カイクラ.mag メールマガジン購読者の方にリモートワークについてのアンケートを行いました(調査期間:2020/4/6~10、有効回答数:55)。調査結果についてまとめます(※あくまで緊急事態宣言直前・直後の状況となります)。
(※円グラフをクリックすると、大きな画像で見られます)
1) 新型コロナウイルス感染拡大によりビジネスに影響は受けていますか?
ほぼ半数の49%が「大きな影響」あり、「少し影響あり」と合わせると、71%がビジネスに何らか影響を受けているという結果でした。
2) リモートワーク/在宅勤務は実施していますか?
「すでに実施中」「これから予定あり」を合計すると78%でリモートワーク実施ということになります。
3) リモートワーク/在宅勤務をしている/していた方に質問です。不便さを感じることはありますか?
「非常に不便」「やや不便」を合計すると67%が不便さを感じているという結果です。少数派ですが、「出勤時より快適」と答えた方も5%いました。
4) リモートワーク/在宅勤務をしている/していた方に質問です。どういったところが不便でしょうか?
前問でリモートワークの不便さを感じている人が多いという結果になっていましたが、では具体的にどういったところを不便だと感じているのでしょうか?
回答がかなり分散しましたが、上位3つで言うと、不便さを感じている点は、
1.顧客など社外とのコミュニケーション
2.自宅環境が働くのに向いていない
3.郵送物・宅配の受け取り・発送
という結果となっています。
5) リモートワーク/在宅勤務をしている/していた方に質問です。顧客からの会社への電話についてはどう対応しています/いましたか?
「顧客など社外とのコミュニケーション」がリモートワークの大きな課題のひとつになっていますが、リモートワーク中に会社に掛かってきた電話に対しての対応方法についても聞いてみました。会社支給、あるいは私物携帯で対応している方々が62%、次に多いのが「出勤している社員が対応」という結果になっています。「特に何も対応しない」という回答も7%ありました。
6) その他新型コロナウイルスの影響に対して思いがありましたらぶつけてください
コロナ問題でストレスがたまっている方も多いはず、ということで最後は自由に思いをぶつけていただきました。代表的な意見を掲載します。
■現状のビジネスへの影響
・訪問営業が出来ない
・基本、ユーザー訪問が不可な点があり、テレワークだけでは新規開拓が難。
・小売業だが、お客様がいら立っている。
・仕事だけでなく生活に関わること全てに悪影響しかない。 早期の終息を切に願います。
・対岸の火事みたいに眺めていましたが、他人事ではなくなっています。
・休めない業務が多くテレワークも不可能で、客足も遠ざかっている状況です。早く元通りになりますように。
・テレワークによるパフォーマンスの低下が気になります。
■海外とのやりとり
・海外郵便が不便になった。
・中国製品が入らず困っています。
■社会・行政について
・みんな落ち着こうよ。
・社会全体が危機感が無さ過ぎて対応が後手後手。 最悪を想定して準備する事が全く出来ていなくて情けない。
・介護や医療従事者に特別支給をしてほしい。
・情報が多方面からくるため、何が正しいのかがわからない。
・行政の方針が曖昧すぎて、全体が判断に困っている。
・政府は各種助成金など手当を予定しているが実際にはもらえるところは少ないと思う。
・政府の動きが遅い。
■将来への不安
・飲食店などの方々が大変そうで、気の毒です。 早く収まらないと、倒産するお店が増加しそうで心配です。
・夏秋以降に向けた営業ができていないことが心配 情勢的に現在はセールスなどできない。
・自転車操業的な企業に対する早急な支援も政府が敏速に対応すべき。そのうち取引先等で影響が出てくる可能性大。
・まだ影響は強くは受けていませんが、取引先が休業になってきたり、売上減少が見えてきていますので、今後は不透明です。 2年間ぐらいはこの状況は変わらないという判断で準備をしてます。
・労働環境が整備され生産性が向上するいい機会になるといいなと思っていましたが、社会そのものがどうにかなってしまうのではないかという不安に変わってきつつあります。
■将来の希望
・厳しい状況ですが、いろんな業界が変わるチャンスでもあると思うのでお互いに頑張りましょう!
・一人一人の自覚が感染終息を早める。辛抱の先に明るい未来が待っている。
・ここまで全世界が同じ目的に向かって一つになることも少ないと思います。悪い状況に変わりがなく、これを機に色々な側面でイノベーションが生まれることにも期待しています。
・テレワークはじめ、生産性向上を一気に推し進める一大チャンスだと認識しています。
弊社では今後もメールマガジン購読者の方にアンケート調査を行ってまいります。カイクラ.mag メールマガジン購読はこちらからどうぞ。