SMS配信サービスとは?導入に役立つメリット・デメリットや選び方を解説

「SMS配信サービスとは何なのか気になる」
「SMS配信サービスについて詳しく知りたい」

このように考えている方もいるのではないでしょうか。本記事ではSMSおよびSMS配信サービスに関する下記の内容を解説します。

  • サービスの概要
  • メリット・デメリット
  • SMS配信サービスを選ぶときのポイント
  • 主なSMS配信サービス
  • SMS配信サービスを選ぶときの注意点

さっそくSMS配信サービスの概要を紹介します。詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

【PR】次世代型電話業務DXツール「カイクラ」

  • 継続率、驚異の99.8%
  • 煩雑な電話業務が圧倒的にラクチンに
  • 自動通話録音・文字起こし、AI要約でトラブル回避

\ 利用社数2,600社以上 /
公式サイトを見る

目次

SMS配信サービスとは?

SMS(ショートメッセージサービス)とは、電話番号だけで相手にメッセージを送信できる連絡手段のことです。SMS配信サービスは、SMSを効率的に送信できるサービスのことを指します。

SMS配信サービスを活用すれば、主に下記の機能を活用できます。

  • メッセージの一斉送信
  • 配信日時の予約
  • 他サービスやアプリとの連携

電話番号だけで相手とメッセージで連絡できるため、SMSは便利です。しかしインターネット通信の普及により、LINEをはじめとするアプリやメールなどに取って代わられるようになりました。

ビジネスでSMSが注目されているのはなぜか。背景を詳しく見てみましょう。

なぜ今SMSなのか?

ビジネスでSMSが注目されている理由としては、下記の3つが挙げられます。

  1. 専用のアプリをインストールする必要が無い
  2. 電話番号だけで相手にメッセージを送信できる
  3. 開封率が高いため情報を届けやすい

アプリをインストールするといったユーザーの手間が少なく、事業者も簡単にメッセージを送信できる手軽さが魅力的です。またSMSのメッセージは開封されやすく、情報を届けやすい点が魅力的です。一般的にはSMSの到達率は90%を超えると言われています。

ただしSMSは頻繁に送られてくるものではありません。メールやチャットツールなど、その他の連絡手段と併用して活用されるケースもあります。

ビジネスへの活用事例

SMSをビジネスに活用した事例としては、主に下記の4つが挙げられます。

  • 緊急連絡
  • 本人確認連絡
  • イベント告知
  • アンケート

重要な連絡でSMSが活用される一方、アンケートやイベント告知などにも活用されています。ただしSMSには送信できる文字数の制限があるため、あまり多くの情報を届けることができません。

また頻繁にSMSを送ると、メッセージ受信者にストレスを与えて悪印象を与えてしまう恐れもあります。ビジネスで活用する際は、緊急連絡など、できるだけ重要なメッセージを届けるタイミングでのみSMSを活用するようにしましょう。

SMSをビジネスに活用した事例は下記でも解説しています。活用事例や注意点の理解を深めたい方はぜひチェックしてください。

[clink url=”https://kaiwa.cloud/media/sms/smsbusiness/”]

次はSMSを利用するメリットを紹介します。ビジネスでSMS配信を活用する魅力を知りたい方は、ぜひご一読ください。

SMS配信のメリット3つ

SMSを配信するメリットを見てみましょう。

  1. 開封率が高い
  2. 電話番号のみでメッセージを送信できる
  3. 多くの人に情報を届けやすい

SMSを活用する魅力は、手軽かつ高い精度で、伝えたい情報を相手へ届けやすいことです。どういうことか詳しく解説します。

【メリット1】開封率が高い

SMSは開封されやすいため、多くの人にメッセージを届けることが可能です。SMSの到達率は90%を超えると言われているため、メッセージを送ればほぼ確実に相手へ届くことがわかります。

メールやLINEなど他の連絡手段の場合、メッセージが開封されなかったりブロックされたりするなど、SMSほど情報が届きやすくはないです。一方SMSであれば、重要なメッセージを相手に届けやすいです。

ただしSMSを頻繁に送信すると相手に悪印象を与えたり、場合によっては法律に触れる恐れもあったりします。SMSを送るのは重要なメッセージを伝える場合に限るなど、配信しすぎないよう心がけましょう。

【メリット2】電話番号のみでメッセージを送信できる

SMSを活用するメリットの2つ目に、容易に連絡できることが挙げられます。

相手の電話番号さえわかれば、SMSでメッセージを送信可能です。メールアドレスやアプリのアカウントを教えてもらう必要はありません。電話番号は口頭で伝えやすい点も魅力的です。

またSMS配信サービスを活用すれば、複数の顧客と同時にやりとりを行ったり予約したメッセージを投稿できたりします。電話番号のみで多くの顧客へメッセージを送信できる点が、SMS配信サービスのメリットといえます。

【メリット3】多くの人に情報を届けやすい

多くの人に情報を届けやすい点も、ビジネスにSMSを活用する魅力として挙げられます。たとえばアプリから連絡をとる場合、ガラケー利用者はインストールできず接点を持つことができません。

メール配信であればガラケー利用者に対してもコンタクトを取ることができます。しかしメールは人によっては内容を見ずに削除されたり、そもそもメールチェックがほとんどされなかったりすることもあります。

その点、メリット1で紹介したとおりSMSは開封されやすい点が魅力的です。SMSであれば、スマホ・ガラケー問わずメッセージを届けることができます。機種に依存せず多くの人にメッセージを届けることができる点が、SMSの魅力です。

では、SMS配信にはデメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

SMS配信のデメリット

SMSの配信にはメリットもありますが、下記のデメリットもあります。

  1. 文字数に制限がある
  2. テキストしか送信できない
  3. メッセージ送信に料金がかかる

SMSをビジネスへ活用した時に「事前のイメージと違った」と後悔しないよう、この機会にデメリットを確認しておきましょう。

【デメリット1】文字数に制限がある

文字数の制限があることが、SMSのデメリットです。SMSで送信できる文字数は、全角で670文字までとなっています。SMS配信サービスも同様に、送信できる文字数は670文字までとなります。

2019年9月9日以前は、SMSで送信できる文字数は全角70文字まででした。しかし2019年9月10日以降は、送信できる文字数が大幅に増えています。従来よりもビジネスで活用しやすくなりました。

ただし一部の古い端末では、71文字以上のSMSを受信すると、70文字おきに分割されるケースがあるようです。

【デメリット2】テキストしか送信できない

SMSは画像や動画を送信できません。SMSはテキストのみを送受信できるサービスのため、画像や動画のやりとりには別のサービスを利用する必要があります

たとえばキャリアでは、電話番号さえわかれば相手にテキストや画像・動画を送信できる「+メッセージ」サービスを提供しています。画像や動画のやりとりを行うのであれば、SMSではなく上記の別のサービスを活用しましょう。

【デメリット3】配信に料金がかかる

1回のメッセージ送信にお金がかかる点も、SMSのデメリットです。

たとえば1人に対してSMSを送る場合、文字数に応じて3~33円(税込)の送信料が発生します。つまり、多数に文字数が多いメッセージを送信すると、送信料が高額になる恐れがあります。

SMS配信サービスを利用する場合、サービスによって1つのメッセージを送信するのに必要な料金は異なるため、契約前にチェックしておきましょう。

一方、メール配信であれば1回あたりの送信料は「パケット通信料」と「電気代」のみです。光回線を活用すれば通信費用は定額になるため、SMSよりも低コストでメッセージを配信できます。

SMSを多用しすぎると送信料が発生すると覚えておきましょう。頻繁にメッセージを送信する場合は、SMSとメールを併用するなど、ツールを使い分けるのもおすすめです。

ここまで、SMSのメリット・デメリットを紹介しました。次はSMSを活用しようかと考えている企業担当者の方に向けて、SMS配信サービスを選ぶときのポイントを紹介します。

SMS配信サービスを選ぶ3つのポイント

SMS配信サービスを選ぶときのポイントとしては、下記の3つが挙げられます。

  1. 料金
  2. 操作性
  3. サポート体制

どういうことか、詳しく見てみましょう。

【ポイント1】料金

SMS配信サービスを利用するときのポイント1つ目は、利用料金が予算内に収まるかどうかチェックすることです。

一般的にはSMSを利用した回数に応じて料金も高くなる、従量課金制のサービスが多いです。また、導入時には初期費用が発生するサービスもあります。

SMS配信サービスを導入する際には、導入する目的や想定されるメッセージ数などを事前に考慮しましょう。もしSMSを多く利用するのであれば、1メッセージあたりの単価をチェックするのもおすすめです。

【ポイント2】操作性

システムを直感的に操作できるかどうかも、SMS配信サービスを選ぶときにチェックしたいポイントです。

「操作が難しくて作業効率があがらない」
「パソコンやシステムにあまり強くないため、思ったほど効率的に作業できない」

SMS配信サービスに限らず、操作性の悪いシステムを利用すると上記の弊害が発生する可能性があります。一方で直感的に操作しやすいシステムであれば、ITが得意ではない人でも作業しやすく生産性の向上が期待できます。

【ポイント3】サポート体制

オペレーターによるサポートが充実しているかどうかも、SMS配信サービスの導入を決めるうえで重要なポイントです。

  • 24時間365日サポートを受けられるか
  • Q&Aやチャットボットではなく、オペレーターからサポートを受けられるか
  • 使い方のレクチャーや活用術などセミナーを開催しているか

もしサポートの手厚いSMS配信サービスを選ぶ場合、上記ポイントに当てはまるかどうかチェックしてみましょう。サポートセンターが土日休みでは、休日営業中に万が一の事態が発生した場合に適切なサポートを受けられない恐れがあります

どのようなトラブルが発生するか、事前に予測するのは難しいです。SMS配信サービスをこれから導入する場合、サポートが手厚いサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

ここまで、SMS配信サービスを選ぶポイントを紹介しました。次は、主なSMS配信サービスを紹介します。どのようなサービスがあるか、ぜひチェックしてみてください。

主なSMS配信サービスを3つ紹介

SMS配信サービスにはどのようなものがあるのか知りたい方に向けて、下記では主なサービスを3つ紹介します。

  1. カイクラ
  2. SMSLINK
  3. 空電プッシュ

さっそく詳しく見てみましょう。なお、さらに多くのSMS配信サービスを確認したい方は、下記記事もあわせてご確認ください。

[clink url=”https://kaiwa.cloud/media/sms/sms-service-10/”]

【サービス1】カイクラ

株式会社シンカの提供するCTIシステム「カイクラ」は、電話業務の効率化ツールです。電話着信時に、相手の情報や過去の対応履歴をモニターから確認できるため、オペレーターは効率的かつ的確に電話対応できます。

カイクラにはSMS機能も搭載されており、会社番号でメッセージを送信可能です。

▼カイクラを活用したSMS配信の活用方法の例

  • 不在着信時に要件を伝える
  • 予約のリマインドを送る
  • キャンペーン告知を行う

SMS機能を活用することで、上記作業を効率的に行えます。また、カイクラSMSは予約送信も可能なため、送り忘れによるトラブルもなくなります。SMSを含めて顧客対応の一元管理を行いたい方に「カイクラ」はおすすめです。

カイクラの詳細は下記で詳しく紹介しているためご一読ください。

\業務効率化と顧客満足度アップを実現!/
カイクラがよくわかる資料はこちら
▲たった4つの回答で無料ダウンロード可能

【サービス2】SMSLINK

株式会社ネクスウェイが提供するSMS配信サービス「SMSLINK」は、価格が安くて操作しやすいのが特徴です。

料金は業界内でもトップクラスに安く、1通あたり8円からです。また担当者の意見をヒアリングして、定期的にアップデートも行っています。

できるだけ安く、直感的に利用したい場合におすすめのSMS配信サービスです。

SMSLINKの詳細をみる

【サービス3】空電プッシュ

NTTグループが提供するSMS送信サービス「空電プッシュ」は、セキュリティの高さとサポートの手厚さが魅力的です。

さまざまなセキュリティ対策を実施しているのはもちろん、24時間365日の電話サポートを行っています。セキュリティやサポートを重視する場合に「空電プッシュ」はおすすめです。

空電プッシュの詳細をみる

SMS配信サービス導入時の注意点3つ

SMS配信サービスを導入するときの注意点は、下記の3つがあります。

  1. 導入後の目的達成に役立つか
  2. 既存システムと連携できるか
  3. セキュリティはしっかりしているか

注意点を事前に確認しておくことで、サービス導入後に思ったような使い方ができずに後悔するリスクを減らせます。各注意点をさっそく見てみましょう。

【注意点1】導入後の目的達成に役立つか

SMS配信サービスを導入する際に注意したいポイントとして、「導入目的を達成できるか」が挙げられます。

「様々な機能を搭載している」
「評判が良かった」

上記の理由から導入するサービスを決めてしまうと、思っていたような使い方ができない恐れがあります。その結果、生産性が上がらなかったり導入したものの利用されなくなったりします。

SMS配信サービスの導入を決める際は、本来の導入目的を達成できるかどうかチェックしましょう。サービスによっては無料トライアルを実施しているところもあるため、本格導入前にトライアルで試してみることをおすすめします。

【注意点2】既存システムと連携できるか

既存システムとうまく連携できるかどうかも、SMS配信サービスを導入する前にあらためてチェックしたいポイントです。なぜなら、システム同士の連携がうまくできないと、生産性が上がらない恐れがあるからです。

たとえばAシステムでメール配信を行い、BシステムでSMS配信を行い、Cシステムで電話対応の管理を行ったとします。この場合にA~Cシステム間で連携ができないと、顧客データを確認するのにシステムを同時に起動して作業しないといけません。

システムを複数起動させるより一つのシステム上で作業が完結できたほうが、作業の生産性も上がりやすいです。会社の生産性を向上させるためにも、システム間の連携を行いやすいかは重要なポイントといえます。

【注意点3】セキュリティはしっかりしているか

セキュリティの高さも、SMS配信サービスを選ぶ際に注意したいポイントです。

セキュリティが甘いシステムを導入すると、顧客情報の流出などトラブルにつながる恐れがあります。情報漏えいが発生すると、会社の信用失墜や賠償問題など、様々なリスクを招きかねません。

セキュリティが高そうかどうかチェックするポイントとしては、下記3つが挙げられます。

  • プライバシーマークを取得している
  • 24時間の有人監視を行っている
  • セキュリティ対策システムを導入している

情報漏えいが発生すると、場合によっては会社の存続を脅かしかねないほど大きな問題になる可能性があります。SMS配信サービスを選ぶときは、セキュリティがしっかりしているサービスを優先的に選んでみてはいかがでしょうか。

まとめ:SMS配信はビジネスに活用できる!

本記事ではSMS配信サービスを紹介しました。ここで紹介した内容をまとめます。

  • SMS配信サービスとは、SMSを効率的に送信・管理できるシステムのこと
  • SMSは開封率が高くメッセージを届けやすい一方、文字数制限や送信料が発生する
  • SMS配信サービスを選ぶときは「料金」「操作性」「サポート体制」が重要

SMS配信サービスは導入した後にうまく運用できるかどうかが重要になります。既存システムと連携しやすく、セキュリティも高く、導入目的を達成できるサービスを選ぶことが大切です。

もしSMS配信ツール選びで迷っているのであれば、電話業務効率化ツール「カイクラ」の導入を検討してみませんか。40以上のサービスと連携可能で、SMSに関する業務効率化はもちろん顧客との取引情報・対応履歴を一つのツールでまとめて管理できます。

「SMSを含めて、顧客情報をまとめて効率的に管理・運用したい」とお考えの方は、ぜひ「カイクラ」をチェックしてみてください。サービス詳細は下記から確認できます。

顧客コミュニケーションを一元管理するならカイクラ

▼SMS配信でカイクラが選ばれる理由はコチラをチェック

[clink url=”https://kaiwa.cloud/media/sms/”]

電話対応にかかる時間を40%削減!

カイクラを導入すれば、電話業務の効率化から顧客対応の品質改善まで一気通貫で行えます。

  • 通話の自動録音
  • 通話内容の自動文字起こし
  • 顧客情報の管理
  • 顧客対応内容の可視化
  • SMSのリマインド送信

これらを、電話番号を変えずに固定電話でも社用スマホでも実現できるのは「カイクラ」だけ!

カイクラを使えば、普段の煩雑な電話業務を効率化できます。

電話業務DXツール「カイクラ」の詳細を見る(https://kaiwa.cloud/)

この記事を書いた人

カイクラ編集部です。カイクラ.magは、株式会社シンカが運営するオウンドメディアです。 「音声を記録し、会話を企業価値に」をモットーに、「会話」に関する様々なテクノロジーや最新情報、企業の業務効率化や社内コミュニケーションの活性化事例など、すべての企業にとってお役に立てる情報を幅広く発信します。

目次