「手持ちのボイスレコーダーで電話も録音できないだろうか?」
「通話録音を外付けのレコーダーで手軽にしたい。」
とお悩みではありませんか?
スマートフォンでは、録音機能やアプリを利用して電話を録音できます。しかし、操作がしにくく、音質が安定しないこともあり、不便に感じることも少なくありません。
そこで便利なのが、ボイスレコーダー(ICレコーダー)です。この記事では、ボイスレコーダーを使用した電話の録音方法と、おすすめの機器を紹介します。
なお、業務で電話の録音をする場合は、操作性や管理機能に秀でた「法人向けの通話録音サービス」がおすすめです。
たとえば「カイクラ」の場合、自動で通話録音を行い、そのデータを顧客情報に紐づけて管理できます。詳細は以下よりご確認ください。
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IC・ボイスレコーダーで電話録音する方法4つ
まずは、IC・ボイスレコーダーで電話を録音する方法をみてみましょう。ボイスレコーダーを使用する方法は、大きく4つあります。
▼IC・ボイスレコーダーで電話録音する方法
- IC・ボイスレコーダーにマイクをつける
- IC・ボイスレコーダーと電話機をアダプターでつなぐ
- 装着タイプのIC・ボイスレコーダーを使う
- Bluetooth接続ができるIC・ボイスレコーダーを使う
1つ目は、ボイスレコーダーにマイクをつけて電話の音声を拾って録音する方法です。ボイスレコーダーとイヤホン型のマイクを接続し、耳に装着したイヤホンの上から受話器を当てて通話します。
2つ目は、通話録音用アダプターでボイスレコーダーと電話機をつないで録音する方法です。受話器接続タイプと電話機接続タイプの2つがあります。
3つ目は、スマートフォンの端末に装着するタイプのボイスレコーダーを使うことです。有線での接続が必要なく、コンパクトな形状で扱いやすい製品が多くあります。
4つ目は、Bluetooth接続ができるボイスレコーダーを使用し、有線のアダプターではなく無線通信でスマートフォンとつないで録音する方法です。
次の章からは、それぞれの方法を詳しく解説し、おすすめの機器もあわせて紹介します。
IC・ボイスレコーダーにマイクをつける方法とおすすめ商品3選
IC・ボイスレコーダーにマイクをつける場合は、耳に当てているマイクで先方の声と自分の声の両方を拾い録音する仕組みです。この場合、ICレコーダーとマイクさえあれば、簡単に通話録音の環境が作れます。
その一方で、「受話器と耳の擦れる音が入りやすい」「マイクの装着が合わない」など、人によっては使用感に満足できない場合もあります。
また、録音ボタンの押し忘れやボイスレコーダーの立ち上げに時間がかかることもあるため、操作に慣れることが大切です。
参考までに耳に当てるマイクを2つ紹介します。
【おすすめ1】OM SYSTEM「 テレホンピックアップ」TP-8
OM SYSTEMの「電話録音用テレホンピックアップ TP8」は、高感度小型マイクを搭載した周波数特製50-16000Hzの製品です。携帯電話にも対応しています。ICレコーダーのマイク端子につなぎ、イヤホンを耳に装着することで通話の録音が可能です。
また、受話器にあたる部分から発する雑音を抑えるために軽量のゴム素材を取り入れたことで、機能性と装着感を高めています。
【おすすめ2】ソニー「 コンデンサーマイクロホン」ECM-TL3
ソニー「 コンデンサーマイクロホン」ECM-TL3は、スマートフォンや固定電話など、電話の形態にとらわれず、電話機につなげることで通話録音を可能にする製品です。
相手の声はイヤホン外部から録音し、自分の声は耳道からの振動で内部から録音する仕組みで、クリアな音声を録音ができます。また、接続した電話機から電源を確保するため、電池が必要ありません。
【おすすめ3】オーディオテクニカ「モノラルマイクロホン」AT9905
オーディオテクニカ「モノラルマイクロホン」AT9905は、マイク製品で世界的に定評のある同社の通話録音用のマイクです。高感度マイクを使用しているため、相手側と自分の声をはっきりと収められます。
ボイスレコーダーと電話機につなぎ、耳に装着して受話器を添えるだけで簡単に録音できます。4サイズのイヤーピースが付属しているため、耳のサイズにあわせて選べるのも魅力です。
ここまで、ボイスレコーダーにマイクをつける録音方法を解説し、おすすめ商品を取り上げてきました。次に、ボイスレコーダーと電話機をアダプターでつなぐ方法をみてみましょう。
IC・ボイスレコーダーと電話機をアダプターでつなぐ方法とおすすめ商品2選
先述したマイクを装着する方法は手軽な反面、受話器と耳の擦れる音が入りやすいなどのデメリットがありました。
ボイスレコーダーと電話機をアダプターでつなぐと、より自然に通話が可能です。これらをつなぐ配線の規格には、芯の数によって4極4芯や6極2芯があります。
- 受話器接続タイプ【4極4芯】
- 電話機接続タイプ【6極2芯】
まずは、受話器接続タイプ【4極4芯】の仕組みをみてみましょう。受話器接続タイプでは以下のような構図でアダプターを電話機とつなぎます。
受話器と直接つなぐことでクリアな音声を録音できる一方、コードが邪魔になりやすい点がデメリットです。
続いて、電話機接続タイプ【6極2芯】の接続方法をみてみましょう。
電話機に接続する場合、電話機専用の通話録音アダプターを中心として、ICレコーダーとアダプター、モジュラージャックとアダプター、電話機とアダプターをそれぞれ接続します。
電話機そのものと接続することで、コードが絡み合うことなく、普段どおり電話しながら録音が可能です。
ここまで接続方法を2つみてきました。それでは、ボイスレコーダーと電話機をつなぐアダプターのおすすめ商品を紹介します。
- ミヨシ MCO 通話録音アダプター 受話器用 DSP-H44/WH
- Asahi Denki ELPA 受話器用録音アダプター TEA-041
【おすすめ1】ミヨシ MCO 通話録音アダプター 受話器用 DSP-H44/WH
ナカバヤシ株式会社「4極4芯対応 通話録音アダプター」は、固定電話の受話器につないで録音するタイプの通話録音アダプターです。
受話器にあるらせん状のカールコードの取り外しができるタイプの電話機で使用でき、外線だけではなく内線電話にも対応しています。
【おすすめ2】Asahi Denki ELPA 受話器用録音アダプター TEA-041
「Asahi Denki ELPA 受話器用録音アダプター」は、配線器具などを開発販売する朝日電器株式会社の通話録音用のアダプターです。
モジュラージャックとφ3.5ミニプラグの切り替えができ、幅広い機器と接続しやすいことが魅力です。千円台で購入できるコスパのよさからも、固定電話を手頃な設備で録音したい場合の選択肢になるでしょう。
電話機に装着するタイプのIC・ボイスレコーダーを使う方法とおすすめ商品2選
ここまで、ボイスレコーダーにマイクを接続したり、録音用アダプターを固定電話につないだりする方法をみてきましたが、スマートフォンに特化した電話録音方法もあります。
そのひとつが「スマートフォンに装着して録音するボイスレコーダー」の利用です。
おすすめ商品を2つ紹介します。
- マグモ スマホ通話レコーダー
- サンワサプライ 400-SCNICR3BK
装着タイプのボイスレコーダーは、通話音声の振動をキャッチして録音が可能です。おすすめの製品をみてみましょう。
【おすすめ1】マグモ スマホ通話レコーダー
マグモ「スマホ通話レコーダー」は、iPhoneやAndroidに関係なくスマートフォンに装着するだけで通話録音ができる製品です。手のひらサイズのボイスレコーダーで、磁石のようにスマートフォンにつけられます。
本体についている電源ボタンをスライドするだけですぐに録音できるため、受電と同時に録音を始められます。また、一般通話だけではなく、SNSの音声通話や会議アプリの音声も録音可能です。
【おすすめ2】サンワサプライ 400-SCNICR3BK
サンワサプライ「400-SCNICR3BK」も、スマートフォンに装着して録音するタイプのボイスレコーダーです。通話録音だけではなく、会議や商談などの内容を記録するなど、通常のボイスレコーダーの機能も果たします。
録音していないときには、USBメモリとしても活用できて便利です。
Bluetooth接続ができるIC・ボイスレコーダーを使う方法とおすすめ商品2選
装着するタイプのボイスレコーダーはコンパクトで便利ですが、ほかにもスマートフォンの通話を簡単に録音する方法があります。それは、Bluetooth接続ができるボイスレコーダーを使用することです。
ボイスレコーダーを無線でスマートフォンにつなげられれば、ボイスレコーダーをカバンなどにしまったまま録音できます。
そこでここでは、Bluetooth接続ができる商品を2つ紹介します。
- アイアス「StickPhone 8G」
- Onkya「IC・ボイスレコーダー」
それでは詳しくみてみましょう。
【おすすめ1】アイアス「StickPhone 8G」
アイアス「StickPhone 8G」は、Bluetooth接続を活用した録音ができるボイスレコーダーです。本体を電話機のように扱うことが可能で、本商品のボタンを押すことで通話と録音が開始されます。
電話に出ると同時に自動で通話録音できるため、録音忘れを未然に防げることが強みです。
本体にはUSB端子がついているため、パソコンにつないで録音データを転送できます。
【おすすめ2】Onkya「IC・ボイスレコーダー」
Onkya「IC・ボイスレコーダー」もBluetooth接続を使用して通話録音ができます。もともと通話録音に特化した製品ではなく、会議や商談、インタビューにも対応しています。
そのことから幅広い録音用途で活用が可能で、ポケットなどに入れておけるコンパクトなサイズも魅力です。
ここまで、ボイスレコーダーで電話録音する方法4つをおすすめ商品と共にみてきました。
仕組みは少しずつ異なりますが、手軽に録音できる点はどの方法にも共通しています。しかし、ボイスレコーダーを使用する際に、気を付けるべきこともあります。続いて、電話録音する際の注意点をみてみましょう。
IC・ボイスレコーダーで電話録音する際の注意点3つ
IC・ボイスレコーダーで電話録音する際の注意点は、以下のとおり3つあります。
- 録音を忘れやすい
- 録音データの管理が煩雑になりやすい
- 情報漏えいのリスクが高い
どれも無視できない注意点のため、利用前に押さえておきましょう。
【注意点1】録音を忘れやすい
多くのボイスレコーダーは、録音する際に手動で操作しなければなりません。そのため、録音を忘れてしまうことが考えられます。
また、操作ミスで録音できていないことや、機器がすぐに立ち上がらずに電話の冒頭が録音されないこともあります。
大事な会話の録音を逃さないためには、あらかじめ電源をオンにしたり、自動録音ができる機器の購入を検討したりすることがおすすめです。
【注意点2】録音データの管理が煩雑になりやすい
ボイスレコーダーでは、録音した音声データの管理が煩雑になることもデメリットです。
ボイスレコーダーで録音した音声データは、機器のなかに保存されます。しかし、データ容量が多くないため、管理するにはパソコンに転送させなければなりません。
データを転送させるたびに、ファイルごとに分け、本体のデータを削除するのは手間がかかります。また、管理は手動で行うため、ミスが発生することもあるでしょう。
多くの通話内容を録音して活用する場合は、管理に手間のかからない通話録音サービスの利用がおすすめです。
【注意点3】情報漏えいのリスクが高い
携帯型のボイスレコーダーを外出先で紛失したり、盗まれたりした場合、音声データが他人に漏れてしまいます。ビジネスの通話内容が漏れた場合、企業の信頼を失いかねません。
実際、情報流出事件はこれまで世間を騒がせてきました。株式会社東京商工リサーチの情報漏えい事故のデータ(2023年)によると、以下のような結果が出ています。
原因としては「ウイルス感染・不正アクセス」が大半を占めますが、紛失・誤廃棄による情報漏えいも全体の8.5%あります。割合は少ないとはいえ、リスクは極力減らすべきでしょう。
しかし、機器を携帯した先での紛失は、意図せず発生するヒューマンエラーで、完全な防止が難しいのも事実です。そこで、情報をできるかぎり持ち歩かず、セキュリティで守られた仕組み下で、一元的に管理することが重要になります。
そのような場合に役立つのがシステムの導入です。カイクラの場合、セキュリティとデータ管理を徹底しているため、録音データが外部に流出するリスクを軽減できます。
また、情報をデータベース化するため手動で管理する必要もありません。加えて電話は自動で録音されるため、録音ボタンの押し忘れや録音漏れも起きず、確実に大事な電話を記録しておけます。
ボイスレコーダーの電話録音の注意点をカバーするカイクラの詳細は、以下よりご確認ください。
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まとめ:扱いやすいツールで電話録音をしよう!
ボイスレコーダーで電話を録音する方法をみてきました。ボイスレコーダーは金銭的な負担が少ないため、手軽に用意できる点が魅力です。
しかし、録音を忘れたり、紛失して情報が流出したりなどのデメリットもあります。
業務で電話の内容を記録するシーンが多く、確実に録音したい方は、システムの導入もひとつの選択肢として有効です。カイクラの場合、固定電話や携帯電話など電話の形態に関わらず、すべての通話を漏れなく記録し顧客情報と紐づけて管理できます。
「ボイスレコーダーで通話録音しているけれど、データ管理に避ける時間がなく情報を有効活用できていない」という方も、安全で一元的な情報管理ができるシステムの価値は高いでしょう。詳細は以下よりご参照ください。
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