-755/VR-765

VR-755/VR-765モデルは、回線数と録音時間に特徴があります。まず回線数について見てみると、最大96チャンネルという多回線です。大規模なオフィスで多くの電話機を使用している場合にも、しっかりと対応できます。

録音時間は、最大70,000時間となっており、より多くの通話を録音することができます。通話録音データの保存・活用に便利で、通話録音データの利用の幅が広がるでしょう。

大量の音声データを保管する場合に、気になるのがセキュリティ性です。ハードディスクの二重化や音声データの暗号化によって、しっかりと音声データが守られます。

他にも、通話録音データの多彩な検索機能や音質を選べる再生機能などが充実しています。より多くの通話を録音したいという場合は、VR-755/VR-765の導入を検討してみましょう。

また、VR-755には、PBXと連携できるモデルもあります。オフィスのビジネスホン環境にPBXを利用している場合に、役立つ通話録音装置です。

 

【NECのAspire WX/Aspire UX対応】VR-910 WX

NECのAspire WX/Aspire UXという通話録音専用インタフェースと接続することができるモデルです。LANケーブルでインタフェースと接続することで、通話情報を取得することができます。

通話録音装置を導入する際や、主装置やPBXの配線工事などが必要ですが、VR-910WXは接続が容易で、導入しやすくなっています。Aspire WX/Aspire UXと連携させて、素早く通話録音装置を導入したい場合に最適です。

VP-910 WXで録音した通話データは、Webブラウザで再生することができます。検索項目や表示順を設定することで、再生したい通話録音データを素早く探せます。

 

【電話対応の質向上に便利】VR850VoIP/VR810VoIP

VR850VoIP/VR810VoIPは、通話録音データを電話対応の質向上に活用できる機能が充実しています。VR850VoIP/VR810VoIPにアプリケーションを連携させることで、音声認識や感情解析システムを付与することができます。

電話対応の声や音を分析し、感情が変化したワードや相手の感情を明確にします。電話対応の弱点を知った上で、通話録音データを聞き直し、電話対応のオペレーション教育を図ることができます。

オペレータの声のみ、顧客の声のみの通話録音もできるため、顧客の声を活用する場合にも便利です。通話録音データの検索は、タカコムの通話録音装置に共通した検索機能で、簡単に検索できます。

 

【NTTのSmartNetcommunity αA1対応】VR850VoIP A1/VR-810VoIP A1

VR850VoIP A1/VR-810VoIP A1は、NTTのビジネスホン主装置・SmartNetcommunity αA1に対応しています。SmartNetcommunity αA1との連携によって、外線通話データの検索だけでなく、内線も検索することができます。

また音声認識サーバとの連携も可能です。録音した通話データをテキストに変換することができるようになり、通話内容の分析に役立ちます。発信側・着信側に絞った通話録音もでき、より焦点を絞った分析を実現できるでしょう。

 

【小規模事業者向け】VR-518H/VR-504BR/VR-518A

VR-518H/VR-504BR/VR-518Aの3つの通話録音装置は、コンパクトなサイズが特徴です。場所を選ばずに設置できるため、規模の小さいオフィスや設置場所の少ないオフィスでも、導入することができます。

内蔵メモリーに録音し、最大約4000時間録音可能です。他の通話録音装置より録音時間は少ないですが、古い順に自動で消去され、いつでも通話録音ができます。通話録音の頻度が少ない・長期間保管しないという場合に最適です。

他にも、パソコンでの通話モニタリング、担当者による通話データ管理など、通話や録音データの管理にも優れています。

 

1席単位で通話録音装置を導入できる】VR-L147H/VR-L147H SC

VR-L147Hは、席ごとに導入できる小型通話録音装置です。席ごとに設置したVR-L147Hとサーバーをネットワークでつなぎ、管理システムと連携することで、Webブラウザなどで、通話録音をコントロールできます。VR-L147H SCは、側音除去に対応したモデルです。

席ごとに設置された小型通話録音装置は盗難や情報漏えいの危険性があります。セキュリティ面では、盗難防止のセキュリティワイヤー、権限設定などによって、安心のシステムとなっています。

オペレーターごとに通話録音をしたい、オペレーターの増減に合わせて設備変更が頻繁にあるという場合は、席ごとに設置できるVR-L147H/VR-L147H SCがおすすめです

 

VR-D179/VR-D179A

VR-D179/VR-D179Aは、電話機の下に設置するタイプの通話録音装置です。電話機の受話器や機器、電話回線接続に対応し、オフィスのビジネスホン環境に合わせて、導入できます。

自動録音や手動録音で、通話を録音するだけではありません。通話途中に録音開始してもはじめから録音されるビギニング録音、最大5秒前にさかのぼって録音する後追い録音など、さまざまな録音機能があります。

再生ソフトを使ったパソコンでの音声再生やセキュリティ機能など、便利な機能が豊富です。ビジネスホンごとに通話録音装置をつけたい場合に、最適な装置です。

株式会社タカコムの音声認識機能搭載通話録音装置

通常は、通話録音装置に音声認識サーバーなどを連携させる必要があります。
株式会社タカコムには、音声認識機能搭載の通話録音装置もあり、より多機能な通話録音環境をつくることができます。

2つの音声認識機能搭載の通話録音装置を見ていきます。

 

VR-TR780

VR-TR780は、通話録音データを自動で全文テキスト化できます。
音声とテキストで、電話対応を分析・活用でき、電話対応の質向上に役立ちます、

検索機能にも、テキストを活かした機能があります。設定したNGワード・必須ワードで検索すると、改善点のある通話を見つけることができます。
フリーワードも設定できるため、オペレーション教育の目的に合わせて、検索可能です。

相槌など無駄な会話を省くケバ取り機能もあり、必要な通話内容だけを的確にテキスト化することができます。

 

VR-TR780 PBX連携シリーズ

VR-TR780のPBXに連携できるシリーズです。オフィスのビジネスホン環境にPBXを導入している場合は、VR-TR780 PBX連携シリーズで通話録音データの音声再生やテキスト化を実現しましょう。

 

株式会社タカコムの携帯・固定電話録音システム

株式会社タカコムのVP-MP100シリーズは、NTTやKDDI、ソフトバンクなどの通話録音サービスを契約することで、携帯電話や固定電話の通話も録音できます。

NTTの通話録音サービスに対応したVP-MP100Dの場合は、最大2000チャンネルの携帯電話機の通話を録音可能です。営業職が多いオフィスや複数拠点に営業所がある企業に最適な携帯・固定電話録音システムとなっています。

 

株式会社タカコムのその他通話録音装置

株式会社タカコムには、音声認識サーバーや通話録音サーバーなど、通話録音装置と連携できる機器が多くあります。通話録音に関わる機器を紹介していきます。

 

音声認識サーバ VR-TRS100

音声認識サーバ VR-TRS100は、通話録音装置と連携することで、通話録音データをテキスト化できます。
ワード設定を駆使した検索やテキストを確認しながらの再生ができ、音声データの最大限に活かせます。

また、音声認識サーバ VR-TRS100を他システムと連携することもできます。
感情解析システムやコールセンターシステム、対話要約などと連携し、さらに通話録音データを有効に活用できるようになります。

通話録音サーバ VR-900VLA SV

通話録音サーバ VR-900VLA SVを設置すると、より多くの通話録音データを保存できます。
最大100台の通話録音装置の通話録音に対応し、最大9万時間保存可能です。

通話録音装置ごとに保存する場合は、通話録音データが分散するため、セキュリティ面に不安があります。通話録音サーバで集中管理することで、安全性を高めることができます。
ログイン認証やシステム監視機能、バックアップなど、その他のセキュリティ機能も充実しています。

音声データ集中管理システム VR-900CES

VR-900VLA SVよりさらに多い最大500台の通話録音装置のデータを集中管理することができます。全拠点の音声データを保存・管理可能です。

また、ダイレクト再生機能は、音声データの検索・再生に役立ちます。
各拠点の音声データを検索・再生できるため、音声データを効率よく収集できます。

音声認識機能搭載 音声データ集中管理システム VR-TR900CES

VR-900CESに音声認識機能を搭載した音声データ集中管理システムです。全拠点の音声データを保存できるだけでなく、全文テキスト化もできます。企業単位での電話オペレーションの改善・教育に活用できるでしょう。

外部システムと連携すると、自動でテキストファイルを出力でき、顧客分析やシナリオ作成、FAQ作成なども可能にします。

また音声データ・テキストデータのバックアップやセキュリティ機能もしっかり備えています。セキュリティ機能としては、HDDの暗号化、パスワードの再利用不可などがあり、拠点から収集した音声データを安全に管理できます。

 

まとめ

株式会社タカコムの通話録音装置には、さまざまなシリーズがあります。多回線・長時間録音や通話データ分析、小型など種類が多く、オフィスに合った通話録音装置を導入できます。

通話録音装置と連携できる通話録音サーバや音声認識サーバなどもあり、通話録音環境をより充実させます。電話対応の質向上やクレーム防止などのために、オフィスに株式会社タカコムの通話録音システムの導入を検討してみましょう。

 

「シンカの通話録音クラウドシステム」とは

通話録音拠点数がなんと約100社、120拠点、そして月次の解約率は驚異の約0.7%という安定的な実績を持つ通話録音システム。それが、「シンカの通話録音クラウドシステム」です。

詳しくは後半ご紹介しますが、簡単に特徴をお伝えすると以下の点に強みがあります。

  • 強み1. 電話機器の入替不要で、今の電話のまま録音ができる。
  • 強み2. 様々な業種・業態のシーンで活用いただいている。
  • 強み3. オフィスにかかってきた電話を全通話録音しテキスト化。検索できる。
  • 強み4. クラウドだから複数拠点の録音データも一元管理できる。
  • 強み5. 社員の電話受付ストレス軽減、クレーム客対策になる。

こうした強みを活かしながら、貴社をサポートする通話録音サービス。

それが、「シンカの通話録音クラウドシステム」です。

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「シンカの通話録音クラウドシステム」が利用されている業種と業態は?

「シンカの通話録音クラウドシステム」は以下のような多彩な業種、業態で利用されています。

1. 不動産業界

認識相違のクレーム報告は属人的で、問題ないという報告案件もきちんと原状回復ができていないため悪化する事案などがあったが、録音された会話を確認することでそれを未然に防ぐことができるようになりました。 また、経営会議の場でその月の大きなクレームの洗い出しにも使え、対応策の検討や質の向上が行えました。

2. 24時間レスキューセンター

スタッフが薄い深夜帯の出動時、事務局スタッフ対応の出動要請も通話録音で確認、事前に顧客の緊急度・温度感を把握し現場到着時の一言目の対応が準備もしやすく顧客満足度にも繋げられました。

3. 士業

事務局のコールセンタースタッフが受け取った弁護相談内容で解釈に専門知識が必要な場合に、内容を理解しないまま弁護士に伝えていたことがあったが、通話録音の導入で専門知識がないスタッフが対応してもきちんと用件を弁護士が把握できるようになりました。

4. 葬儀

近しい方がなくなった場合に精神動揺が大きく、対応には特別な配慮が必要だが、その精神状態を通話録音のトーンで把握。 また、緊急の対応や聞き漏らしの内容把握にも活用できています。

5. 自動車業界

中古車販売の場合、電話でのクロージングが多いので、車両のスペックに関して言った言わないの揉め事につながることがよくあったが、通話録音の内容をエビデンスとして利用することでその心配を解消。 また、車検、点検などある程度内容は決まっているサービス内容について、知識の標準化のための顧客対応教育としても活用できています。

6. 建設業

電話での建材などの注文量、納品・納期の話をすることが多い業界なので、通話録音を利用することで、エビデンスとして残すことができ、また、聞き間違えなどケアレスミスを防ぐことができました。

以上6業種の活用方法をご紹介しました。 それぞれの業種に合わせてしっかりと活躍するのが「シンカの通話録音クラウド」です。

「シンカの通話録音クラウドシステム」の機能詳細

では、シンカの通話録音機能にはどのようなものがあるでしょうか。 ここでは、機能についてご紹介します。

機能1. 会話の自動録音

発信電話も着信電話もすべての電話を自動録音。聞き洩らしの心配が無くなります。 また、スイッチを押す必要がないので、録音漏れの心配がありません。 電話機ごとの機器の設置も必要ありません。

機能2. いつでもどこでもスマートデバイスで録音を聞ける

クラウド上に録音データが保管されているから、どこにいてもスマートフォンなどのデバイスから確認。外回り中の営業でも外出先から確認できます。音声データは音声ファイル形式でダウンロード・保存が可能です。

機能3. テキスト化・検索ができる

AIエンジンで音声を分析しテキスト化。重要な部分をAIがピックアップし会話データを検索、確認ができる。
※本機能は現在開発中の為、ご提供準備が整い次第の提供となります。提供時期についてはお問合せください。

さらに、CTI機能もついており、電話に出れない人にもショートメッセージ(SMS)が送れる機能もあり、DMも送ることができます!!

参考:ビジネスホン通話録音システム比較30選~シンカの通話録音クラウドサービスなどをご紹介

「シンカの通話録音クラウドシステム」を導入するメリット

ここまで、「シンカの通話録音クラウドシステム」の機能についてご紹介してきました。 では実際に導入後どのようなメリットがあるのでしょうか? ここでは利用者にとっては一番きになる、導入メリットをご紹介します。

メリット1. 営業の成約率が変わる

営業同士の新規案件の情報参照・共有に
見込み客からの要求を聞き漏らさず対応
優秀な営業マンの顧客対応の共有で社内教育に

メリット2. カスタマーサポート(CS)・保守質向上

対応情報共有で生産性アップ。人不足の解消に
マニュアル対応を録音しノウハウ共有に
対応内容の記録保存し、言った言わないのやり取りがなくなる

メリット3. 新人を教育して即戦力に

上司が新人の音声をレビューして早期に即戦力に採用者への連絡情報の保存に
先輩の録音されたトークを聞いてスキルアップ

メリット4. 電話受付のストレスが減る

電話に慣れていない若い世代にも録音があることで安心

メリット5. 社内引き継ぎや情報共有が早い

シフト制の顧客対応で今日休みの人が昨日何を話 したかや顧客対応の引き継ぎをスムースに行える。

メリット6. クレーム客への対策ができる

録音を事前に伝えることでクレーム抑止になる
何に対してお怒りなのか録音を聞いて分析できる

メリット7. 顧客対応の質が上がる

自分が分からなくても録音している事で担当者にすぐ確認ができる
電話に出た人が対応完了するので何度も電話してもらう必要が無い

メリット8. 電話のやり取りがテキスト化される

過去の電話対応をテキスト化する事で通話分析ができる
音声よりもテキストは履歴を一覧で見やすく、検索もできる

「シンカの通話録音クラウドシステム」の連携機能

シンカの通話録音クラウドシステムと連携できるのは以下のようなサービスです。
Sales force、Kintone,sansan,SYNALIO,anirece cloud,神対応,Stamps!,HotProfile etc・・・

これらのシステムと連携すれば、どのようなメリットがあるのでしょうか?

例えばsansanとシンカの通話録音クラウドシステムを連携した場合。

登録した名刺データと連携して名前で検索することができます。
また、電話番号登録の手間を大幅に減らすことができます。

「シンカの通話録音クラウドシステム」導入の流れ

シンカの通話録音クラウドシステムを導入する流れは以下のとおりです。

  1. お申し込みは、メールや電話などからご連絡ください。
  2. 電話回線や社内ネットワーク環境などをヒアリングします。
  3. 導入する環境に合わせて、必要な機器を手配します。
  4. 実際の導入現場にて、弊社の技術者が設置を行います。

まとめ「シンカの通話録音クラウドシステム」とは

最後にもう一度強みをまとめます。

  • 強み1. 電話機器の入替不要で、今の電話のまま録音ができる。
  • 強み2. 様々な業種・業態のシーンで活用いただいている。
  • 強み3. オフィスにかかってきた電話を全通話録音しテキスト化。検索できる。
  • 強み4. クラウドだから複数拠点の録音データも一元管理できる。
  • 強み5. 社員の電話受付ストレス軽減、クレーム客対策になる。

こうした強みを活かしながら、貴社をサポートする通話録音サービス。

それが、「シンカの通話録音クラウドシステム」です。
ぜひご導入をご検討ください。