顧客満足度をアンケートで測る項目例。おすすめの方法や実施の流れも解説

「顧客満足度のアンケートってどんな項目が良いんだろう…」

と考えている方。

顧客満足度のアンケートには、代表的な項目があります。またアンケートの目的を把握したうえで作成することで、結果をもとにした自社商品やサービスの改善も可能です。

またアンケートにより顧客と定期的なコミュニケーションをとり、情報を一元管理して改善につなげると、顧客満足度があがることも。

顧客満足度のアンケート実施が、さらに顧客満足度を高めるヒントとなる可能性もあるのです。

そこで今回は、

  • 顧客満足度アンケートに最適な項目・設問の例
  • 顧客満足度アンケートの方法
  • 顧客満足度アンケートのメリットは「顧客と定期的なコミュニケーションが生まれること」
  • 顧客満足度アンケートを実施するポイント
  • 顧客満足度アンケートを実施する流れ

について解説します。

今回の記事を参考にしながら、顧客満足度アンケートを作成していきましょう。

顧客満足度アップの具体的な施策については「顧客満足度はどうやって上げる?大手事例にみる施策や注意点、おすすめツールまで徹底解説」をご一読ください。

なお、電話応対の業務効率化や顧客満足度を高めたい場合は、システムの導入がおすすめです。なかでも「カイクラ」には、「顧客対応に役立つ機能」や「従業員の生産性を向上させる機能」を多数搭載しています。

カイクラがよくわかる資料については、以下からダウンロードのうえご確認ください!

\導入社数2000社以上!/
カイクラの詳細を見る
▲無料ダウンロード資料あり/

【PR】次世代型電話業務DXツール「カイクラ」

  • 継続率、驚異の99.8%
  • 煩雑な電話業務が圧倒的にラクチンに
  • 自動通話録音・文字起こし、AI要約でトラブル回避

\ 利用社数2,600社以上 /
公式サイトを見る

目次

顧客満足度アンケートに最適な項目・設問の例


最初に、顧客満足度のアンケートに最適な項目として、

  • 回答者の属性
  • 商品・サービスを知ったきっかけ
  • 商品を購入した理由
  • 商品・サービスに対する満足度
  • 前の設問で満足度を判定した理由
  • リピートの意向
  • 商品・サービスに対する意見

の7つを紹介します。

項目例1.回答者の属性

まず回答者の属性を知りましょう。

例えば、

  • 性別
  • 年齢
  • 職業
  • 住まい

などです。

項目例2.商品・サービスを知ったきっかけ

次に、サービスを知ったきっかけを聞きましょう。

認知のきっかけは、以下のようにさまざまな選択肢があります。

  • テレビ
  • ラジオ
  • 雑誌
  • チラシ
  • 店頭
  • SNS
  • インターネット
  • メールマガジン
  • 家族・友人の紹介
  • 企業の公式サイト
  • その他

このように一般的な選択肢を用意し、選んでもらうのがおすすめです。

項目例3.商品を購入した理由

次に商品を購入、サービスを利用した理由を聞いてみましょう。

例えば、

  • 価格が手ごろだから
  • 広告やCMで興味を持ったから
  • 流行っているから
  • 知人におすすめされたから
  • いつも購入しているから
  • その他

などです。

食品の場合は「味が好き」という項目を入れるなど、自社商品によって変えてみてください。

項目例4.商品・サービスに対する満足度

ここからは、実際に使用した感想を調査しましょう。

例えば以下です。

  • かなり満足
  • まあまあ満足
  • 普通
  • 少し不満
  • かなり不満

上記の項目は、ハッキリと断言するのが苦手な人でも答えやすいです。

項目例5.前の設問で満足度を判定した理由

次は、先ほどの項目で該当する各満足度を選んだ理由を調べましょう。

こちらの項目は、記述式にするのがおすすめ。人によって満足度が高い・低い理由はさまざまであり、記述式の方が幅広い意見を集めることができます。

顧客満足度に関わる項目でもあるため、用意しておきたい項目の1つです。

項目例6.リピートの意向

次また自社商品やサービスを利用したいか、確認しましょう。

項目は例えば、

  • 利用したい
  • きっかけがあれば利用したい
  • どちらともいえない
  • あまり利用したくない
  • 利用しない

などです。

リピートの意向も、顧客満足度を知ることができる項目の1つ。「利用したい」「きっかけがあれば利用したい」と答えた人は、リピーターになる可能性が高いです。

項目例7.商品・サービスに対する意見

最後に、商品・サービスに対する意見を自由に書いてもらいましょう。ここも記述式がおすすめです。

ここまで顧客満足度を把握するアンケート項目を紹介しました。

これらのアンケートを実施するには、いくつかおすすめの方法があります。次で紹介しますね。

顧客満足度アンケートの方法


ここからは、顧客満足度を知るアンケートの方法として、

  • インターネット調査
  • 電話インタビュー
  • 紙のアンケート
  • 対面インタビュー

の4つを解説します。

方法1.インターネット調査

インターネット上で大多数の人にアンケートを実施する方法です。

特徴は「もっとも低コストで多くの意見を集められること」。

特に複雑な手続きなどは必要ありません。スムーズに準備を進めることができます。

方法2.電話インタビュー

電話インタビューは、通話を通してアンケート項目に回答してもらう方法です。対面に比べると、コストがそれほどかかりません。

特徴は「顔が見えないぶん、答えにくい意見も集められること」。厳しい意見や改善点などを把握しやすいです。

ただし長い説明や質問は避け、簡潔に答えられる項目を用意しましょう。その方が回答者は答えやすいです。

方法3.紙のアンケートの郵送

アンケートを郵送し、回答してもらう方法もあります。自分のペースで記入できるぶん、記述式などのアンケートは答えてもらいやすいです。

ただし、必ず回収できるとは限りません。また回収までに一定の時間も必要なため、時間に余裕のあるアンケートで活用しましょう。

方法4.対面インタビュー

対面インタビューは1対1、もしくはグループでアンケートに答えてもらう方法です。時間や場所の確保は必要ですが、複雑な質問も回収しやすいです。

またすぐに答えてもらえるため、回収に時間がかかりません。回収率が高く、顧客の意見をすぐに反映することが可能です。

顧客満足度アンケートのメリットは「顧客と定期的なコミュニケーションが生まれること」

アンケートには「顧客と定期的なコミュニケーションが生まれる」というメリットがあります。

アンケートは、1度実施して終わりではありません。何度かくり返すことで、顧客の自社商品やサービスに対する印象の変化を把握できます。

不満な点を洗い出し、改善することで、商品やサービスの印象は良いものに変わります。このような変化が、顧客満足度アップにつながるのです。

また定期的なコミュニケーションによって、自社商品やサービスを思い出してもらえることも。その結果、新規顧客がリピーターになることも少なくありません。

顧客満足度のアンケートは定期的に実施するのはもちろん、結果をもとに改善することで顧客満足度が高まります。

\導入社数2,700社以上!/
カイクラの詳細を見る
▲無料ダウンロード資料あり

顧客満足度アンケートを実施するポイント


次は、顧客満足度アンケートを実施するポイントとして、

  • アンケートの目的を把握する
  • 設問の種類を決める
  • 設問の数を適切なものにする
  • アフターフォローをする
  • 定期的に実施して変化を追う

の5つを紹介します。

ポイント1.アンケートの目的を把握する

まずアンケートの目的を把握しましょう。目的によって、項目も変化するためです。

例えば、

  • 商品開発のヒントを得る
  • 既存サービスを改善したい
  • リピーターを増やしたい

などです。

社内でしっかりと検討し、目的に沿った項目を洗い出してみてください。

ポイント2.仮説を立てる

アンケートを実施するときは、仮説を立てるようにしましょう。

例えば新商品に対する反応が少なく、理由を知りたいとします。その場合は「なぜ評価されていないのか」を知るために、「価格が高い」「品質が想像より悪い」など、理由を予想します。

その仮説をもとに「価格は適切だと思いますか?」「品質はどうでしたか?」などの項目を用意。

回答によって、予想が正しいのか実証でき、原因も把握できるはずです。

ポイント3.設問の数を適切なものにする

設問の数は多すぎず少なすぎず、適切なものにしましょう。あまりにも多すぎると顧客は回答しにくく、短くても必要な回答が得られないためです。

おすすめは15〜30問。悩んだときは、アンケートの目的に沿って項目を選別してみてください。

ポイント4.アフターフォローをする

アンケートを実施した後は、アフターフォローを忘れないようにしましょう。

例えば、

  • 自社商品やサービスのメンテナンスの案内
  • 交換時期のお知らせ

などです。

また不満な回答が多い場合、新たなシリーズなどを開発するのもおすすめ。アンケートをもとに改善したことで、「また購入してみようかな」と感じる人は多いです。

ポイント5.定期的に実施して変化を追う

アンケートは定期的に実施して、回答の変化を追いましょう。

先ほどもお伝えしたように、アンケートは1度で終わりではありません。何度も実施することで回答者の変化を把握でき、改善点なども反映しやすいためです。

顧客と定期的にコミュニケーションを取る機会も生まれやすいです。アンケートは長期的に実施しましょう。

顧客満足度アンケートを実施する流れ


最後に、顧客満足度アンケートを実施する流れとして、

  • 質問を作成する
  • 対象者・対象企業を選定する
  • 調査方法・体制・スケジュールを決める
  • アンケート項目を考える
  • 実施・分析する

を解説します。

ステップ1.アンケートの目的をもとに質問を作成する

アンケートの目的をもとに、質問項目を作成しましょう。

先ほどもお伝えしたように、目的によって質問すべき項目が異なります。「何を知りたいのか」という目的をもとに、適切な回答を得られる質問を考えてみてください。

ステップ2.対象者・対象企業を選定する

次に、アンケートの対象者・対象企業を決めましょう。

対象者は、以下のようなポイントで決めることができます。

  • 居住地
  • 年齢
  • 性別
  • 商品やサービスの利用頻度
  • 購入のきっかけ

最初に紹介した基本属性となる部分。加えて、商品やサービスの利用頻度も選別のヒントになります。

ステップ3.調査方法・体制・スケジュールを決める

次は、調査方法や体制、スケジュールを決めましょう。方法は先ほど紹介したものを参考にしてみてください。

スケジュールの目安は、1週間です。紙など回収に時間のかかるものは、さらに1〜2週間ほど時間を取りましょう。

ステップ4.アンケート項目を考える

次に、アンケート項目を考えましょう。先ほどの7つの項目とアンケートの目的をもとに、必要な質問を作成します。

ステップ5.実施・分析する

アンケートが完成したら、次は実施します。そして回答が集まったら、結果を分析しましょう。

先ほどもお伝えしたように、アンケート結果をもとに自社商品やサービスの改善点を洗い出すことが可能です。その結果をもとに改良すると、新たな商品やサービスを生み出せることもあります。

アンケートは実施するだけでなく、分析結果までしっかりと活用してみてください。

顧客満足度アンケートは目的を明確化したうえで項目を作成しよう

今回は、顧客満足度アンケートについてお伝えしました。

おさらいすると、顧客満足度アンケートには以下の7つの項目がおすすめです。

  • 回答者の属性
  • 商品・サービスを知ったきっかけ
  • 商品を購入した理由
  • 商品・サービスに対する満足度
  • 前の設問で満足度を判定した理由
  • リピートの意向
  • 商品・サービスに対する意見

また顧客満足度アンケートは、以下のポイントに注意しながら進めると効果的です。

  • アンケートの目的を把握する
  • 設問の種類を決める
  • 設問の数を適切なものにする
  • アフターフォローをする
  • 定期的に実施して変化を追う

上記をもとにアンケートを実施することで、アンケート結果をもとに顧客満足度を上げることも可能です。

今回の記事を参考にしながら、顧客満足度のアンケートを作成してみてください。

なお、電話応対の業務効率化や顧客対応の改善をしたい場合は、多数の機能を揃えたシステムの導入がおすすめです。

たとえばカイクラには、過去の通話内容を把握しやすい「通話録音機能」や、販促や顧客とのコミュニケーションにも活かせる「SMS機能」などあります。誰でも簡単に使えるうえ直感的に操作しやすいUIのため、ツールの導入に不安を感じている人にも安心です。

カイクラがよくわかる資料については、以下からダウンロードのうえご確認ください!

\業務の効率化・負担が減ったとの声多数!/
カイクラがよくわかる資料はこちら
▲無料ダウンロード資料あり

電話対応にかかる時間を40%削減!

カイクラを導入すれば、電話業務の効率化から顧客対応の品質改善まで一気通貫で行えます。

  • 通話の自動録音
  • 通話内容の自動文字起こし
  • 顧客情報の管理
  • 顧客対応内容の可視化
  • SMSのリマインド送信

これらを、電話番号を変えずに固定電話でも社用スマホでも実現できるのは「カイクラ」だけ!

カイクラを使えば、普段の煩雑な電話業務を効率化できます。

電話業務DXツール「カイクラ」の詳細を見る(https://kaiwa.cloud/)

この記事を書いた人

西山雄貴のアバター 西山雄貴 営業・業務改善コンサル

大手住宅設備メーカー、たばこメーカーにて、新規開拓、提案営業、
ルート営業の経験を経験。
売上拡大のために既存顧客のフォローアップと業務効率化が重要で
あることを体感して、株式会社シンカに入社。
業界問わず多数の企業様をご支援する中で「共通の課題と解決事例」を
熟知して、電話業務改善のコンサルティングに取り組んでいる。

目次