1,はじめに
androidスマートフォンのシェア率は、日本では2019年時点で58.9%を占めており、iPhoneの41.1%より多い状況です。
参照:https://webrage.jp/techblog/sp_share/
そうした中で、通話録音を行なうべき機会はますます増えてきています。
例えば、以下のような目的で通話録音は必須です。
- 通話を証拠として残しておくため
- 通話の内容を忘れないようにメモとして残すため
- 通話内容を臨場感も含めて他の人に共有するため
- 知らない番号不明な番号は無効
- 通話をテキスト化しコンテンツ作成を行なうため
- 通話録音を利用した教育や学習
しかし、androidスマートフォンで通話録音機能を使いこなせていない方が多いのが現状です。
そこで、当コンテンツでは、実際にandroidで通話録音を行なう際に準備が必要なものや、方法について詳しく解説致します。
androidで通話録音を行なう際には当コンテンツをご参考にしていただければ幸いです。
2,androidで通話録音するには(ボイスメモ、アプリ、専用ガジェットなど)
androidで通話録音をする方法はいくつかあります。しかし、それを頭から並べ立てて説明をしているコンテンツはいくつかありますが、とても分かりづらいですよね。
そこで、当コンテンツでは頭から、
方法→特徴→機能・・・
というような並べ方は行わず、図表で整理をしたいと思います。
以下に掲げる図をまずはご覧いただき、どの方法を取るべきかをご自身で選んでみて下さい。
方法 | 特徴 | 通話録音の方法 | お手軽度 | 備考 |
---|---|---|---|---|
デフォルト通話アプリ | 最初からスマホにインストールされているデフォルトアプリです。 しかし、機種によって通話録音機能があるものとないものがあるため、通話録音機能がある場合にのみ利用が可能です。 調べたところ、Garaxyやzenfoneなどには最初からこの通話録音機能がついているようです。 また最近では、Xperia等には伝言メモ機能というものがついており、通常はキャリアに申し込みをして利用する留守番電話録音機能サービスが利用できます。 |
通話録音付きスマートフォンを立ち上げます。 次に、デフォルト通話アプリを立ち上げ、通話録音ボタンを押します。 ※たまに、デフォルトで利用できるようにはなっていないことがあるので、その場合には各スマートフォンの設定メニューから利用できるように設定を変えましょう。 あとは、通話を開始すれば録音できます。終了する場合には、終了ボタンをタップすればOKです。 |
◎ | iPhoneにはデフォルトの通話録音機能はついていません。 理由としては、アメリカが無断で行なう通話録音が違法と判断されていることが起因していると言われています。 |
通話録音アンドロイドアプリ | 最初からスマホの通話アプリが通話録音機能を備えていればいいですが、先述したとおり一部のスマートフォンにしかその機能はありません。 しかし、簡単なことですが、通話録音アプリを導入すれば簡単に通話録音機能を備える事ができます。 androidスマートフォンではiPhone以上に豊富なアプリがあり、機能も様々なものがありますので、ご自身の用途に沿って最適なものをご選択下さい。 |
通話録音の方法は、アプリケーションに寄ってそれぞれです。 このあと、android通話録音アプリケーションについて比較をしていきますので、詳しくはそちらをご参照下さい。 |
○ | アンドロイド通話録音アプリの特徴
古くなった録音は自動削除 |
ICレコーダー、ボイスレコーダー、録音マイクやテレフォンピックアップを使って録音する方法 | これまでのようにアプリケーションをインストールさえすればすぐに使えるという方法ではなく、機器を購入し通話録音する方法です。 機器を購入するのにコストと時間がかかるのに加え、接続や利用に関するリテラシの問題など、導入にはややハードルがあります。 同時に、利用した場合にボタンを押し忘れることや、誤った操作を行なうことや接続ミスなど、通話録音が思うようにできない場合もあります。 まずは、アプリを利用する方法を検討したほうが良いかもしれません。 しかし、アプリと違って良い面としては、ストレージがスマホに少なかったとしても機器側に保存されるため問題が起きない点や、音質が専用の機器のため良いことなどが挙げられます。 どちらを選ぶかはトレードオフになるでしょう。 |
参考に以下、テレフォンピックアップを利用した場合の流れをご紹介します。 1,テレフォンピックアップをICレコーダーのマイク入力に挿入 まずテレフォンピックアップなどのマイクをICレコーダーにつなぎます。 しっかりと繋がれていないと音を拾えなかったりするので注意が必要です。2,イヤホンを接続(Blue toothでも可) 次に、イヤホンをICレコーダーに接続します。 ICレコーダーに接続するイヤホンはワイヤレスイヤホンでも問題ありません。 但し、1同様にしっかりと繋がれていないと聞こえなくなったりしますので、注意が必要です。3,イヤホンを耳に装着 4,レコーダーを起動 |
△ | オススメのテレフォンピックアップ 1,OLYMPUS テレフォンピックアップ インナーイヤー方式 携帯電話使用可 TP7 https://amzn.to/2Y5XY8m2,OLYMPUS テレフォンピックアップ 通話録音用マイク(携帯電話使用可) TP8 https://amzn.to/2YwgWVg |
4,androidで通話録音する方法まとめ
当コンテンツをご覧いただき、androidで通話録音する際には最適なアプリを見つけていただければと思います。
もちろん機器を利用しても通話録音できますが、androidの場合はアプリが豊富なため、アプリを利用した通話録音をオススメします。
「シンカの通話録音クラウドシステム」とは
1500社以上かつ2500以上の拠点に導入されており、月次の継続率は驚異の99.6%という安定的な実績を持つ通話録音システム。それが、「シンカの通話録音クラウドシステム(カイクラ)」です。
詳しくは後半ご紹介しますが、簡単に特徴をお伝えすると以下の点に強みがあります。
- 強み1.電話を録音するだけでなく、テキスト化して検索もできる
- 強み2.クラウドにデータを保存しているため、録音データを共有しやすい!
- 強み3.電話機器の入替不要で録音機能が利用できるため、導入までスムーズ!
- 強み4.受電時に顧客の情報を画面に表示できるため、担当外でも電話対応しやすい
- 強み5.社員の電話受付ストレス軽減、クレーム客対策になる
こうした強みを活かしながら、貴社をサポートする通話録音サービス。それが、「シンカの通話録音クラウドシステム」です。
※3分でわかる!通話録音クラウド無料ダウンロード
https://kaiwa.cloud/media/tsuroku/download/
「シンカの通話録音クラウドシステム」が利用されている業種と業態は?
「シンカの通話録音クラウドシステム」は以下のような多彩な業種、業態で利用されています。
1. 不動産業界
認識相違のクレーム報告は属人的で、問題ないという報告案件もきちんと原状回復ができていないため悪化する事案などがあったが、録音された会話を確認することでそれを未然に防ぐことができるようになりました。 また、経営会議の場でその月の大きなクレームの洗い出しにも使え、対応策の検討や質の向上が行えました。
2. 24時間レスキューセンター
スタッフが薄い深夜帯の出動時、事務局スタッフ対応の出動要請も通話録音で確認、事前に顧客の緊急度・温度感を把握し現場到着時の一言目の対応が準備もしやすく顧客満足度にも繋げられました。
3. 士業
事務局のコールセンタースタッフが受け取った弁護相談内容で解釈に専門知識が必要な場合に、内容を理解しないまま弁護士に伝えていたことがあったが、通話録音の導入で専門知識がないスタッフが対応してもきちんと用件を弁護士が把握できるようになりました。
4. 葬儀
近しい方がなくなった場合に精神動揺が大きく、対応には特別な配慮が必要だが、その精神状態を通話録音のトーンで把握。 また、緊急の対応や聞き漏らしの内容把握にも活用できています。
5. 自動車業界
中古車販売の場合、電話でのクロージングが多いので、車両のスペックに関して言った言わないの揉め事につながることがよくあったが、通話録音の内容をエビデンスとして利用することでその心配を解消。 また、車検、点検などある程度内容は決まっているサービス内容について、知識の標準化のための顧客対応教育としても活用できています。
6. 建設業
電話での建材などの注文量、納品・納期の話をすることが多い業界なので、通話録音を利用することで、エビデンスとして残すことができ、また、聞き間違えなどケアレスミスを防ぐことができました。
以上6業種の活用方法をご紹介しました。 それぞれの業種に合わせてしっかりと活躍するのが「シンカの通話録音クラウド」です。
「シンカの通話録音クラウドシステム」の機能詳細
では、シンカの通話録音機能にはどのようなものがあるでしょうか。 ここでは、機能についてご紹介します。
機能1. 会話の自動録音
発信電話も着信電話もすべての電話を自動録音。聞き洩らしの心配が無くなります。 また、スイッチを押す必要がないので、録音漏れの心配がありません。 電話機ごとの機器の設置も必要ありません。
機能2. いつでもどこでもスマートデバイスで録音を聞ける
クラウド上に録音データが保管されているから、どこにいてもスマートフォンなどのデバイスから確認。外回り中の営業でも外出先から確認できます。音声データは音声ファイル形式でダウンロード・保存が可能です。
機能3. テキスト化・検索ができる
AIエンジンで音声を分析しテキスト化。重要な部分をAIがピックアップし会話データを検索、確認ができる。
※本機能は現在開発中の為、ご提供準備が整い次第の提供となります。提供時期についてはお問合せください。
さらに、CTI機能もついており、電話に出れない人にもショートメッセージ(SMS)が送れる機能もあり、DMも送ることができます!!
参考:ビジネスホン通話録音システム比較30選~シンカの通話録音クラウドサービスなどをご紹介
「シンカの通話録音クラウドシステム」を導入するメリット
ここまで、「シンカの通話録音クラウドシステム」の機能についてご紹介してきました。 では実際に導入後どのようなメリットがあるのでしょうか? ここでは利用者にとっては一番きになる、導入メリットをご紹介します。
メリット1. 営業の成約率が変わる
営業同士の新規案件の情報参照・共有に
見込み客からの要求を聞き漏らさず対応
優秀な営業マンの顧客対応の共有で社内教育に
メリット2. カスタマーサポート(CS)・保守質向上
対応情報共有で生産性アップ。人不足の解消に
マニュアル対応を録音しノウハウ共有に
対応内容の記録保存し、言った言わないのやり取りがなくなる
メリット3. 新人を教育して即戦力に
上司が新人の音声をレビューして早期に即戦力に採用者への連絡情報の保存に
先輩の録音されたトークを聞いてスキルアップ
メリット4. 電話受付のストレスが減る
電話に慣れていない若い世代にも録音があることで安心
メリット5. 社内引き継ぎや情報共有が早い
シフト制の顧客対応で今日休みの人が昨日何を話 したかや顧客対応の引き継ぎをスムースに行える。
メリット6. クレーム客への対策ができる
録音を事前に伝えることでクレーム抑止になる
何に対してお怒りなのか録音を聞いて分析できる
メリット7. 顧客対応の質が上がる
自分が分からなくても録音している事で担当者にすぐ確認ができる
電話に出た人が対応完了するので何度も電話してもらう必要が無い
メリット8. 電話のやり取りがテキスト化される
過去の電話対応をテキスト化する事で通話分析ができる
音声よりもテキストは履歴を一覧で見やすく、検索もできる
「シンカの通話録音クラウドシステム」の連携機能
シンカの通話録音クラウドシステムと連携できるのは以下のようなサービスです。
Sales force、Kintone,sansan,SYNALIO,anirece cloud,神対応,Stamps!,HotProfile etc・・・
これらのシステムと連携すれば、どのようなメリットがあるのでしょうか?
例えばsansanとシンカの通話録音クラウドシステムを連携した場合。
登録した名刺データと連携して名前で検索することができます。
また、電話番号登録の手間を大幅に減らすことができます。
「シンカの通話録音クラウドシステム」導入の流れ
シンカの通話録音クラウドシステムを導入する流れは以下のとおりです。
- お申し込みは、メールや電話などからご連絡ください。
- 電話回線や社内ネットワーク環境などをヒアリングします。
- 導入する環境に合わせて、必要な機器を手配します。
- 実際の導入現場にて、弊社の技術者が設置を行います。
まとめ「シンカの通話録音クラウドシステム」とは
最後にもう一度強みをまとめます。
- 強み1.電話を録音するだけでなく、テキスト化して検索もできる
- 強み2.クラウドにデータを保存しているため、録音データを共有しやすい!
- 強み3.電話機器の入替不要で録音機能が利用できるため、導入までスムーズ!
- 強み4.受電時に顧客の情報を画面に表示できるため、担当外でも電話対応しやすい
- 強み5.社員の電話受付ストレス軽減、クレーム客対策になる
「カイクラ」なら、スマホに新たにアプリを入れずに自動録音が可能です。
また、電話が多く、「電話の内容を確認したいけど、いつ電話したっけ……?」と思ったときにも、検索機能で簡単に対象の通話履歴を探せます。
カイクラの通話録音サービスについては、以下をご一読ください。
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