「クラウドPBXの製品ってどれがいいんだろう」
「選び方やおすすめのクラウドPBXが知りたい!」
と思うことはありませんか?
クラウドPBXは数多く、サービスによって特徴や価格も異なります。さまざまな製品を比較したうえで、自社に適切なサービスを導入するのがおすすめです。
とはいえ、どのクラウドPBXを導入すれば良いのかは、なかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、クラウドPBXのメリットと自社に合った選び方を紹介しつつ、以下のカテゴリーにわけてクラウドPBXを比較しました。
- 導入実績が多数
- 低価格
- 中小企業向け
- 設定が簡単
- 他サービスと連携・多機能
>>すぐにクラウドPBXの製品比較がしたい方はこちらをクリック
また、クラウドPBXの導入と合わせて顧客情報を管理するシステムを導入するのもおすすめです。
クラウドPBXと顧客情報を管理するシステムを併用することで、電話対応の効率化や顧客対応の質の向上が期待できます。
以下の資料では、クラウドPBXと合わせて利用できる顧客コミュニケーションシステム「カイクラ」に関してまとめています。電話対応の品質向上や対応漏れを防ぐときに役立つので、併せてご参考ください。
そもそもクラウドPBXとは?
クラウドPBXとは、従来のPBXと違い社内にPBXサーバーを設置し管理する必要がなく、クラウド上で管理しているため社内・社外どこにいても内線をつなぐことが可能なシステムです。
クラウドPBXを導入することで、オフィスで鳴った電話を外出先で受け取れるようになったり、テレワークの従業員に取り次いだりすることができます。
クラウドPBXについてさらに詳しく知りたい方は、まず「クラウドPBXとは?特徴やPBXとの違い、携帯内線化やテレワーク・外部からの顧客対応におすすめサービス徹底解説」をご一読ください。
[clink url=”https://kaiwa.cloud/media/telework/about_cloud-pbx/”]
クラウドPBXのメリット
クラウドPBXのメリットは、大きく以下の3つがあげられます。
- 設置の手間や設置スペースが不要
- 導入コストが低い
- 社外でも利用可能
といってもイメージしづらい方も多いと思うので、従来のPBXとクラウドPBXの比較をまとめました!
従来のPBX | クラウドPBX | |
---|---|---|
設置工事 | 必要 | 不要 |
設置スペース | 必要 | 不要 |
導入コスト | 高い (数十万円から導入可能な場合が多い) |
低い (数万円から導入可能な場合が多い) |
利用範囲 | 社内のみ | 社内・社外で利用可 |
従来のPBXの場合、社内にPBXサーバーを設置工事する手間や設置スペースなどが必要でした。ですが、クラウドPBXはクラウド上にサーバーが存在するため、社内にサーバーを設置する必要がありません。
そのため、手間や設置スペースも要らず、導入しやすいメリットがあります。
また、導入コストも従来のPBXと比較するとクラウドPBXの方が低価格で導入可能です。
他にも、従来のPBXの場合は社内でしか利用できませんでしたが、クラウドPBXは会社用のスマートフォンにも対応しているため、テレワーク中や出張先でも利用できます。
クラウドPBXの選び方・比較ポイント
続いては、自社にあったクラウドPBXの選び方として、
- 導入規模
- 設定の簡易さ
- 他サービスとの連携
の3つを紹介します。
選び方1.導入規模
まず自社の導入規模を確認しましょう。クラウドPBXによるスマホの内線化など、利用人数によって料金が変動するためです。
実際に「Good Line」など、規模によってプランをわけているサービスもありました。規模によって数千〜数万円の差が生まれることもあり、コスト削減を重視する企業は考えたい項目です。
どれくらいの社員が活用するのか、事前に確認してみてください。
選び方2.設定の簡易さ
設定の簡易さも調べておきましょう。
そもそもクラウドPBXは、設備などを設置する必要がありません。
ただし2020年より、新型コロナの影響でテレワークをしている企業も多いかと思います。
テレワーク中は基本的にオンラインでの対応になるため、やり取りがWeb上で完結するサービスの方がスムーズです。
設定はWeb上で完結するのか、対面でのやり取りが必要なのか、確認しておきましょう。
選び方3.他サービスとの連携
他サービスとの連携も重要な項目です。
連携できる機能はたとえば、
- CRMシステム
- メッセージアプリ
などです。
お客さま情報とあわせて管理できると、顧客対応の一元管理が実現。顧客情報のリサーチ時間などを短縮でき、業務の効率化が期待できます。
自社で活用しているサービスと連携できるか、あわせて確認しておきましょう。
【実績多数】クラウドPBXの製品比較
最初に実績多数のクラウドPBXとして、以下4つの製品を紹介します。
製品名をクリックすると該当の製品紹介までスクロールするので、興味がある製品から覗いてみてください!
製品名 | 特徴 |
---|---|
MOT/TEL | ・導入実績は2万社以上 ・初期費用は2万9,800円、利用料金は月3,980円(20回線) ・解約金や違約金も0円で安心 |
モバビジ | ・導入実績は4,000社を記録 ・初期費用が無料、拠点間通話なども無料でコスト削減 ・サポートセンターも完備 |
オフィスリンク | ・大学病院や銀行、地方自治体などの導入実績が多数 ・内線エリアは日本全国に対応 ・顧客接点クラウドカイクラとの連携も可能 |
ひかりクラウドPBX | ・導入実績は加工・製造業、マーケティングなど多岐にわたる ・初期費用は1,100円〜、利用料金は月1万6,500円〜 ・スマートフォン1台で3つの番号の使い分けに対応 |
おすすめ1.MOT/TEL
MOT/TELは、低価格で人気を集めているクラウドPBXです。
特徴は、以下の3つ。
- 導入実績は2万社以上
- 初期費用は2万9,800円、利用料金は月3,980円(20回線)
- 解約金や違約金も0円で安心
導入実績の多さを重視する企業におすすめです。
おすすめ2.モバビジ
モバビジは、低価格ながらも高品質の音質を提供するクラウドPBXです。
特徴は、以下の3つ。
- 導入実績は4,000社を記録
- 初期費用が無料、拠点間通話なども無料でコスト削減
- サポートセンターも完備
導入実績が多く、かつサポートを受けられるクラウドPBXを活用したい企業におすすめです。
おすすめ3.オフィスリンク
オフィスリンクは、NTTドコモが提供するクラウドPBXです。
特徴は、以下の3つ。
- 大学病院や銀行、地方自治体などの導入実績が多数
- 内線エリアは日本全国に対応
- 顧客接点クラウドカイクラとの連携も可能
クラウドPBXの導入を検討している医療機関や地方自治体などにおすすめです。
おすすめ4.ひかりクラウドPBX
ひかりクラウドPBXは、NTT東日本・西日本が提供するクラウドPBXです。
特徴は、以下の3つ。
- 導入実績は加工・製造業、マーケティングなど多岐にわたる
- 初期費用は1,100円〜、利用料金は月1万6,500円〜
- スマートフォン1台で3つの番号の使い分けに対応
高品質な音声でクラウドPBXを導入したい企業におすすめです。
【低価格】クラウドPBXの製品比較
次に、低価格のクラウドPBXを3つ紹介します。こちらも製品名をクリックすると、該当の位置までスクロールします!
製品名 | 特徴 |
---|---|
UNIVOICE | ・導入実績は3,000社、リピート率は92%を記録 ・初期費用は3万円、利用料金は1ユーザーあたり月700円〜 ・低価格ながらもユーザーの満足度が高い |
Cloud Phone Biz | ・番号が050であれば、初期費用が無料 ・クラウドフォンビズの料金は基本プラン1,000円、月額180円〜 ・料金は1秒あたり0.1円で計算できる |
Dialpad | ・スタンドードプランは月800円〜 ・Forbesやマイナビニュースなど大手企業が導入 ・プランによってはボイスメールのテキスト化、Salesforceとの連携も可能 |
おすすめ1.UNIVOICE
UNIVOICEは、販売顧客数やスタッフ対応で業界No.1を取得している製品です。
特徴は、以下の3つ。
- 導入実績は3,000社、リピート率は92%を記録
- 初期費用は3万円、利用料金は1ユーザーあたり月700円〜
- 低価格ながらもユーザーの満足度が高い
価格と質を重視する企業におすすめです。
おすすめ2.Cloud Phone Biz
Cloud Phone Bizは、料金体系がわかりやすいクラウドPBXです。
特徴は、以下の3つ。
- 番号が050であれば、初期費用が無料
- クラウドフォンビズの料金は基本プラン1,000円、月額180円〜
- 料金は1秒あたり0.1円で計算できる
実際に、通信費を月70万円から20万円までおさえた事例もあります。徹底的に通信費を削減したい企業におすすめです。
おすすめ3.Dialpad
Dialpadは、自社の規模や必要機能によって料金を選択できるクラウドPBXです。
特徴は、以下の3つ。
- スタンドードプランは月800円〜
- Forbesやマイナビニュースなど大手企業が導入
- プランによってはボイスメールのテキスト化、Salesforceとの連携も可能
自社に必要な機能にあわせて料金を選択したい企業におすすめです。
【中小企業向け】クラウドPBXの製品比較
次に、中小企業向けのクラウドPBXを2つ紹介します。こちらも製品名をクリックすると、該当の位置までスクロールします!
製品名 | 特徴 |
---|---|
トビラフォンCloud | ・初期費用は3万3,000円、利用料金は月3,300円〜 ・スマホにアプリを入れるだけで設定が完了 ・設備投資0円で、最短翌営業日に導入可能 |
Good Line | ・初期費用は1万円〜、利用料金は月1,000円〜 ・料金は小規模、法人、コールセンター向けの3つから選択できる ・通話録音や自動音声応答など他の機能も搭載 |
おすすめ1.トビラフォンCloud
トビラフォンCloudは、個人のスマートフォンをそのまま使用できるクラウドPBXです。
特徴は、以下の3つ。
- 初期費用は3万3,000円、利用料金は月3,300円〜
- スマホにアプリを入れるだけで設定が完了
- 設備投資0円で、最短翌営業日に導入可能
設定が簡単、かつスピーディーに導入したい中小企業におすすめです。
おすすめ2.Good Line
Good Lineは、予算にあわせてプランを選択できるクラウドPBXです。
特徴は、以下の3つ。
- 初期費用は1万円〜、利用料金は月1,000円〜
- 料金は小規模、法人、コールセンター向けの3つから選択できる
- 通話録音や自動音声応答など他の機能も搭載
自動音声応答などによって、限られた人数でもお客さま対応が可能。クラウドPBXの導入に加えて、業務の効率化も考えている企業におすすめです。
【設定が簡単】クラウドPBXの製品比較
次に、設定が簡単なクラウドPBXを3つ紹介します。こちらも製品名をクリックすると、該当の位置までスクロールします!
製品名 | 特徴 |
---|---|
Arcstar Smart PBX | ・初期費用は1万円、利用料金は5,000円〜 ・設定はWeb上で簡単 ・外線サービスと組み合わせて活用することも可能 |
BIZTELビジネスフォン | ・初期費用は5万円〜、利用料金は月31,000円〜 ・最短5営業日で導入が可能 ・増減は1席単位で対応 |
INNOVERA | ・コールセンター水準で機能を搭載 ・スマホとPCどちらにも対応 ・独自回線による番号取得やスマホの内線化などワンストップで構築 |
おすすめ1.Arcstar Smart PBX
Arcstar Smart PBXは、簡単ながらも外部サービスとの連携などにも対応しているクラウドPBXです。
特徴は、以下の3つ。
- 初期費用は1万円、利用料金は5,000円〜
- 設定はWeb上で簡単
- 外線サービスと組み合わせて活用することも可能
Web上だけで設定を済ませたい企業におすすめです。
おすすめ2.BIZTELビジネスフォン
BIZTELビジネスフォンは、回線の増減が簡単なクラウドPBXです。
特徴は、以下の3つ。
- 初期費用は5万円〜、利用料金は月31,000円〜
- 最短5営業日で導入が可能
- 増減は1席単位で対応
設定や回線の増減をスムーズに進めたい企業におすすめです。
おすすめ3.INNOVERA
INNOVERAは、ワンストップでさまざまな設定を完了できるクラウドPBXです。
特徴は、以下の3つ。
- コールセンター水準で機能を搭載
- スマホとPCどちらにも対応
- 独自回線による番号取得やスマホの内線化などワンストップで構築
ワンステップでスムーズに構築できるため、テレワークのためにクラウドPBXを検討している企業におすすめです。
【他サービスと連携・多機能】クラウドPBXの製品比較
次に、他サービスと連携・多機能なクラウドPBXを3つ紹介します。こちらも製品名をクリックすると、該当の位置までスクロールします!
製品名 | 特徴 |
---|---|
MiiTel | ・初期費用は0円、利用料金は月5,980円〜 ・通話中のモニタリングや自動録音などの機能が充実 ・Slackなどメッセージアプリとも連携可能 |
OSORA | ・初期費用はオープン価格、利用料金は月3,000円〜 ・ポップアップ通知や鳴り分け、コール状況など業務の効率化につながる機能多数 ・着信拒否など営業電話への対応も可能 |
クラウドテレコール | ・初期費用は5万円、2番号目より2,000円〜 ・CRMによってお客さま情報をすぐに検索 ・時間外ガイダンスや待ち呼制御などの対応不可な時間の案内も可能 |
おすすめ1.MiiTel
MiiTelは、オプション機能が充実しているうえに、他サービスとも連携できるクラウドPBXです。
特徴は、以下の3つ。
- 初期費用は0円、利用料金は月5,980円〜
- 通話中のモニタリングや自動録音などの機能が充実
- Slackなどメッセージアプリとも連携可能
クラウドPBXによる利便性に加えて、通話対応のクオリティを高めたい企業におすすめです。
おすすめ2.OSORA
OSORAは、電話業務の効率化を目的に作られたクラウドPBXです。
特徴は、以下の3つ。
- 初期費用はオープン価格、利用料金は月3,000円〜
- ポップアップ通知や鳴り分け、コール状況など業務の効率化につながる機能多数
- 着信拒否など営業電話への対応も可能
電話によるお客さま対応を効率化したい企業におすすめです。
おすすめ3.クラウドテレコール
クラウドテレコールは、Google Chromeで利用できるクラウドPBXです。
特徴は、以下の3つ。
- 初期費用は5万円、2番号目より2,000円〜
- CRMによってお客さま情報をすぐに検索
- 時間外ガイダンスや待ち呼制御などの対応不可な時間の案内も可能
お客さまを不安にさせない案内を心がけている企業におすすめです。
クラウドPBXとの組み合わせにおすすめ:顧客接点クラウド「カイクラ」
ここまでクラウドPBXの製品を比較しました。クラウドPBXは他サービスとあわせて活用することで、さらなる業務の効率化が期待できます。
たとえば、顧客情報を一元管理できるサービス「カイクラ」と組み合わせるのがおすすめです。
カイクラは電話対応時に役立つ機能が充実しています。一部の機能を紹介すると以下の通りです。
- 着信時に顧客情報を表示するポップアップ表示機能
- 顧客対応時や共有時に役立つメモ機能
- いった言わないを防ぐ通話録音機能
カイクラでは、着信と同時に顧客情報が確認できます。電話に出る前に顧客情報が確認できるため、余裕をもって電話対応が可能です。リピーターの顧客であれば、「〇〇さま、いつもありがとうございます!」など、手厚い対応もできます。
また担当外の電話であっても担当者へ電話を取り次ぎやすくもなります。結果的に取次ぎにかかる時間短縮にもつながるため、保留時間も削減できます。
担当者が不在の時も、メモ機能を活用することでスムーズに引き継ぐことが可能です。
また、通話録音機能があるため、言った言わないなどのクレーム対応時には非常に役立ちます。通話の音声が残ることで、声色から顧客が怒っているのかなどの状況も判断しやすくなります。
カイクラは、今回紹介した「ひかりクラウドPBX」との連携に対応しています。
電話対応の業務効率化を考えている企業は、カイクラのような他サービスとの連携も検討してみてはいかがでしょうか。
クラウドPBXの製品比較を参考に、導入の検討を
今回は、クラウドPBXの製品を比較しました。
おさらいすると、紹介したのは以下15のクラウドPBXです。
カテゴリ | 製品名 |
---|---|
導入実績が多い | ・MOT/TEL ・モバビジ ・オフィスリンク ・ひかりクラウドPBX |
低価格 | ・UNIVOICE ・Cloud Phone Biz ・Dialpad |
中小企業向け | ・トビラフォンCloud ・Good Line |
設定が簡単 | ・Arcstar Smart PBX ・BIZTELビジネスフォン ・INNOVERA |
他サービスと連携・多機能 | ・MiiTel ・OSORA ・クラウドテレコール |
今回紹介したクラウドPBXを参考に、自社で導入する製品を探してみてください。
クラウドPBXについて、さらに詳しくは「クラウドPBXとは?特徴やPBXとの違い、携帯内線化やテレワーク・外部からの顧客対応におすすめサービス徹底解説」をご一読ください。