「中小企業が低予算でDXに取り組めるサービスってあるのかな…」
と感じている方。
デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、IT技術の浸透によって企業活動が効率化することです。近年、働き方改革や新型コロナの影響によるテレワークの導入などによって、注目する企業が増えています。
DXは予算の確保が必要と思われることが多いですが、実は莫大なIT投資は必要ありません。限られた範囲など、身近な業務にしぼってDXに取り組むだけでも、効果は期待できます。
とはいえ、実際に低予算で導入できるサービスは、なかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、
- デジタルトランスフォーメーション(DX)にはどれくらいの予算が必要?
- 【低予算】中小企業におすすめのDX化できるサービス3つ
- DXによって業務の効率化に成功した企業の事例
- 中小企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組むメリット
を紹介します。
今回の記事を参考にしながら、中小企業は自社に合いそうなDX化につながるサービスを探していきましょう。
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デジタルトランスフォーメーション(DX)にはどれくらいの予算が必要?
最初にDXについて、
- 定義
- 予算
の観点から解説します。
デジタルトランスフォーメーション(DX)とは?経済産業省の定義を紹介
デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、IT技術の浸透によって企業の活動を効率化すること、日々の生活が便利になることです。
経済産業省の資料では、以下のように定義されています。
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」
出典:経済産業省「デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためのガイドライン」
https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181212004/20181212004-1.pdf
上記の文章を見ると新たなサービスの開発などをイメージするかもしれませんが、壮大な取り組みだけがDXではありません。
例えば以下のような、日々の業務を効率化することもDXといえます。
- 資料のペーパーレス化
- データ管理をエクセルをGoogleスプレッドシートに変更
- Web接客やチャットボットによる対応の導入
- クラウド上で管理できるCRMシステムで顧客情報を共有
上記のような業務をデジタルトランスフォーメーションすることで、スムーズな情報共有や顧客対応が実現。業務の効率化はもちろん、顧客満足度アップによる売上の伸びなども期待できます。
デジタルトランスフォーメーション(DX)に過大なIT投資は必要ない
DXに取り組むとき、「費用がかかるのではないだろうか」と考えて導入に踏み切れない中小企業も多いのではないでしょうか。
実はDXに取り組むとき、数百万円など莫大なIT投資は必要ありません。
その理由は、以下の3つです。
- 簡単な業務など、DXは限られた範囲だけでも可能だから
- 業務分野をしぼることで費用をおさえられるから
- DXに当てはまるサービスはクラウド上で管理できるものが多く、低価格に設定されているから
先ほどDXは新サービスの創設などイノベーションを起こすだけでなく、身近な業務の効率化も当てはまるとお伝えしました。
簡単な業務のDXだけ着手することはもちろん、取り組む業務範囲をしぼることで費用をおさえることが可能なのです。
またそもそもCRMシステムなどはクラウド上で管理するため、莫大な設備が必要ありません。月1万円ほどからスタートできるサービスも多いため、過大なIT投資は必要ないのです。
中小企業が身近な業務に役立つツールを導入することもDX化。むしろ、自社の規模に合ったDXに取り組む方が効果は期待できます。
ここまでDXの定義や予算について解説しました。
続いては、中小企業が低予算で取り組めるおすすめサービスをお伝えします。
【低予算】中小企業におすすめのDX化できるサービス3つ
ここからは、中小企業が低予算で導入できるDXのサービスとして、
- 船井ファストシステム
- ちきゅう
- カイクラ
の3つを紹介しますね。
おすすめ1.株式会社船井総合研究所「船井ファストシステム」
1つ目は、株式会社船井総合研究所が提供する情報共有サービス「船井ファストシステム」です。
特徴は、以下の3つ。
- 中小企業向けサービスで、現場と経営者がリアルタイムに情報共有
- ICTコンサルタントが導入や活用をサポートするサービス付き
- kintoneやカイクラなど他サービスと連携も可能
初めてDXに取り組む中小企業におすすめです。
おすすめ2.株式会社ジーニー「ちきゅう」
2つ目は、株式会社ジーニーが提供する営業支援ツール「ちきゅう」です。
特徴は、以下の3つ。
- エクセルで管理していた顧客データや日報、売上額をインターネットを通して一元管理
- 機能がシンプルで直感的に使用可能
- 導入実績が9,696社と多いので安心
営業を効率化したい、スムーズに情報共有したい中小企業におすすめです。
おすすめ3.株式会社シンカ「カイクラ」
3つ目は、株式会社シンカが提供する顧客接点クラウド「カイクラ」です。
特徴は、以下の3つ。
- クラウド上で顧客情報や対応履歴を一元管理
- 録音機能やテキスト化など、電話対応の効率化が可能
- IT導入補助金なども活用でき、低予算で導入可能
電話対応や顧客管理を効率化したい中小企業におすすめです。
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DXによって業務の効率化に成功した企業の事例:上総屋株式会社
続いては、先ほど紹介したサービス「カイクラ」の導入事例を紹介します。
茨城県にある上総屋株式会社は、賃貸業や管理業を展開する不動産会社です。
地域に密着して事業を展開していましたが、電話対応が毎月1,500件ほど発生。新規問い合わせからクレームまで内容も幅広く、着信時の恐怖心や取次ミスの発生を課題に感じていました。
そこで「カイクラ」を導入して、1日の着信回数や電話の多い曜日と日時などをデータ化し、問い合わせ内容も分類。契約者や入居者、業者などすぐに分類して担当者に取り次ぐことができ、社内に限らずお客さまのストレス軽減にもつながっています。
またもともと利用していたSMSも一元管理が可能となり、その都度SMSにログインする手間を省くことにもつながりました。
このようにDXによって、業務の効率化や顧客満足度アップなどが期待できます。
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ここまでDX化の成功事例を紹介しました。
最後に、あらためて中小企業がDX化に取り組むメリットをお伝えします。
中小企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組むメリット
次は、中小企業がDXに取り組むメリットとして、
- 限られた人員で最大のサービスが提供できる
- 機械の故障などを予測し、トラブルを防げる
- 担当者の属人化を防ぎ、トラブルが発生したときもスムーズに対応できる
の3つを解説しますね。
メリット1.業務の効率化によって限られた人員で最大のサービスを提供できる
最初に、DXに取り組むことで業務の効率化が期待できるとお伝えしました。その結果、限られた人員で最大のサービスを提供できるようになることが多いです。
中小企業は、限られた人員の中で業務に取り組んでいることが多いのではないでしょうか。DXによって電話対応など特定業務に取りかかる時間が減り、コア業務に集中できることも少なくありません。
顧客対応などに最大限の時間を割くことができ、結果として顧客満足度や売上アップも期待できます。
メリット2.データから機械の故障などを事前に予測し、トラブルにそなえられる
製造業などはシステムをデジタルトランスフォーメーションすることで、機械の故障を予測できることがあります。
DXのためには、IoTやAIなどの技術を活用することが多いです。これまでの異変などから次に故障する時期を察知し、知らせることも可能。
人の目では分かりにくいトラブルにも事前に対応でき、その都度業務を止めることがありません。納期などに遅れることなく、業務を遂行することができます。
メリット3.顧客対応を個人スタッフに依存する属人化を防ぎ、トラブル対応がスムーズになる
クラウド上で管理するCRMシステムを導入すると、リアルタイムで顧客情報を共有できます。
常に顧客情報をチェックできるため、担当者が不在のときも代わりの社員が対応可能。顧客対応が属人化することを防ぎ、急なトラブルが起きたときもスムーズに対応できます。
素早くて的確な対応によって、顧客からのイメージダウンを最小限におさえられることも多いです。
中小企業は低予算のDXから始めることで、業務の効率化や顧客満足度アップが期待できる
今回は、中小企業におすすめの低予算で導入できるDXのサービスについて紹介しました。
ここまでをまとめると、中小企業は以下のような身近な業務から改善することで、限られた予算でもDXの導入が可能です。
- 簡単な業務など、DXは限られた範囲だけでも可能だから
- 業務分野をしぼることで費用をおさえられるから
- DXのためのツールはクラウド上で管理できるものなど低価格に設定されているから
そして中小企業向けの低予算で導入できるDXのサービスとして、以下の3つを紹介しました。
- 船井ファストシステム
- ちきゅう
- カイクラ
中小企業がDXに取り組むと、業務の効率化はもちろん顧客満足度アップなどにつながることが多いです。
今回の記事を参考にしながら、身近な業務のDX化に取り組んでみてください。
また2020年は新型コロナの影響でテレワークを導入する企業が増え、ツール準備のための助成金なども増加しつつあります。
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なお、電話応対の業務効率化や顧客対応の改善をしたい場合は、多数の機能を揃えたシステムの導入がおすすめです。
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