SNS?メルマガ?SMS?キャンペーンや商品情報を顧客に届ける有効手は?それぞれの手法をご紹介

「キャンペーン情報をもっと多くの人に届けたい」

と感じている方。

キャンペーン情報の閲覧数を増やすには、新規顧客と既存顧客、それぞれにあったチャネルを活用することが必要です。例えばSNSは新規顧客、メルマガやSMSは既存顧客などです。

ターゲットごとに最適なチャネルを選択して配信することで、閲覧者の数も伸びやすくなるはずです。

とはいえ、実際にどのようなチャネルが良いのかは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • キャンペーン情報(商品情報)のリーチ数を上げる方法:新規顧客にはSNS
  • キャンペーン情報(商品情報)のリーチ数を上げる方法:既存顧客にはダイレクト系ツール
  • SMSなどでキャンペーン情報を届けるにはサービスの導入がおすすめ

を紹介します。

今回の記事を参考にしながら、自社のターゲットに最適な方法を探していきましょう。

目次

キャンペーン情報(商品情報)のリーチ数を上げる方法:新規顧客にはSNS


新規顧客向けのリーチ数を上げる方法は、SNSがおすすめです。

数ある中から代表的なSNSとして、

  • Instagram
  • Facebook
  • Twitter

の3つを紹介します。

各SNSの月間利用者数については以下を参照しています。気になる方は、あわせてご確認ください。

出典:SMM Lab「SNSキャンペーンについて、よくある質問10個に答えてみた!【マーケティング施策の「あるある」一問一答】」
https://smmlab.jp/article/q-and-a-about-sns-campaigns/

Instagramの投稿や広告の特徴

Instagramは写真や動画をメインとしたSNSで、月間利用者数は現在3,300万人です。

日本では、10〜20代の女性の利用が多いといわれていますが、近年は40〜50代の利用も増えています。

Instagramの特徴は「拡散性がそこまで高くないぶん、長期的な取り組みに向いていること」。

Instagramはハッシュタグをつけて投稿しますが、正直なところ拡散性は高くありません。

ただし良いコンテンツを作成すれば、ハッシュタグで検索結果の上部に表示させることが可能。ハッシュタグで検索するユーザーはその商品への興味・関心が高く、購入・ブランドのファン化などが期待できます。

またハッシュタグは、商品の口コミを確かめられることからも人気があります。その口コミ投稿を、広告として活用する企業も少なくありません。

そのためハッシュタグを活用して、自社商品やサービスに興味・関心を持ってもらうことを心がけましょう。

ポイントは「タグの選定」。先ほど特定のタグを検索したときにファーストビューに表示される確率が高い方が有利とお伝えしました。

この確率は「タグ映え」といわれる、タグ同士を関連させる方法で高まります。

最大30個まで付けられるタグに関連性を持たせて、すべてのタグで上部に表示されるようにしましょう。

コンテンツが良ければ「いいね」や「保存」を多く獲得し、エンゲージメントを高めることも可能。特定タグの上部に表示される可能性がさらに高まります。

ただしInstagramでは、フォローを促す行為、フォローの代わりに現金や商品をプレゼントする行為は禁止されています。

規約違反などに注意しながら、コンテンツを作成しましょう。

出典:unique one「Instagram規約改定でキャンペーン(プレゼント企画)が禁止に?企業アカウントは要注意!」
https://unique1.co.jp/column/sns_operation/1215/

Facebookの投稿や広告の特徴

Facebookは実名で登録するSNSで、月間利用者数は2,600万人です。リアルなつながりが多いぶん、年齢・性別などターゲティングの精度が高いといわれています。

ただし実名で登録することから、拡散性はあまり期待できません。また企業の場合、広告利用が前提となることが多いです。

Facebookの広告で閲覧者の数を伸ばす方法は、「キャンペーンの設定」です。

Facebookのキャンペーンでは以下のような項目を設定し、リーチ目的の広告を作成できます。

  • キャンペーン名
  • ターゲット層
  • 広告の表示頻度

上記を設定することで、広告のリーチを自動で伸ばすことができます。ターゲティングは好み、趣味、行動など細かく決められるため、自社ターゲットにしっかりと届けられるでしょう。

また動画広告などコンテンツを増やすのもおすすめ。タイムラインで目に入りやすいことから、そのまま自然と広告を閲覧する人も多いようです。

Twitterの投稿や広告の特徴

Twitterは匿名性のSNSで、1人あたり複数アカウントを所持していることもめずらしくありません。月間利用者数は4,500万人で、日本人がよく使用するSNSの1つです。

10〜20代など若年層に加えて、30代以上の利用者も多いです。

Twitterの特徴は「拡散性が高いこと」。リツイートがボタン1つと手軽なため、情報が瞬時に伝わることが期待できます。

Twitterの広告閲覧者を増やしたい場合は、以下のキャンペーンに取り組むのがおすすめです。

  • フォロー&リツイートキャンペーン
  • フォロー&ツイート投稿キャンペーン
  • フォロー&写真投稿(マストバイ)

それぞれフォローやリツイートをすることで、当選者に自社商品などをプレゼントするもの。

応募者にとってプロセスが簡単なうえ、企業のメッセージをリツイートなどで発信することも可能です。

人気のキャンペーンとなると、フォロー&リツイートなどで多くの人が広告を閲覧することが期待できるでしょう。

ただし、フォロー&リツイートによるプレゼントはInstagramでは禁止されているなど、注意が必要なところ。

Twitterもフォロー&リツイートのキャンペーン自体は問題ありませんが、規約に沿った企画が求められます。

規約は例えば、以下です。

  • 複数アカウントを作成させない
  • 繰り返し同じツイートをさせない

企画するときは、規約に従った形で取り組みましょう。

出典: Twitter「キャンペーンの実施についてのガイドライン」
https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-contest-rules

キャンペーン情報(商品情報)のリーチ数を上げる方法:既存顧客にはダイレクト系ツール


次は、既存顧客向けのツールとして、以下の4つを紹介します。

  • メルマガ
  • LINE
  • DM
  • SMS

既存顧客にはダイレクト系がおすすめ。それぞれ理由とあわせて解説しますね。

メルマガ

メルマガは企業の情報発信によく活用されています。

メルマガの開封率は、平均20%ほど。高いとはいえませんが、読んでもらえるような工夫でもう少し高めることは可能です。

改善ポイントは、例えば以下です。

  • 件名:内容がひと目でわかるものか
  • 内容:ユーザーのニーズに沿っているか
  • 文章:テンポよく読めるか、日本語は正しいか
  • ターゲット:そもそも自社のターゲットに配信できているか

特に件名は以下のように変えるだけで、開封率が10%以上アップすることも。

  • 20%など具体的な数字を入れる
  • 「限定」「特別」など緊急性の高いワードを入れる
  • 短く端的に内容を言い表す

閲覧者の数を増やすには、まず件名から工夫してみてください。

LINE

LINEは日本人が連絡にもっともよく使うツールであり、月間の利用者数は8,300万人です。世代を問わず利用率が高いため、幅広い人に広告を届けられます。

また企業は来店ユーザーにクーポンを配布するなど、CRM施策に活用することが多いです。

LINEの特徴は「SNSでは難しい1対1のコミュニケーションができること」。加えて、多くの人が毎日確認するため、閲覧率も高まりやすいです。

そのため先ほどお伝えしたように、クーポン配布などがおすすめ。

また最近は、店頭でQRコードを読み込むとその場で当落がわかる「LINEインスタントウィン」も人気です。

DM

DMは自社のお客さまに向けて、郵送でお知らせを届ける方法です。

DMは既存顧客を対象とした場合、反応率は5〜15%ほど。ただし開封されたかどうかなど、具体的な反応率の計測はできません。

DMの特徴は「直接的な行動に加えて、間接的な行動も期待できること」。

基本的には「購入」「資料請求」など、直接的な行動を起こすことが多いです。

ただし、DMをきっかけに「インターネットで検索」「家族や友人と話題にした」など、間接的な行動が起こることも少なくありません。

閲覧数を上げるには、Webマーケティングの手法と組み合わせることがポイント。DMに自社ホームページのQRコードを掲載するなど、複数メディアを使った施策を検討してみてください。

SMS

SMSは、電話番号を使ったショートメッセージです。電話番号は変更の機会が少ないこと、プッシュ通知によって閲覧されやすいことから、活用する企業も少なくありません。

実際に、SMSの開封率は95%を超えるといわれています。メルマガの開封率の低さをカバーでき、既存顧客に対してはもっともおすすめのツールです。

SMSで閲覧数をさらに上げるには、動画マーケティングなど別の方法との組み合わせがおすすめ。

SMSは数行とメッセージが短いものの、URLなどを添付することは可能です。自社商品のイメージ動画なども送ることで、閲覧数は増えやすくなるでしょう。

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SMSなどでキャンペーン情報を届けるにはサービスの導入がおすすめ


ここまで複数ツールを紹介しましたが、その中でも開封率の高さからSMSがおすすめです。そしてSMSの活用には、ツールも一緒に導入するのが効果的です。

そこで次は、ツール活用のメリットとおすすめを紹介しますね。

ツール活用のメリット

ツール活用には、以下のメリットがあります。

  • 顧客情報を一元管理できる
  • 一斉送信・予約配信などに対応している
  • 対応履歴もあわせて保存できる

ツールは顧客情報と一元管理できることがほとんど。そのため一斉送信などができ、配信の手間がかかりません。

ツールとあわせて活用することで、効率よくSMSを活用できます。

顧客情報を一元管理できる「カイクラ」は配信しやすい

SMSの活用には、カイクラがおすすめです。

カイクラとは、顧客情報を一元管理できるクラウドシステムのこと。顧客情報とあわせて過去の対応履歴も保存でき、顧客対応がスムーズに進められます。

SMSについては、以下の機能がそなわっています。

  • SMSの送信・予約
  • 送信履歴の確認
  • 宛先CSV取り込み

宛先のCSVをアップロードだけで、カイクラ上の顧客リストも完成。その情報をもとに、一斉送信や予約配信などが可能です。

このようなツールを活用することで、効率よく閲覧数を伸ばすことができます。

キャンペーン情報(商品情報)のリーチ数を上げるにはターゲットごとにチャネル施策を考えよう

今回は、キャンペーン情報のリーチ数を上げる方法をターゲット別のおすすめチャネルで紹介しました。

おさらいすると、顧客別におすすめのチャネルは以下です。

【新規顧客】

  • Instagram
  • Facebook
  • Twitter

【既存顧客】

  • メルマガ
  • LINE
  • DM
  • SMS

 
今回の記事を参考にしながら、キャンペーン情報のリーチ数アップを目指して自社に最適なチャネルを見きわめましょう。

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カイクラを導入すれば、電話業務の効率化から顧客対応の品質改善まで一気通貫で行えます。

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この記事を書いた人

カイクラ編集部です。カイクラ.magは、株式会社シンカが運営するオウンドメディアです。 「音声を記録し、会話を企業価値に」をモットーに、「会話」に関する様々なテクノロジーや最新情報、企業の業務効率化や社内コミュニケーションの活性化事例など、すべての企業にとってお役に立てる情報を幅広く発信します。

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