【無料あり】クラウド型顧客管理システム16選!失敗しない選び方も解説

「顧客管理システムって?」
「クラウド型のシステムは何ができる?」
「おすすめのツールや選び方のポイントが知りたい」

このようなお悩みはありませんか?

顧客管理システムを導入する際は、目的を明確にして自社に最適なツールを選ぶことが重要です。なかには無料プランが用意されているツールもあるため、無料で試してから本格導入を検討するのもよいでしょう。

しかし「そもそも顧客管理システムの特徴や選び方のポイントがわからない」と感じている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、

  • クラウド型顧客管理(CRM)システムの機能でできること5つ
  • クラウド型顧客管理(CRM)システムを選ぶ際のポイント5つ
  • クラウド型顧客管理(CRM)システム16選
  • クラウド型顧客管理(CRM)システムのメリット・デメリット

を紹介します。

各顧客管理システムの特徴や料金をまとめた表もありますので、ぜひ参考にしてください。

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クラウド型で顧客管理もできるツールをお探しなら「カイクラ」がおすすめです。顧客情報や異なるアプリの対応履歴を一元管理でき、スマホやタブレットからも情報を確認できるので、外出先でも顧客からの問い合わせに対応できます。ぜひ以下から「カイクラ」の詳細をご確認ください。

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目次

そもそも顧客管理(CRM)とは?

顧客管理とは、お客様のデータをまとめて管理することです。クラウド型の顧客管理システムやExcelなどを使い、名前やメールアドレス、商談実績などを管理します。

お客様のデータを正確に把握できれば、相手に刺さりやすいアプローチ方法を選択できることも少なくありません。

顧客管理に力を入れ、顧客との良好な関係を築くことで、新規顧客やリピート顧客の獲得にも活かせます。

なお、顧客管理のさらに詳しい解説は、以下の記事でもまとめてあります。顧客管理が重要な理由にも触れているので、詳しく知りたい方はあわせてご一読ください!

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顧客管理とは?導入すべき理由やメリット、おすすめシステム5選 「顧客管理ってどうしたらいいんだろう…」 「顧客管理に注目が集まっている理由を詳しく知りたい!」 「上手く顧客管理ができると、どんなメリットがあるの?」 と思う...

クラウド型顧客管理(CRM)システムでできること5つ

クラウド型の顧客管理システムを活用すると、どのようなことができるのでしょうか?使用できる機能はサービスによって異なりますが、どの顧客管理システムでも共通してできることも大きく5つあります。

  1. 顧客情報の一元管理
  2. 顧客情報の検索・分析
  3. 問い合わせの管理
  4. メール配信
  5. データの同時編集

それではひとつずつ見ていきましょう。

【できること1】顧客管理の一元管理

クラウド型の顧客管理システムでは、顧客情報をインターネットのクラウドサーバーにまとめて蓄積できます。一元管理されたデータは、チーム内で共有することも可能です。

コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」を例に見ると、電話の通話記録を漏れなく顧客情報に紐づけるため、以下のようにやりとりを一目で把握できます。

▲カイクラの顧客情報管理画面

また電話対応時のメモも残せるので、次回他の人が電話に出てもスムーズに対応しやすくなります。

【できること2】顧客情報の検索・分析

顧客管理システムでは体系的に顧客情報を保管できるため、大量のデータベースのなかから必要な情報を検索・分析することが可能です。

分析データをもとに顧客を特定の区分ごとに細分化し、今までとは違ったアプローチ方法を検討することもできます。

たとえば既存顧客には割引情報をメールで送信したり、新規顧客には自社製品の魅力や活用方法など知ってもらうためのメールを送信したりと、情報の振り分けがスムーズになります。

参考までに「カイクラ」の顧客情報検索画面をご覧ください。

▲「カイクラ」でワンクリック検索するイメージ

分析に必要なデータをワンクリックで開けるため、検索する手間がかかりません。また、検索した顧客データをCSVでインポート/エクスポートできるため、ためたデータを簡単に活用できます。

【できること3】問い合わせの管理

顧客管理システムでは、問い合わせデータの確認・分析もできます。

問い合わせの管理例として、以下をご覧ください。曜日・時間帯別の電話量、電話がかかってくる数が多い着信先ベスト10などの統計情報を画面に表示できるため、状況把握がしやすくデータ分析にも活かせます。

▲「カイクラ」で統計情報を表示するイメージ

統計情報を活用すれば、問い合わせ量にあわせて人材の配置もしやすくなるでしょう。

【できること4】メール配信

顧客情報をもとに、DM(ダイレクトメール)やSMS(ショートメッセージ)を配信することが可能です。

たとえば「カイクラ」では、管理画面から顧客を選択し、写真やクーポンがついたハガキDMを郵送できます。

▲「カイクラ」でDMハガキを郵送するイメージ

さらに会社の番号でSMS(ショートメッセージサービス)から伝言を送信できるため、相手が電話に出てくれない場合の対応も万全です。

このように、電話以外にも顧客に連絡する手段が豊富です。

【できること5】データの同時編集

クラウド型顧客管理システムのデータは、オンライン上のサーバーにあります。

インターネット接続のある環境からシステムにアクセスできるため、PC・スマホ・タブレットなどさまざまなデバイスから、場所の離れた複数拠点でデータを同時に編集できます。

また最新の情報をフォローできるので、顧客対応が追いついていない多忙な拠点でもシステム上で共同編集ができ、リソースに余裕のある拠点の社員がサポートすることも可能です。

一方オンラインで使用する以上、クラウド型の顧客管理システムではセキュリティ対策が非常に重要です。

その点、特定のIPアドレスからのみアクセスできるように制限できるカイクラの場合、安心してデータ編集が可能です。詳しい資料は以下から確認できますので、ぜひご覧ください。

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クラウド型顧客管理(CRM)システムを選ぶ際のポイント5つ

クラウド型の顧客管理システムにできることを見てきましたが、早速導入を検討したいと思った方もいるのではないでしょうか。続いて、ツールを選ぶ際にみておきたい5つのポイントを紹介します。

  1. 自社の課題解決につながる機能があるか
  2. 自社の運用フローでも使いやすいか
  3. 自社の他システムとの連携ができそうか
  4. セキュリティ対策は万全か
  5. 顧客対応の質改善につながる機能はあるか

重要なことは「自社に最適なシステムを選ぶこと」です。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

【ポイント1】自社の課題解決につながる機能があるか

顧客管理システムの導入を検討するときは、何らかの課題があるはずです。

選ぶツールによって顧客管理システムの機能も異なるため、自社の課題解決につながる機能があるか、事前に確認しておきましょう。

たとえば自社のマーケティングを強化したい場合、

  • 顧客にあわせたメールを自動で送れるツール
  • キャンペーン告知ができるツール

などを選ぶのがおすすめです。

【ポイント2】自社の運用フローでも使いやすいか

クラウド型の顧客管理システムを導入する際は、自社の運用フローでも使いやすいかを事前に確認しておきましょう。

せっかくの優れたツールも、自社の社員が運用し続けなければ効果を最大限に発揮できません。

システムによっては、それまでの運用フローを変える必要が出て来ることも。

事前に自社の業務フローなどを整理しておくと、導入後に運用で悩まされる心配が減ります。

【ポイント3】自社の他システムとの連携ができそうか

顧客管理システムを選ぶ際は、営業支援システムや名刺管理システムなど自社ですでに使用している他システムと連携できるかを確認しておきましょう。

顧客管理システムは、顧客情報を活用して別のシステムと連携することで効果が最大化できることもあります。

外部システム連携機能の内容は、各ベンダーの公式サイトや営業資料を取り寄せて確認できます。

【ポイント4】セキュリティ対策は万全か

顧客管理システムでは、お客様の大切な情報を扱うからこそセキュリティ対策が欠かせません。

個人情報がたくさん含まれているため、もし情報が流出してしまうと企業の信用失墜につながります。

システムを選ぶ際は、

  • 通信暗号化によりハッキングできない仕様になっているか
  • IPアドレス制限により社外からはアクセスできないように設定できるか

など、セキュリティ対策の有無を事前に確認しておきましょう。

【ポイント5】顧客対応の質改善につながる機能はあるか

顧客管理システムは、「顧客情報を活用した機能は何があるか」も見ておくと導入後の効果が大きくなりやすいです。

たとえば、受電と同時にリアルタイムで顧客情報が表示される「カイクラ」では、別の作業をしている最中に電話がかかってくると、以下のように顧客情報を画面にポップアップ表示します。

▲顧客情報が自動ポップアップするイメージ

画面右下に顧客情報を小さく表示するだけであれば、進行中の業務への支障も最小限に抑えられます。

上記のように、顧客対応の質改善につながる機能があるかを事前に確認しておきましょう。

一度、ここまでの情報をまとめます。

【クラウド型の顧客管理システムを選ぶ際にみておきたい5つのポイント】

  1. 自社の課題解決につながる機能があるか
  2. 自社フローでも使いやすいか
  3. 自社の他システムとの連携ができそうか
  4. セキュリティ対策は万全か
  5. 顧客対応の質改善につながる機能はあるか

続いて、実際にどのようなツールがあるのか見ていきましょう。

【有料】多機能なクラウド型の顧客管理(CRM)システムのおすすめ8選

ここからは、有料版のクラウド型顧客管理(CRM)システムを8つ紹介します。

  1. カイクラ
  2. Sansan
  3. UPWARD
  4. i-CRM
  5. FastHelp5
  6. b-dash
  7. カスタマーリングス
  8. Camcard Business

ただ「8つ全てを比較するのはちょっと負担……」「まずはシステムごとのざっくりとした特徴だけでも比較したい」と思った方もいるのではないでしょうか。

そこで、8つのシステムの特徴を以下の表にまとめました。
(ツール名をクリックすると、詳細説明までスクロールします)

ツール名 特徴
1.カイクラ ・着信と同時に顧客情報を画面に表示
・全通話を自動録音し、AIによるテキスト化も可能
・月額費用31,000円〜
※人数に限らず、1拠点(店舗)あたりの料金
2.Sansan ・スキャンされた名刺を99.9%の精度でデータ化
・自社メンバーが接触した人物を全体で把握可能
・見積もり依頼書に準じた料金プラン
3.UPWARD ・GPS機能を活用したモバイルアプリ
・顧客接点を最適化し、営業組織のDX化をサポート
・月額3,800円/1ユーザー(STARTERプランの例)
4.i-CRM ・SFA・MA機能が搭載された中小企業向けの顧客管理システム
・スマートフォンからも顧客情報を登録可能
・月額費用29,000円(エントリープランの例)
5.FastHelp5 ・コンタクトセンター(コールセンター)向けの顧客管理システム
・メール・電話・LINEなど各種SNSでの対応が可能
・価格、導入は要相談
6.b-dash ・コーディング不要で顧客データの加工や分析が可能
・UIを意識した見やすく扱いやすいデザイン
・価格、導入は要相談
7.カスタマーリングス ・顧客データの統合・分析・活用に長けたツール
・業種にあったカスタマイズが可能
・導入費用他、要問い合わせ
8.Camcard Business ・紙の名刺をクラウド保存して顧客情報管理を効率化
・スマホアプリでも名刺を確認可能
・月額1,700円~/1ID

1. カイクラ

出典元:カイクラ

ツール名 カイクラ
特徴 ・受電時に顧客情報や伝言メモを画面に表示
・顧客とのコミュニケーションを一元管理
・オペレーターの業務負担を削減
料金 初期費用181,000円〜/月額31,000円〜(税抜)
※人数に限らず、1拠点(店舗)あたりの料金

「カイクラ」は、受電と同時にリアルタイムで顧客情報が表示される顧客接点クラウドです。過去のやり取りもメモ履歴で確認できるため、担当者が不在でもスムーズにやりとりできます。

▲カイクラで受電時に顧客情報が表示されるイメージ

各種外部システムとも連携でき、連携先システムの画面をワンクリックで開くことが可能です。

カイクラは1拠点(店舗)あたり料金が決まるため、ユーザー数が増えても料金は変わりません。また、導入後のサポート費用は無料です。

顧客管理と電話対応の品質を向上させたい方は、以下からお問い合わせください!

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2. Sansan

出典元:Sansan

ツール名 Sansan
特徴 ・名刺をスキャンするだけで名刺情報を正確にデータ化
・マルチデバイスから閲覧可能
・AI技術を活用した精度99.9%の名刺管理
料金 見積もり依頼書に準じて料金プランを提供

「Sansan」は、名刺情報を組織で一括管理できる名刺管理サービスです。

外出先からスマホでも閲覧でき、会社ホームページや地図もすぐに確認できます。

インターネット上のプレスリリースやニュースサイトから企業ニュースを自動で取得する機能があり、メールで通知させることも可能です。

反社との関わりを検知する反社チェックオプションやクラウドサイン上で締結された情報を確認できる契約管理オプションなど、さまざまなアプリとも連携できます。

Sansanの詳細はこちら

3. UPWARD

出典元:UPWARD

ツール名 UPWARD
特徴 ・顧客接点を最適化して営業組織を強化
・活動データの見える化に貢献
・滞在先と活動時間を自動検知
料金 ・初期費用10万円(税抜)
【STARTER】月額3,800円/1ユーザー
【STANDARD】月額7,800円/1ユーザー
【ENTERPRISE】月額12,800円/1ユーザー

「UPWARD」は、GPS機能を活用して営業組織のDX化をサポートするモバイルアプリです。位置情報と顧客情報を連携し、顧客接点を最適化することでお客様と向き合う時間を最大化します。

営業先で現場付近の顧客を自動レコメンドしてくれる機能があるため、空いた時間を無駄なく活用できます。さらに「優先してアプローチすべき顧客」が地図上に可視化されるため、スムーズな営業活動の実現にも効果的です。

ほかにも、ワンタップで活動報告を作成できたり活動情報がアプリに自動記録されたりと、営業現場における入力の手間削減にも役立ちます。

UPWARDの詳細はこちら

4. i-CRM

出典元:アイテックス

ツール名 i-CRM
特徴 ・多彩な機能で中小企業のビジネスを支援
・メールの一斉配信や予約配信機能により継続的な情報発信が可能
・営業報告や商談内容を顧客情報と紐づけることで、顧客へのアプローチを多様化
料金 【エントリー】月額29,000円
【スタンダード】月額48,000円
【プレミアム】月額48,000円+見積もり

「i-CRM」は、営業支援ツールやマーケティング自動化ツールを備えたオールインワン顧客管理システムです。主に中小企業に必要な機能がまとめられています。

顧客情報はスマートフォンからも登録でき、CSVデータでの一括インポートや専用アプリでの名刺スキャンも可能です。

「事務所移転」や「社名変更」など、顧客の状況が変化した際は自動的にメール通知が届くため、適切なアクションを実施しやすくなります。

営業担当が報告をおこなうと自動的に商談情報が更新されるだけではなく、商談確度を自動算出する機能もついています。

i-CRMの詳細はこちら

5. FastHelp5

ツール名 FastHelp5
特徴 ・コンタクトセンターに必要な機能を標準搭載
・見やすく操作しやすい画面デザイン
・規模や利用シーンにあわせた柔軟なカスタマイズ開発に対応
料金 価格、導入は要相談

「FastHelp5」は、コンタクトセンター(コールセンター)向けの顧客管理システムです。コンタクトセンターに寄せられる、さまざまな問い合わせ内容や顧客情報を一元管理します。

メールや電話からの問い合わせだけではなく、LINEや各種SNSなどあらゆるチャネルでの対応が可能です。

電話対応と同時に知りたい情報をすぐ検索できるため、スピーディーなお客様対応を実現します。

また「FAQ/テンプレート」や「回答支援」など、コンタクトセンターに必要な機能が満載です。FastHelp5は、すべての業種・規模のカスタマーサービスで利用できます。

FastHelp5の詳細はこちら

6. b-dash

引用元:b-dash

ツール名 b-dash
特徴 ・マーケティングに役立つ機能が豊富
・コーディング不要で顧客データの加工や分析が可能
・UIを意識した見やすく扱いやすいデザイン
料金 価格、導入は要相談

「b-dash」は、顧客情報を含むデータ活用に必要な機能を詰め込んだオールインワン型のツールです。

データを使える状態にする加工や統合工程には、通常プログラミング言語による処理が必要です。しかしb-dashなら「データパレット」機能によって、コードを書くことなく操作できるため、社内外のエンジニアにコーディングを依頼する必要がありません。

他ツールとの連携性にも優れているため、カートシステムやMAツールとあわせて活用できます。

b-dashの詳細はこちら

7. カスタマーリングス

ツール名 カスタマーリングス
特徴 ・顧客データの統合・分析・活用に長けている
・質の高い顧客体験(CX)を提供する施策をサポート
・業種にあったカスタマイズが可能
料金 ・初期費用・設定支援費用あり
・月額料金
※要問い合わせ

「カスタマーリングス」は顧客データを用途別に分析し、営業活動に活用できるツールです。分析結果から各ターゲット層に分けて、アプローチ手法を決めるなどのマーケティング活動を支援します。

「顧客実感型マーケティングプラットフォーム」と称するとおり、カスタマーリングスは業種にあったマーケティングオートメーションとしても幅広い機能を活用できます。たとえば特定層向けにSNSやメール、アプリで通知を送ることも可能です。

またECサイト運営企業の場合、商品の在庫情報とシステム連携し、一定の数まで在庫が減った時点で自動通知させることもできます。

カスタマーリングスの詳細はこちら

8. Camcard Business

引用元:Camcard Business

ツール名 Camcard Business
特徴 ・紙の名刺をクラウド保存して顧客情報管理を効率化
・共有機能で社内に顧客情報を共有可能
・スマホアプリでも名刺を確認可能
料金 ※IDごとに加算
【スタンダード】月額1,700円
【プロフェッショナル】月額2,500円
※10日間の無料トライアルあり

「Camcard Business」は、クラウド上で名刺の顧客情報を管理できるツールです。まだ取引がなく社内共有していない層の名刺や社員が個人的に保有している名刺も、顧客データとしてまとめて管理することができます。

出先で急きょ顧客情報を調べる必要がある場合でも、スマホアプリで簡単に引き出せてとても便利です。17か国の言語に対応しているため、海外の顧客データもスムーズに登録できます。

オンライン上で名刺交換ができるので、もらった名刺を紛失しやすい人にもおすすめです。

Camcard Businessの詳細はこちら

【無料から利用可】クラウド型(CRM)顧客管理システムのおすすめ8選

クラウド型の顧客管理システムを紹介しましたが、「まずは費用をかけずに試したい」という方もいるのではないでしょうか?そこで、無料でも使えるクラウド型顧客管理(CRM)システムを8つ紹介します。

  1. Mazrica Sales(旧Senses)
  2. Hub spot CRM
  3. フリーウェイ顧客管理
  4. Zoho CRM
  5. FlexCRM
  6. GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)
  7. Ambassador Relations Tool
  8. Fullfree

「先に各システムの概要だけでも把握したい方」のために、8つのシステムの特徴を以下の表にまとめました。

(ツール名をクリックすると、詳細説明までスクロールします)

ツール名 特徴
1.Mazrica Sales(旧Senses) ・現場の営業活動に役立つ機能を搭載
・直感的に使いやすい操作性
・【Starter】月額27,500円〜/追加ユーザー月額5,500円(Starterプランの例)
2.Hub spot CRM ・ユーザー数無制限で使える顧客管理システム
・コミュニケーション履歴を記録
・無料
3.フリーウェイ顧客管理 ・1,000データまで完全無料
・簡単に使えるシンプルな管理画面
・無料~月額2,980円
4.Zoho CRM ・営業支援システムの機能も搭載
・AI機能「Zia」による予測分析機能
・月額14USドル/1ユーザー(スタンダードプラン)
5.FlexCRM ・CRM(顧客関係管理)の要素を6つ取り揃えたクラウドサービス
・自社にあう顧客データベースを簡単に構築可能
・月額1,200円/1ユーザー(スタンダードプランの例)
6.GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう) ・定着率99%のシンプルな管理画面
・直感的に使いやすい操作性
・月額29,800円/追加ユーザー2,980円(スタンダードプランの例)
7.Ambassador Relations Tool ・無料から使える多機能CRMツール
・メールマーケティング機能が豊富
・無料~
8.Fullfree ・Windows向けの顧客管理ツール
・クラウドモードでも使用可能
・無料

1. Mazrica Sales(旧Senses)

出典元:Mazrica Sales

ツール名 Mazrica Sales(旧Senses)
特徴 ・現場主導の営業成果の最大化をサポート
・案件ボードを使ったわかりやすい顧客管理
・メールやコミュニケーションツールとの外部連携も可能
料金 【Starter】月額27,500円〜/追加ユーザー月額5,500円
【Growth】月額11万円〜/追加ユーザー月額11,000円
【Enterprise】月額33万円〜/追加ユーザー月額16,500円

「Mazrica Sales」は、現場の営業活動に役立つ機能を搭載した営業支援ツールです。

「案件ボード」で顧客情報を管理でき、アクションの状況に応じてボードの色が変わるため顧客ごとの進捗状況が一目でわかります。

次のアクションをレコメンドする機能もあり、営業支援ツールを現場で定着させるのに効果的なツールです。無料トライアル期間中にすべての機能を試せるので、気になる方は試してみてください。

Mazrica Salesの詳細はこちら

2. HubSpot CRM

引用元:HubSpot CRM

ツール名 HubSpot CRM
特徴 ・ユーザー数無制限で使える顧客管理システム
・コミュニケーション履歴を記録
・チームで共有してプロジェクトの進行を効率化
料金 無料

「HubSpot CRM」は、顧客管理や営業支援に役立つ総合ツールです。世界120か国以上の企業で導入実績があります。HubSpot自体が多機能ですが、HubSpot CRMは永久無料で手軽に使えるメリットがあります。

顧客とのコミュニケーション履歴を一元管理し、必要なときに欲しい情報を素早く引き出して活用できるのが特徴です。有料版の「Marketing Hub」に比べると機能のカスタマイズ性には欠けますが、ユーザー数は無制限で最大100万件までの顧客情報を登録できます。

HubSpot CRMの詳細はこちら

3. フリーウェイ顧客管理

ツール名 フリーウェイ顧客管理
特徴 ・1,000データまで完全無料
・顧客情報は項目を自由に設定可能
・無料版と有料版のみのシンプルな利用プラン
料金 無料~月額2,980円(税抜)

「フリーウェイ顧客管理」は、3ユーザーで1,000データまで完全無料のクラウド型顧客管理システムです。

操作しやすいシンプルな管理画面で、簡易的な台帳の場合は10分程度で作れます。ExcelやGoogleスプレッドシートを活用し、作成したデータベースを素早く共有することも可能です。

ただし、スマホやタブレットでは利用できず、スマホアプリもありません。フリーウェイ顧客管理の無料版は、利用期間が無制限です。

フリーウェイ顧客管理の詳細はこちら

4. Zoho CRM

ツール名 Zoho CRM
特徴 ・顧客管理に必要な機能を豊富に搭載
・画面レイアウトは簡単にカスタマイズ可能
・営業活動をサポートする自動化機能
料金 ※年間契約の場合
【スタンダード】月額14USドル/1ユーザー
【プロフェッショナル】月額23USドル/1ユーザー
【エンタープライズ】月額40USドル/1ユーザー
【アルティメット】月額52USドル/1ユーザー

Zoho CRMは、営業支援システムとしての機能も搭載されたクラウド型顧客管理ツールです。報告書作成やフォローメール送信などの自動化により、営業活動をサポートします。

電話やソーシャルメディアなど複数チャネルでのコミュニケーションを一元管理し、外出先からもデータにアクセスすることが可能です。

AI機能「Zia」による予測分析機能が活用できる点も特徴の1つ。Zoho CRMは、15日間であれば無料で有償プランを試せます。

Zoho CRMの詳細はこちら

5. FlexCRM

出典元:FlexCRM

ツール名 FlexCRM
特徴 ・顧客データベースに、業務プロセスや売上管理などさまざまな情報を紐付け可能
・業種、業態ごとのテンプレートを用意
・顧客ごとの問い合わせ、クレーム内容を管理
料金 【スタンダード】月額1,200円/1ユーザー
【プレミアム】月額2,000円/1ユーザー
【エンタープライズ】別途見積もり

FlexCRMは、以下6つの要素を取りそろえた顧客管理システムです。

  1. 顧客管理
  2. 営業支援
  3. お客様サポート
  4. マーケティング
  5. 業務プロセス管理
  6. ワークフロー

業種や業態ごとのテンプレートが用意されているため、自社にあう顧客データベースを簡単に作れます。

スマホ、タブレットなどマルチデバイスであらゆる機能を操作でき、すでに使っているサービスやシステムと連携できる拡張性も備えています。

スタンダードプラン、プレミアムプランは、90日間の無料トライアルを利用することが可能です。

FlexCRMの詳細はこちら

6. GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)

引用元:GENIEE SFA/CRM

ツール名 GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)
特徴 ・本来業務に集中するためのシンプルで親しみやすい操作性
・顧客管理に必要な資料を簡単に作成可能
・役職、立場に応じて必要な情報をリアルタイムで把握
料金 【スタンダード】月額29,800円/追加ユーザー2,980円
【プロ】月額49,800円/追加ユーザー4,980円
【エンタープライズ】月額98,000円/追加ユーザー9,800円

GENIEE SFA/CRMは、定着率99%を誇る営業管理ツールです。

「使いやすい」「作りやすい」「入力しやすい」が特徴で、グラフが最短4クリックで作れたりスマホの音声入力で簡単に報告書の作成ができたりと、操作性に優れています。

GoogleマップやMicrosoft365カレンダーなど、外部ツールとも連携可能です。GENIEE SFA/CRMは、15日間の無料トライアルがあります。

GENIEE SFA/CRMの詳細はこちら

7. Ambassador Relations Tool

ツール名 Ambassador Relations Tool
特徴 ・無料から使える多機能CRMツール
・メールマーケティング機能が豊富
・業種ニーズに合わせたカスタマイズが可能
料金 【フリープラン】無料
【クラウドプラン】月額29,480円
【クラウドBプラン】月額110,000円

「Ambassador Relations Tool」は、顧客管理(CRM)もマーケティング活動も両方に役立つ機能を広く利用できるツールです。

CRM機能では顧客の基本情報を保管するだけでなく、商談などの履歴も管理できます。データ項目を自由にカスタマイズできるので、各業種で求められる情報をまとめやすくなっています。

また、シナリオ設定機能を使ってステップメールを簡単に送信可能。自社サイトではポップアップ機能でアンケートを埋め込んだり、セール情報などのキャンペーンに誘導したりすることもできます。

顧客数1万人以下なら無料で使えるため気軽に試せますよ。

Ambassador Relations Toolの詳細はこちら

8. Fullfree

引用元:Fullfree

ツール名 Fullfree
特徴 ・Windows向けの顧客管理ツール
・クラウドモードでも使用可能
・Excelの関数と互換性あり
料金 無料

「Fullfree」は、自社にあった顧客管理システムを無料で作成できるパソコン向けのデータベースソフトです。

Windows7以降のバージョンに対応しており、データ共有機能でクラウドモードになる仕組みのため、多拠点のパソコンで使用できます。

Fullfreeでは表の形式や入力項目、計算方法など全て自由にカスタマイズが可能です。またツールの計算式はExcelに対応しているので、普段Excelで関数を使ったりデータ管理したりしている場合は特に馴染みやすいでしょう。

Fullfreeの詳細はこちら

ここまで、有料版と無料から使える顧客管理システムを一挙に16ツール紹介しました。

それぞれに機能に特徴があり、料金もさまざまであることがわかりました。一方で「ツールはクラウド型である必要はある?」と思った方もいるのではないでしょうか?

そこで次に、クラウド型顧客管理システムのメリットを紹介します。

クラウド型顧客管理(CRM)システムのメリット5つ

クラウド型顧客管理(CRM)システムのメリットは、以下の5つです。

  1. サーバーを構築しなくて済むため費用を抑えて運用できる
  2. サーバーにアクセスするだけなので素早く導入しやすい
  3. 自動アップデート機能があるため最新版を利用できる
  4. バックアップ機能があるためデータを失いづらい
  5. 離れた場所からでも複数デバイスで利用できる

特にオンプレミスだとアップデートのたびに動作検証が必要となるため、自動アップデート機能はクラウド型ならではの魅力です。

それでは、各メリットの詳細を見ていきましょう。

【メリット1】サーバーを構築しなくて済むため費用を抑えて運用できる

今まで顧客情報を紙のリストやExcelで管理していた方にとっては、新たなシステムを導入するにあたって「費用面」が気になるのではないでしょうか。

顧客管理システムには、「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類が存在します。このうち「オンプレミス型」は自社にサーバーを設置することもあり、初期費用が大きな負担になりがちです。

一方で、「クラウド型」であれば導入に際して自社でサーバーを構築する必要はありません。導入後も基本的には月額料金のみで済むため、費用を抑えた運用が可能です。

【メリット2】サーバーにアクセスするだけなので素早く導入しやすい

システムを導入しやすい点も、クラウド型顧客管理システムの魅力です。

クラウド型顧客管理システムは、インターネット上のサーバーにアクセスするだけで簡単にシステムを導入できます。

なかには、導入前後のサポート費用が無料のサービスも存在します。導入や運用に不安がある方でも、相談しやすいサポート体制があれば心強いでしょう。

クラウド型顧客管理システムは、顧客管理ツールをスムーズに導入したい方におすすめです。

【メリット3】自動アップデート機能があるため最新版を利用できる

クラウド型のシステムは、自動アップデート機能で常に最新のソフトウェア・OSのバージョンを利用できるメリットがあります。

一方で、オンプレミス型の場合はこうはいきません。なぜなら最新版にアップデートした後、システムが正しく動く保証が無いからです。

オンプレミス型の場合は検証環境でアップデート後の動作を確認し、問題ないことを確認した上で本番環境(実務で使っている環境)のアップデートを行います。このとき、検証にかかるコスト(エンジニアの稼働など)が運用費としてかかります。

アップデートの対応を考えずにシステムを利用できる点は、クラウド型のシステムの魅力と言えるでしょう。

【メリット4】バックアップ機能があるためデータを失いづらい

紙のリストやPC内のExcelで顧客情報を管理している場合、資料を紛失したりPCが壊れたりすることで顧客データを失う可能性があります。

あらゆる情報が詰まった大切な顧客データを失うことは、お客様を相手にする企業にとって避けたいものです。

その点クラウド型顧客管理システムであれば、インターネットのサーバー上でデータを管理しているため、もしPCが壊れたとしてもデータを失う可能性が少なくなります。

また、サービス提供会社が頻繁にバックアップをおこなうことから、自社で定期的にバックアップを取る必要もありません。

クラウド型顧客管理システムは、「サービス提供会社がデータを失いづらい環境を用意してくれている」と言えます。

【メリット5】離れた場所からでも複数デバイスで利用できる

クラウド型顧客管理システムは、顧客情報をインターネットのサーバー上で一元管理しています。そのため、インターネットにアクセスできる環境があれば離れた場所でも利用することが可能です。

業種によっては、外出先で顧客データの確認が必要になるケースも少なくありません。

そのようなときも、クラウド型顧客管理システムの場合はスマホやタブレットなど複数デバイスでアクセスできます。

クラウド型顧客管理(CRM)システムのデメリット2つ

クラウド型顧客管理システムには、以下のとおりデメリットも存在します。

  1. ランニングコストが発生する
  2. オンプレミス型と比べて独自性に乏しい

導入後に後悔することがないよう、事前にデメリットを把握しておくことが重要です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

【デメリット1】ランニングコストが発生する

クラウド型顧客管理システムは初期費用を抑えた導入ができる反面、ランニングコストが発生します。サービスを継続して利用する以上、月額料金を支払うのは仕方のないことと言えるでしょう。

ただし、サービスを導入することで業務効率化や顧客満足度の向上などを期待できるため、結果として利益増加につながるケースは多いです。

もしランニングコストを上回るメリットが得られそうであれば、クラウド型顧客管理システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

【デメリット2】オンプレミス型と比べて独自性に乏しい

オンプレミス型の顧客管理システムは自社でサーバーやネットワークを構築できる分、カスタマイズ性に優れています。

一方で、クラウド型は使いやすいように標準化されたサービスです。そのため、運用をあわせる形でシステムを導入する流れとなり、オンプレミス型と比較すると独自性の観点で劣ってしまいます。

とはいえ、運用に完璧に合わせたシステムを、高額な初期費用・運用費用を払ってまで構築すべきかは考えたいところです。カスタマイズにはお金も時間もかかるため、その点を考慮しつつどちらにすべきか検討するとよいでしょう。

クラウド型顧客管理システムを導入する際は、今回お伝えしたメリット・デメリットを踏まえたうえで、自社に必要かどうかを多角的な視点から判断することが重要です。

ただし実際にツール選びをする際には、さまざまな質問が出てくるものです。そこで次に、顧客管理システムでよく聞かれる疑問について見てみましょう。

クラウド型(CRM)顧客管理システムに関してよくある質問7つと回答

クラウド型の顧客管理システムの導入を考えている方向けに、よくある質問と回答を紹介します。

  • 【質問1】無料でも使える顧客管理システムは有料版と何が違う?
  • 【質問2】クラウド型の顧客管理システムの費用相場は?
  • 【質問3】顧客管理システムはExcelやGoogleスプレッドシートなどで自作できないもの?
  • 【質問4】営業支援(SFA)システムやマーケティングオートメーション(MA)ツールとの違いは?
  • 【質問5】クラウド型の顧客管理システムのセキュリティは大丈夫?
  • 【質問6】システム導入後、必要に応じて機能を増やせる?
  • 【質問7】クラウド型の顧客管理システムのアップデートやサポート体制は?

ぜひ参考にしてください。

【質問1】無料でも使える顧客管理システムは有料版と何が違う?

クラウド型顧客管理システムには、無料版と有料版があります。サービス事業者によりますが、主に以下の点で違いがあります。

  • 使える機能
  • 連携・カスタマイズ性
  • サポート体制

無料版でも優秀なツールはありますが、有料版のツールはUI(User Interface:顧客との接点、操作画面や操作方法のこと)に優れ、使いやすい傾向です。

データの統合・加工や他ツールとの連携機能を見ても、無料版よりも有料版の方が柔軟性があり、自社ニーズにあわせて機能を拡張しやすい傾向があります。無料版は有料版に比べると、サポートも対応範囲が限定的です。

しかしコスパがよいツールもあるため「クラウド型顧客管理システムの導入を検討しているけれど、費用をかけたくない」という方は無料版を試してみる価値もあるでしょう。

【質問2】クラウド型の顧客管理(CRM)システムの費用相場は?

クラウド型で自社にサーバーやネットワークなどを構築する必要がないため、数百万円などの高価格のシステムはほとんどありません。

とはいえ、1ユーザーあたり月額1,000円台から利用できるものや1拠点あたり月額20,000円台で利用できるものなど、費用はさまざまです。

そのため気になった製品があれば営業資料を取り寄せたり、見積りを依頼したりして確認することをおすすめします。

【質問3】顧客管理(CRM)システムは「Excel」や「Googleスプレッドシート」などで自作できないもの?

顧客管理システムは、ExcelやGoogleスプレッドシートなどで自作もできます。

しかし元々顧客管理用に作られたツールではないため「顧客管理情報を登録しやすく、かつ運用しやすいテンプレート」を最初に作らなければなりません。

またレイアウトの調整や関数の活用だけでは機能を構築するのに限界があるでしょう。最終的にマクロなどのプログラムを自作しないと、効率化が図れないケースもあります。

  • 顧客管理のテンプレートを作るための準備
  • 更新にかかる手間や時間
  • 機能拡張時のハードル

を考えると「顧客管理システムを導入した方がコストパフォーマンスが良かった」という結果を招く可能性もゼロではありません。

顧客管理システムの営業資料などを取り寄せたり、デモの依頼をしたりして比較検討したうえで、Excel・Googleスプレッドシートなどでも対応可能か検討するとよいでしょう。

【質問4】営業支援(SFA)システムやマーケティングオートメーション(MA)ツールとの違いは?

顧客管理(CRM)システムと営業支援(SFA)システム、マーケティングオートメーション(MA)ツールは、以下のとおり役割が異なります。

  • 顧客管理(CRM)システム:顧客との関係性構築や強化
  • 営業支援(SFA)システム:営業活動の効率化や現状把握
  • マーケティングオートメーション(MA)ツール:マーケティング活動を自動化

顧客との関係性構築に重きを置く「顧客管理(CRM)システム」の目的は、プロモーションからカスタマーサポートまで長期にわたる顧客管理です。

一方で、商談の進捗状況や成約見込みなどが把握できる「営業支援(SFA)システム」は、商談から受注までのフェーズをそれぞれ効率化します。

またマーケティングオートメーションツールは、新規顧客を誘導する一連の施策を含めて、マーケティング活動の全般的なサポートが目的です。

このようにそれぞれ役割こそ違いますが、いずれも顧客へのアプローチを最適化するのに役立ちます。

営業支援システム(SFA)に関しては下記の記事でも詳しく解説していますので、より詳しく知りたい方はご参照ください。

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SFAとCRM(顧客管理)の違いとは?メリットや選び方もまとめて解説! 営業で成果を出すために、SFAの導入を考えたことがある方もいるのではないでしょうか。 SFAは営業活動をサポートするシステムですが、 「SFAとCRMとの違いがわからない...

【質問5】クラウド型の顧客管理システムのセキュリティは大丈夫?

はい。クラウド型ツールのデータ送受信は暗号化され、サーバーへのアクセスも制限できるように設計されていることが多いからです。しかしツールを選ぶ際には、確認をしてから導入することをおすすめします。

製品の安全性と信頼性を担保するため、セキュリティ対策に力を入れているサービス事業者が多いです。クラウド型ツールは、サーバーを置くインターネットに回線を依存しなければならず、セキュリティ対策が最優先事項と言っても過言ではありません。

ちなみにカイクラでは、金融機関が使用する大手ベンダーが提供するクラウドサーバーでデータを保管しているので、高いセキュリティを維持しています。

【質問6】システム導入後、必要に応じて機能を増やせる?

クラウド型のシステムは、導入後に機能を拡張できる場合が多いです。

しかしどのような機能を追加するかにもよるため、まずはサービス事業者に確認しましょう。拡張可能な機能もあればできない機能もあるためです。

有料版の顧客管理システムは、無料版に比べて機能の拡張性に優れたサービスが多い傾向があります。

ただし、機能を追加するごとにオプション料金が発生することもあります。将来的に機能拡張を検討する可能性がある方は、ツールの導入前に費用に関しても尋ねておくと安心です。

【質問7】クラウド型の顧客管理システムのアップデートやサポート体制は?

顧客管理システムに限らずですが、クラウド型のツールは利用者側でメンテナンスをする必要がありません。

定期的なシステムアップデートや修正は、サービス事業者側で行っているからです。

ただしツール使用時に問題が起きたときや、操作しながら改善して欲しい点が出てきたときは、カスタマーサポートに問い合わせるようにしましょう。

クラウド型ツールのサポート体制も、やはり各サービスによって異なります。導入から運用まで手厚くサポートする場合もあれば、運用後のサポートはオプションになることもあります。

まとめ:クラウド型の顧客管理システムを導入して効率よく運用しよう

クラウド型の顧客管理システムは、時間や場所を問わずに利用できる便利なツールです。厳選した全16ツールは以下の通りです。

▼有料版クラウド型顧客管理(CRM)システム8選

  1. カイクラ
  2. Sansan
  3. UPWARD
  4. i-CRM
  5. FastHelp5
  6. b-dash
  7. カスタマーリングス
  8. Camcard Business

▼無料で使えるクラウド型顧客管理(CRM)システム8選

  1. Mazrica Sales(旧Senses)
  2. Hub spot CRM
  3. フリーウェイ顧客管理
  4. Zoho CRM
  5. FlexCRM
  6. GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)
  7. Ambassador Relations Tool
  8. Fullfree

ツールの導入を検討している方は、各ベンダーの公式サイトから資料請求してみてください。機能性や費用感の詳細や、導入事例なども参考に役立てましょう。

クラウド型のツール導入を検討されている方は、顧客情報やコミュニケーションが一元管理できる「カイクラ」がおすすめです。スマホやタブレットからも顧客情報や通話録音が確認できるので、外出先でも急を要すクレームなどに対応できます。

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この記事を書いた人

西山雄貴のアバター 西山雄貴 営業・業務改善コンサル

大手住宅設備メーカー、たばこメーカーにて、新規開拓、提案営業、
ルート営業の経験を経験。
売上拡大のために既存顧客のフォローアップと業務効率化が重要で
あることを体感して、株式会社シンカに入社。
業界問わず多数の企業様をご支援する中で「共通の課題と解決事例」を
熟知して、電話業務改善のコンサルティングに取り組んでいる。

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