「iPhoneで相手の声だけ通話録音する方法はあるの?」
「通話を録音してあとで内容を確認したい」
このようにお考えではありませんか。
結論を言うと、iPhoneで相手の声だけ通話録音する方法はありません。しかし、通話内容を録音する方法はいくつかあるため、活用すると「重要な内容を忘れてしまった」などの事態を避けられます。
そこで本記事は、
- iPhoneで通話録音をする方法と注意点
- 法人向けのおすすめ通話録音システム5選
を、紹介します。
この記事を読むと通話内容をエビデンスとして残せるようになるので、重要な通話をしっかりと残したい方は、ぜひ最後までご一読ください。
なお、法人向けの通話録音システムを導入する際は、電話業務効率化ツール「カイクラ」がおすすめです。録音データはクラウドで管理され、いつでも通話内容を確認できます。また、外出先でiPhoneからでも確認できるので、スピーディに対応可能です。
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iPhoneには相手の声だけ録音できる機能はない
そもそもiPhoneには、通話録音ができる機能を標準で搭載していません。iPhoneを開発しているApple社があるカリフォルニア州では、すべての当事者の同意を得ない通話録音は法律で禁止されているためと言われています。
したがって、iPhoneの標準機能で通話の録音は不可能です。ただし、iPhoneに搭載されているボイスメモや配信されている通話録音アプリを使用することで、通話内容を録音できる場合があります。
iPhoneのボイスメモで相手の声だけ録音できる?
iPhoneに搭載されているボイスメモを上手く活用すれば通話内容を録音できますが、相手の声だけを録音することはできません。
ボイスメモはiPhoneのマイクで拾った音を録音するため、自分の声と周囲の音のみを録音するからです。
したがって、ボイスメモを使用して相手の声も含めて通話内容を録音するためには、
- Bluetoothスピーカーにつないで録音する
- 別の端末を用意して録音する
など、少し特殊な使い方をしなければなりません。
そのため、ボイスメモは、あくまでも自分の声を録音するものと考えましょう。また、下記の記事でボイスメモを活用して録音する方法を紹介しているので、詳細を知りたい方はご一読ください。
iPhoneで相手の声だけ録音できるアプリはある?
iPhoneにはボイスメモ以外にも、通話録音アプリが数多くリリースされています。
しかし、「録音ができなかった」というレビューがついているなど「本当に録音できるのか?」と疑問を抱くアプリも見かけます。
また録音に際し、グループ通話を利用するアプリもあります。グループ通話を利用して録音するアプリは通話料が別に発生するだけでなく、海外に転送され国際電話料金がかかるものもあります。
「録音できないまたは思わぬ費用が予告なしに発生する」という現状のため、アプリを使用した録音方法はおすすめできません。
iPhoneで通話録音する方法
相手の声だけを録音することはできませんが、iPhoneでは下記の方法で通話録音ができます。
- 通話録音システムを使う
- スピーカーにして、ICレコーダーを使う
- ボイスメモを使う
ビジネスシーンで法人が利用する場合は、通話録音システムの導入がおすすめです。アプリやICレコーダーは使用している端末にのみ保存され、他者と気軽に共有できないためビジネスシーンには向いていないと考えられます。
しかし、通話録音システムを使えば企業全体で共有できるうえ、通話録音以外にも便利な機能を利用できます。一方で、プライベートで通話録音したい場合は、アプリやICレコーダーの利用がおすすめです。
ICレコーダーのなかには、iPhoneとBluetoothで接続してICレコーダー本体で通話できる機種もあります。ICレコーダーを購入する必要はありますが、初期設定ができれば簡単に使用可能です。
下記の記事で、iPhoneで通話録音する方法を利用シーン別に紹介しているので、詳しい方法を知りたい方はあわせてご覧ください。
iPhoneで通話録音をするときの注意点
iPhoneで通話録音する際は、下記の点に注意が必要です。
- 通話内容を録音しただけでは、違法にはならない
- 同意を得ない通話録音はトラブルにつながる可能性がある
- トラブルを防ぐために通話録音する際は、通話先の同意を得てから通話録音をする
日本では通話を録音するだけでは、違法とはなりません。たとえば、サポートセンターに電話すると「品質向上のため録音させていただきます」という案内をよく聞くようになりました。この案内は、法律上問題ないことを意味しています。
また、通話録音に関する重要なポイントは盗聴と秘密録音にあります。
盗聴は他者同士の会話を盗み聞くことですが、盗聴行為自体に違法性はありません。盗聴するために誰かの家に侵入する行為や、電話回線に盗聴器をかける行為が違法となります。
一方、秘密録音とは、相手が録音されている事実を知らないまま録音された音声・行為のことです。こちらも行為そのものに違法性はありませんが、相手の権利を侵害すると判断される恐れがあります。
なお、下記の記事で通話録音の違法性について紹介しているので、法律関係のトラブルを回避したい場合はぜひご覧ください。
法人のiPhoneで通話録音するならクラウド型通話録音システムがおすすめ
法人で通話録音をする場合は、クラウド型通話録音システムをおすすめします。その理由は、下記のとおりです。
- サーバー不要だからコストが抑えられスピーディに導入できる
- 外出先でも録音が聞けるから迅速な顧客対応ができる
- データを社内共有できるからスムーズな顧客対応ができる
録音データは社内で共有できるため、担当者が不在でもスムーズな顧客対応が可能です。ひとつずつ見ていきましょう。
【理由1】サーバー不要だからコストが抑えられスピーディに導入できる
クラウド型通話録音システムがおすすめな理由のひとつは、自社でサーバーを用意する必要がなくコストを抑えられる点です。
クラウド型通話録音システムはベンダー企業がサーバーを用意し、録音した音声データをクラウド上で管理しています。
自社でサーバーやネットワークを構築すると初期導入のコストだけではなく、運用や保守に管理コストがかかります。また、専門知識やスキルを持った人材の確保も必要なので、自社に担当者がいない場合は採用コストも必要です。
一方で、クラウド型通話録音システムは運用や保守も任せられるため工事が必要なく、スピーディに導入できます。
【理由2】外出先でも録音が聞けるから迅速な顧客対応ができる
クラウド型通話録音システムを利用すると、外出先でも録音データの確認が可能です。録音データはクラウド上で管理されているため、インターネット環境さえあればパソコンやスマートフォン、タブレットでもすぐに確認できます。
たとえば、営業の外回りで外出している際や、遠方に出張している際も問題ありません。急ぎの案件でも迅速に対応できるため、トラブルが発生した際もスムーズに取りかかれます。
対応内容や速度が良ければ、むしろ顧客満足度の向上も可能です。
【理由3】データを社内共有できるからスムーズな顧客対応ができる
クラウド型通話録音システムはデータを社内で共有できるため、スムーズな顧客対応が可能です。たとえば、クレーム対応は迅速な対応が求められるため、担当者が不在だったり別件で対応していたりすると他の従業員が対応するケースもあります。
しかし、情報の共有ができていなければ顧客に同じ説明を求める場合があり、火に油を注ぐ結果になりかねません。一方で、クラウド通話録音システムを利用するとすぐに情報を確認できるため、担当者ではなくても適切な対応ができます。
顧客の問題解決をスムーズに提案できるため、顧客満足度が向上する可能性もあります。
おすすめのクラウド型通話録音システム5選
おすすめのクラウド型通話録音システムは、下記のとおりです。
カイクラは、通話の自動録音や自動文字起こしなどの機能で、業務効率化をサポートしてくれます。順番に見ていきましょう。
【おすすめ1】カイクラ
カイクラは、電話業務の効率化や顧客対応の品質改善を実現する電話業務効率化ツールです。電話対応のトラブルやクレームをなくし、従業員の生産性や顧客満足度の向上をサポートします。
カイクラの特徴は、下記のとおりです。
- 着信時に顧客情報が表示され、顧客情報や過去の会話履歴を確認できる
- かかってきた電話は自動で録音し、AIが自動でテキスト化
- SMS機能やデータ分析機能が充実
かかってきた電話は自動で録音が始まるため、うっかり録音を忘れてしまうことはありません。
固定電話はもちろん、社用のiPhoneでも利用できるため外出先でも簡単に利用できます。そのため、ビジネスシーンにおいてiPhoneで通話内容を録音したい方におすすめです。
カイクラの詳細は、下記よりご確認ください。
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【おすすめ2】YouWire
YouWireは、多数の実績を持つ携帯電話録音サービスです。固定電話やスマートフォンの通話録音はもちろん、オフラインの会議やWeb会議の音声議事録にも利用できます。YouWireの特徴は、下記のとおりです。
- 通常の発信、着信操作で自動的に録音可能
- 4大通信キャリアに対応
- 大規模な設備投資は不要
通話録音データのテキスト化もでき、議事録作成の補助ツールとして利用できます。打ち合わせの議事録作成を、手作業でおこなっている場合におすすめです。
【おすすめ3】MiiTel
MiiTelは、IP電話と録音・文字起こし・音声解析が利用できるビジネス向けのスマート電話です。営業やコールセンターのビジネスシーンで導入されています。MiiTelの特徴は、下記のとおりです。
- 電話内容の記録や引き継ぎが簡単にできる
- 教育やノウハウ蓄積に活用できる
- 応対品質の確認・向上に役立てられる
リモートワークにも対応しており、すべての電話で自動録音・文字起こしができます。CRMと連携できるので、電話内容の入力作業や共有を効率化したい場合におすすめです。
【おすすめ4】Zendesk
Zendeskは、カスタマーサポートと顧客管理の効率化を実現するシステムです。顧客満足度を高めるために、会話型の顧客体験を重視しています。Zendeskの特徴は、下記のとおりです。
- メールや電話、チャットなどの問い合わせを一元化できる
- ヘルプセンターを構築できる
- 10万社を超える導入実績
メールや電話、チャットなど複数の問い合わせを一元管理できるため、問い合わせ経路が多い場合に重宝します。問い合わせ内容の管理に課題を感じている場合におすすめです。
【おすすめ5】InfiniTalk
InfiniTalkは、コンタクトセンター運営に適しているCTIツールです。CRMやSMS、通話録音などコールセンターに必要な機能を提供しています。InfiniTalkの特徴は、下記のとおりです。
- 操作性・視認性に優れたユーザーインターフェース
- CRMやSFAと連携できる
- 拡張性が高い機能
オプションで、AIによる音声テキスト化サービスを追加できます。テキストと通話録音の音声データがリンクしているため、聞き直しに時間と手間がかかりません。何度も聞き直すことによる業務負荷を改善したい場合におすすめです。
まとめ:通話録音システムを活用して通話内容の抜け漏れをなくそう
iPhoneでは、相手の声だけを録音することができません。ただし、自分の声も含めた通話内容の録音は可能です。そのため、ビジネスやプライベートなどの状況に応じて、下記の方法をおすすめします。
- プライベート:ICレコーダーや通話録音アプリを使用する
- ビジネスシーン:クラウド型通話録音システムを導入する
特に、ビジネスにおいては全社で利用できるため、クラウド型通話録音システムの導入がおすすめです。たとえば、電話業務効率化ツール「カイクラ」は会話内容を自動で録音するため、抜け漏れの心配はありません。
「言った・言わない」のトラブル防止にもつながるため、効率的に業務を進められます。電話業務の効率化を図りたい方は、下記よりご確認ください。
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