【例文付き】電話対応後のお礼メールはどう書く?書き方完全ガイド

「電話でのやり取りが終わった後、お礼メールを送るべきか迷う……」
「『先ほどはお電話にてありがとうございました。』の後に続く言葉が出てこない……」
と悩んでいませんか?

お礼メールは、ちょっとした心遣いで相手との関係性強化に大きく貢献します。

そこで本記事では、電話対応後にお礼メールを送るべき理由から、メールの基本構成、シーン別の例文までを徹底解説します。

お礼メールは、ちょっとした心遣いで相手との関係性強化に大きく貢献します。適切なポイントをおさえて、印象アップにつなげましょう。

お礼メールの記載内容を間違えると「こんなことは話していない」と送り先の信頼を損ねる恐れもあるため、通話内容を振り返りながら書くのがおすすめです。通話録音データがあれば、通話内容を確認しながらメール作成ができます。

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目次

電話対応後のお礼メールは必要?送るメリットを解説

結論からいうと、電話対応後のお礼メールは必ずしも送る必要はありません。しかし、相手との関係を良好に保ちたい場合や、電話内容の確認が必要な場合には、送信をおすすめします。

お礼メールを送るメリットは大きく3つあります。

▼お礼メールを送るメリット

  • 良好な関係構築のため
  • 通話内容を文書化して誤解を防ぐため
  • フォローアップのため

お礼メールは、相手に対して誠意と感謝の気持ちを伝えられます。つまり、今後につなげるために好印象を残したい場合や新規取引先との関係作りに有効です。

また、電話内で決定事項があった場合、お礼とあわせて文面に残しておけば、後々のトラブル防止にもつながります。

加えて、電話で決定したことを、プロジェクトメンバー全体に共有する際にも役立ちます。電話では伝えきれなかった詳細な情報や、図表などの視覚的な資料も添付できるため、より豊富な情報共有が可能です。

では、お礼メールにはどのような内容を書くべきでしょうか。次章からは、お礼メール文について解説します。

電話対応後のお礼メール基本構成

お礼メールに書くべきポイントをおさえるために、まずは基本的な構成をみていきましょう。

書く内容に迷った際は、以下の構成を意識してみましょう。

構成 説明
件名 わかりやすく簡潔に書く
宛名 相手の会社名、部署名、氏名を記載
挨拶・名乗り 挨拶+自分の会社名・部署名・名前を伝える
お礼 電話対応へのお礼を述べる
電話内容の確認 通話内容の要点を簡潔にまとめる
重要な点や決定事項を確認する
今後の対応や行動 次のステップや行動を明確に書く(もしあれば)
結びの挨拶 丁寧な締めくくりの言葉を添える
署名 自分の会社名、部署名、氏名、連絡先を記載

どのような順序で文章をつなげるかがわかると、自分でもすばやくお礼メールが作成できるようになります。

なお、お礼メールは相手の負担にならないよう、1分ほどで読める程度に簡潔にすることも大切です。メールのボリュームに関しては、この次に紹介する例文を参考にしてください。

電話対応後のお礼メール例文を5つのシーン別に紹介

お礼メールは、シチュエーションによって書くべき内容が変わります。

ここでは、以下の5つのシーンを想定した具体的なお礼メールを紹介します。

  1. 新規取引先との電話対応後のお礼メール
  2. アポイント設定後のお礼メール
  3. プレゼン後のお礼とフォローアップ
  4. 相談の対応後に送るお礼メール
  5. 社内の人へ送りたいお礼メール

自分の状況とより近いシチュエーションをチェックしてみてください。

【場面1】新規取引先との電話対応後のお礼メール

新規取引先からの問い合わせをいただいた後に送ることを想定した文面です。今後の関係構築を意識し、丁寧な挨拶をしましょう。

▼例文
○○株式会社
○○部○○様お世話になっております。株式会社△△の△△です。

この度は、弊社サービスに関するお問い合わせをいただき、誠にありがとうございます。
弊社のA製品についてご説明させていただく機会を得られましたこと、心よりうれしく思います。

ご質問いただいた内容を社内で確認し、来週中に詳細な資料をお送りさせてください。
ぜひ貴社業務のお役に立てれば幸いです。

もし追加のご要望やご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

【署名】

お礼とともに、次のステップにつなげるための具体的な行動を意識して書きましょう。

【場面2】アポイント設定後のお礼メール

電話でアポイントメントを取った後や予約の手配をした後に送りたいお礼メールでは、日程確認の意味も含めた内容にすることが重要です。

双方の認識を合わせ、スケジュールの行き違いを防げます。

▼例文
○○株式会社
○○部○○様お世話になっております。株式会社△△の△△です。

先ほどはお電話にてありがとうございました。
念のため、決定したアポイントメントの日程を記載いたします。
ーーーーーーーーーーー
日程:○月○日(曜日)
時間:午前10時
場所:A社
ーーーーーーーーーーー
当日は弊社のサービス内容を詳しくご説明させていただく予定です。
何か変更やご要望がありましたら、遠慮なくご連絡ください。

それでは、当日お目にかかれることを楽しみにしております。

【署名】

【場面3】プレゼン後のお礼とフォローアップ

顧客への電話での商品説明や提案の後に送りたいのは、電話内容の補足です。状況にあわせて資料添付もおこない、プレゼンの内容を再確認してもらいましょう。

▼例文
○○株式会社
○○部○○様お世話になっております。株式会社△△の△△です。

本日はお忙しいなか、お電話にてありがとうございました。
今回お話しさせていただいたAプロジェクトの資料をお送りいたします。

また、お話のなかで触れました「○○のトレンドについて」まとめた資料もあわせて添付いたしました。こちらもよろしければお目通しください。

ご不明な点やさらなるご質問がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
今後ともよろしくお願いいたします。

【署名】

資料を添付する場合には、メール本文に内容を書いておくとより丁寧な印象を与えられます。

【場面4】相談の対応後に送るお礼メール

電話口での受注や急な納期変更など、口頭だけでは不安な場合には確認の意味も込めてメールを送りましょう。

お礼に続けて発注内容や変更内容を記載すれば、自然な形で文面に残せます。

▼例文
○○株式会社
○○部○○様お世話になっております。株式会社△△の△△です。
先ほどはお電話にてありがとうございました。

変更箇所をあらためて以下にまとめますのでご確認いただけますと幸いです。
ーーーーーーーーーーー
新たな納期:○月○日までに変更
追加発注内容:商品A 30個追加(50個→80個)
ーーーーーーーーーーー
また、毎日の進捗状況を18時までにメールにてご報告いたします。

ご不明な点や追加のご要望がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

【署名】

変更内容は、一目でわかるようにわかりやすく箇条書きにします。メールで記録に残すことにより「言った言わない」問題を防げます。

【場面5】社内の人へ送りたいお礼メール

最後に、社内の同僚や上司に電話で相談にのってもらった場合に送りたいお礼メールの例文を紹介します。

▼例文
○○部長お疲れ様です。△△です。
先ほどはお電話にてご教示いただきありがとうございました。

部長のアドバイスのおかげで、顧客に納得してもらえそうな良い資料が完成できそうです。
ご指摘いただいた点を見直しつつ、今後の商談にも積極的に活かしていきたいと思います。

今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

【署名】

以上、具体的なシチュエーションに沿ったお礼メールを紹介しました。

ただし、例文をそのまま使用するのは推奨しません。定型文をそのまま使うと、微妙に言いたいことがずれてしまい、かえって悪い印象を与えてしまう可能性があるからです。

次章では、送信前に注意すべき4つのポイントを紹介します。メールを送る前にチェックしてください。

電話対応後のお礼メールを送る際に気をつけたい4つのポイント

ここでは、お礼メールを送る際に注意すべき4つのポイントを解説します。

  1. 本文にはオリジナル要素を入れる
  2. 電話終了後できるだけ早く送る
  3. 件名はわかりやすくする
  4. 「取り急ぎ」は使わない

上記のポイントをおさえて書けば、印象に残るお礼メールを作成できます。それでは、順にみていきましょう。

【ポイント1】本文にはオリジナル要素を入れる

お礼メールは、テンプレートをそのまま使わず、オリジナル要素を取り入れるよう意識しましょう。

定型文は、誰に送っても良いように作られているため、そのまま使うと内容が薄く形式的な印象が強くなってしまうからです。

オリジナル要素を入れるコツは、以下3つの方法があります。

▼オリジナル要素を取り入れたメールを書く3つのポイント

  1. 会話で出てきた話題に言及する(例:○○様のご意見は非常に参考になりました)
  2. 次のステップや行動を具体的に書く(例:お話いただいたアイデアを形にし、来週中には具体的な企画書を作成してお送りします)
  3. 業界ニュースや時事的な話題を入れる(例:台風が接近しておりますが〜、先日新たなAIが発表されましたが〜)

会話のなかで話題に上がった内容やニュースなどをメールに盛り込むことで、より親しみやすく、印象に残りやすくなります。

【ポイント2】電話終了後できるだけ早く送る

お礼メールは電話終了後、時間を空けずにできるだけ早く送るようにしましょう。

たとえば、朝に電話したにもかかわらず、夕方になって「先ほどはお電話ありがとうございました」とメールが届いたら、違和感がありませんか。

また、電話を切った後、お互いが会話内容を鮮明に覚えているうちにメールを送ったほうが、誤解にもつながりにくいです。

【ポイント3】件名はわかりやすくする

お礼メールの件名は、短くて明確なものにしましょう。相手がメールを受け取った際、一目で内容を把握できるようにするためです。

以下は明確な件名の例です。

  • お電話でのお礼とご確認|◯◯株式会社
  • お電話でのご注文内容について|◯◯株式会社

一方、「ありがとうございました」のように、本文を読むまで内容がわからない件名では、相手がメールの重要性を判断しにくくなります。

また、明確な件名は、後で特定のメールを検索する際にも役立ちます。

【ポイント4】「取り急ぎ」は使わない

ビジネスメールで急いでいるときについ使ってしまいがちな「取り急ぎお礼まで」は、避けましょう。

受け取る相手によっては「急いで書いた」という印象を与えてしまう可能性があるためです。

代わりに、「今後ともよろしくお願いいたします」と、この先の関係構築につながる表現を使ったほうが適しているといえます。

なお、素早いメール送信には、ツールの活用が欠かせません。とくに電話中に決定事項をメモをしたり音声録音ができれば、ミスなく顧客フォローができます。

ここからは、顧客フォローに適した電話業務DXツール「カイクラ」を紹介します。

電話やメールの顧客対応を効率化する「カイクラ」とは?

カイクラは、煩雑な電話業務のストレスをなくす電話業務DXツールです。顧客情報の管理を一元化し、素早い顧客の状況把握や対応が実現できます。

とくに電話対応後のフォローに役立つ3つの機能は、以下のとおりです。

▼顧客対応メモ

  • 通話中にメモを残したり対応履歴を確認できる
  • 会議の日程など、間違えられない重要な内容をその場でメモできる
  • 電話伝言メモや付箋での共有で起こりがちな紛失を防ぐ

▼通話内容の自動録音・自動文字起こし

  • 電話内容を録音し音声とテキストの両方で保存
  • 会話内容の要点をあとから聞き直せる
  • テキスト化にはAIを搭載しているため、「業界用語」の学習など使えば使うほどテキスト化の精度が向上する

▼SMS(ショートメッセージ)連絡

  • 会社の番号でショートメッセージを送れる
  • 不在だった場合や、日中つながりにくい顧客への伝言として有効
  • 電話のお礼や次のミーティング日程のリマインドなどにも役立つ

カイクラに搭載されているメモ機能やAIによる通話内容の自動文字起こし機能を利用して、電話終了後に素早くお礼メールが送れます。

また、重要な商談後に自分で通話内容を振り返って確認したり、急ぎの用件をSMSで伝えたりすることも可能です。

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まとめ:お礼メールは上手く活用すれば良好な関係構築に役立つ

電話対応後のお礼メールは、相手との信頼関係を築くための重要な役割を持ちます。

メールの本文にはオリジナル要素を加え、電話終了後すぐに送信することが大切です。本記事で紹介した基本構成を参考にし、感謝の気持ちを送りましょう。

また、顧客との良好な信頼関係には、お礼メールのほかに電話でのフォローも重要です。そこでカイクラでは、電話対応の基礎が学べる「電話対応マニュアル」を無料配布しています。

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この記事を書いた人

カイクラ編集部です。カイクラ.magは、株式会社シンカが運営するオウンドメディアです。 「音声を記録し、会話を企業価値に」をモットーに、「会話」に関する様々なテクノロジーや最新情報、企業の業務効率化や社内コミュニケーションの活性化事例など、すべての企業にとってお役に立てる情報を幅広く発信します。

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