代理店

必要な機能が凝縮されかつ
コストを抑えられる「カイクラ」は
ソリューション提案の選択肢の一つとして
お客様におすすめしやすいシステム

 西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は、地域の人々の暮らしを便利にし、企業の業務効率化を推進する活動を通じて、「ソーシャルICTパイオニア」として様々な社会課題をICT(情報通信技術)の力で解決している。

 同社が販売代理店として法人向けに提案するソリューションの一つとして「カイクラ」をおすすめいただいたのが、京都市の株式会社ツカサ。2021年3月に同社で「カイクラ」導入に至るまでの背景や、販売代理店として感じる「カイクラ」のメリットについて、ビジネス営業部法人営業担当の宮田氏と、ビジネス営業部ソリューション担当の中川氏に伺った。

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  1. 必要な機能がシンプルに凝縮された「カイクラ」は提案しやすいサービス
  2. 他社サービスと比較してコスト面の優位性がある
  3. 受注から「カイクラ」導入完了までの流れがスムーズ

「カイクラ」をぜひ導入したい…その思いがひかり電話化の商談も後押し

 京都エリアの中堅から大規模ユーザーのお客様に対して電話やインターネットでの関連するソリューションを提案している、法人営業担当の宮田氏。株式会社ツカサ様への「カイクラ」導入のきっかけは、一体何だったのだろうか。


「最初の出会いは、2018年に京都で開催されNTT WEST COLLECTION KYOTOでした。ツカサ様をそこへご招待した際に、『カイクラ』の内容に興味を持ってくださったのが始まりです」


 展示会で「カイクラ」を目にしたツカサ様は、どういった点に興味を持ったのかを伺った。


「ツカサ様はもともと、京都の事業所にCTI(コンピューターと電話を統合したシステム)を導入していました。しかし、その使い勝手に課題を抱えていたため、より便利な『カイクラ』への切り替えを希望されたそうです」(宮田氏)
ツカサ様への「カイクラ」導入は、2021年3月。最初の出会いから3年ほどの月日が経ってからの導入には、理由があったという。


「2018年当時、ツカサ様はひかり電話をお使いではありませんでした。それまでも弊社からご提案しており、『カイクラ』を導入するなら、先にひかり電話にする必要があるとお伝えしたところ、スムーズに話が進みました。20拠点を1年ほどかけてひかり電話化したあと、『カイクラ』の導入に至りました」(宮田氏)


ひかり電話化と「カイクラ」の導入を同時期に進められたことで、切り替え作業は円滑に完了した。

「ツカサ様は、『カイクラ』を使いたいからひかり電話を導入しました」と宮田氏が語るように、設備投資に多少の時間と費用がかかったとしても、「カイクラ」によって便利になる面がメリットとして勝るということなのかもしれない。

他社サービスと比較して、コスト面・機能面ともに優位性がある「カイクラ」

 前述のNTTコレクションで「カイクラ」を初めて知ったという宮田氏に、そのときの印象について尋ねた。


「CTIは一般的に、導入に費用がかかるものが多いです。しかし、『カイクラ』は費用が安く抑えられるんだなというのが第一印象でした。それは、1ユーザー単位ではなく1拠点単位の料金設定のおかげだと感じます。価格面での優位性があるので、お客様からも興味を持っていただきやすいですね」


「カイクラ」の機能面についても、ツカサ様からはかなりご好評をいただいているそうだ。


「ツカサ様は京都の事業所でCTIをお使いでした。CTIによって誰から電話があったかがわかっても、そのお客様の詳しい情報はExcelの顧客名簿で確認しなければならず、情報の検索にかなり手間がかかっていたそうです。その課題を解決してくれた『カイクラ』はとても良いサービスだとおっしゃっています」(宮田氏)


 実際に現場で「カイクラ」を活用した事例を目の当たりにしたことで、宮田氏は他のお客様にもまだまだ提案できる余地はあると語る。


「業種や業界に関係なく、『カイクラ』は幅広い企業に提案できるシステムだと思います。介護の現場を現在ヒアリング中なのですが、そこでも『カイクラ』のようなサービスがあればいいなというお声があります。ツカサ様が本当に気に入ってくださっているので、私としても他のお客様におすすめしやすい面がありますね」


 デジタル化社会が進んだとはいえ、企業の活動において電話対応は切っても切り離せない存在。顧客情報と紐づけて電話でのやりとりをスムーズにし、業務効率化が図れる「カイクラ」のニーズはまだまだありそうだ。

導入時に販売代理店の立ち合い不要、手離れの良さがメリット

 ツカサ様への「カイクラ」導入の流れは、スムーズに進んだのだろうか。エンジニアとして技術面のアドバイスをしている、ソリューション担当の中川氏に伺った。


「『カイクラ』の設置にあたっては、弊社NTT西日本の新VPNサービス(仮想専用線)との併用は前例がなかったので、社内で様々な検証を重ねました。その過程では、『カイクラ』の技術担当者の方が実際に現場へ足を運んでくださり、技術面での打ち合わせも密にしてくださったので、かなり安心感がありましたね。問題点をすぐに把握して、導入のスケジュール調整も柔軟に対応いただいたので、機器の設置も問題なく進みました」


 お客様との間に入る販売代理店としては、「カイクラ」の設置に立ち合いが不要なのも大きなメリットだったという。


「受注して導入が決まるまでは、確かに機器構成などの検証作業が大変重要であり、それさえ突破できれば設置等の作業はすべて『カイクラ』の技術担当の方にご対応いただけるので、弊社の稼働が少なくできた点が良かったと思います」(中川氏)


 現在では、「カイクラ」はNTT西日本の京都支店でかなり認知度が高まっているという。ツカサ様の導入事例を社内に共有したことで、その便利さに注目が集まっているそうだ。


「ツカサ様が特に気に入っているのは、『カイクラ』の分析機能です。1日の着信件数と、そのうち電話をとった回数をグラフで可視化できるのが良いとおっしゃっていました。他の企業でも、電話対応のデータ化のニーズはよく聞かれます。今まで感覚的だったものが数値化できれば、経営判断などにも役立てられて、弊社としても新たなソリューション提案につながると考えています」(宮田氏)


 販売代理店として「カイクラ」の魅力を語ってくれた宮田氏と中川氏。お客様の持つ幅広い課題に対し、ICTを用いた最適な解決方法の一つとして、「カイクラ」が重要な役割を担っている。