【言った言わない問題大調査vol.1】「言った言わない問題」の現状が浮き彫りに~言った言わないで揉めたは約6割、でも対策していないが約5割。~

音声テックベンチャーの株式会社シンカは、企業における電話での「言った言わない問題」について調査を行いました。その結果、言った言わない問題を経験した方は6割近くもいるにも関わらず、5割近くが対策として何も行なっていない現状が浮き彫りになりました。

シンカは2019年に固定電話についての調査を行い、6割以上の方が固定電話を取るのがストレスだと感じつつも9割以上の方がしばらく固定電話は必要だと考えている「固定電話恐怖症」の実態を明らかにしました。電話に出る前のストレスについての調査でしたが、今回の調査では、電話後のストレスとしてよく挙げられる「言った言わない問題」(自身と先方において、当時言った内容について食い違いが発生し、揉めてしまうという問題)について調査しました。10領域について調査しましたが、今回は全体での結果についてご報告します。Vol.2にてより詳細な結果をご報告する予定です。

■調査結果まとめ
・約3割が1年以内に電話での言った言わないで揉めたことがあり、数年以内に揉めた割合も含めると約6割にも及ぶ。

・一方で、5割近くが電話での言った言わない問題への対策として何も行なっていない。
 対策としては議事録やメール送付などにより文字に残すなどを行なっており、二度手間になっている。

・言った言わないで揉めたテーマで多いTOP3は、納期(スケジュール)、金額、契約内容。

■調査結果詳細
Q. 過去に電話でのやり取りについて、後で言った言わないで揉めたことがありますか?
・クライアントと揉めた

・社内伝達で揉めた

Q. 電話での会話を議事録や日報、メールなどでクライアントや社内に報告したことがありますか?

Q. 電話での言った言わない問題への対策として、行っていることはありますか?

Q. 電話でのやり取り後、言った言わないで揉めたテーマを全てお選びください。

Q.「言った言わないで」揉めたものについてあてはまるものをお答えください。

Q. コロナ禍で社外/社内との電話での対応の頻度は、コロナ禍以前と比べてどう変わりましたか。

■調査概要
調査対象:仕事において、外部(クライアントや問い合わせなど)からの電話を取ることが日常的にある対象者
(自動車/機械、製造業、情報通信/印刷/インターネット、資源/エネルギー/素材、金融/法人サービス、食品/農業/漁業/林業/鉱業、娯楽/エンタメ/メディア、建設/不動産、運輸/物流、生活/公共サービスに属する人)

調査人数:2652人
調査方法:インターネット調査
モニター提供元:インテージ
調査期間:2021/05/07~2021/05/10